0001ムヒタ ★2023/04/15(土) 06:13:33.43ID:8koy8LgW
【シリコンバレー=渡辺直樹】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は14日、米起業家のイーロン・マスク氏が、対話型の人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」を開発した米新興オープンAIに対抗し、新たなAIスタートアップの立ち上げを計画していると報じた。
FTによると、マスク氏はAIの研究者とエンジニアのチームを編成し、米スペースXや米テスラの投資家と資金投入について話し合っている。米グーグル傘下の英ディープマインドにいた研究者のイゴール・バブシュキン氏らを迎えるという。
高度な生成AIの開発には大量のデータを使った訓練が必要になる。マスク氏はAIプロジェクトの開始をにらみ、約1万個のGPU(画像処理半導体)を購入したと報じられており、11日には公開インタビューで「ツイッターもテスラも(半導体を)買っている」とこうした動きを認めていた。
マスク氏はこれまで、チャットGPTを動かす最新の技術基盤「GPT-4」を懸念し、開発作業を少なくとも6カ月中断するよう求める非営利団体の署名運動に賛同していた。
マスク氏はもともと、2015年に非営利団体として始まったオープンAIの設立に関与していたが、確執からオープンAIを去ったとみられている。今回の計画が進めば、署名運動の理念とは逆に、自らAIの開発競争に加わることになる。
対話や画像生成に使う高度なAIの開発をめぐっては、米マイクロソフトがオープンAIに巨額投資して口火を切り、グーグルやメタ、アマゾン・ドット・コムといった米巨大テック企業も参入した。英スタビリティーAIや米アンソロピックといったスタートアップ企業も脚光を浴びている。
2023年4月15日 5:45
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN14DSV0U3A410C2000000/
FTによると、マスク氏はAIの研究者とエンジニアのチームを編成し、米スペースXや米テスラの投資家と資金投入について話し合っている。米グーグル傘下の英ディープマインドにいた研究者のイゴール・バブシュキン氏らを迎えるという。
高度な生成AIの開発には大量のデータを使った訓練が必要になる。マスク氏はAIプロジェクトの開始をにらみ、約1万個のGPU(画像処理半導体)を購入したと報じられており、11日には公開インタビューで「ツイッターもテスラも(半導体を)買っている」とこうした動きを認めていた。
マスク氏はこれまで、チャットGPTを動かす最新の技術基盤「GPT-4」を懸念し、開発作業を少なくとも6カ月中断するよう求める非営利団体の署名運動に賛同していた。
マスク氏はもともと、2015年に非営利団体として始まったオープンAIの設立に関与していたが、確執からオープンAIを去ったとみられている。今回の計画が進めば、署名運動の理念とは逆に、自らAIの開発競争に加わることになる。
対話や画像生成に使う高度なAIの開発をめぐっては、米マイクロソフトがオープンAIに巨額投資して口火を切り、グーグルやメタ、アマゾン・ドット・コムといった米巨大テック企業も参入した。英スタビリティーAIや米アンソロピックといったスタートアップ企業も脚光を浴びている。
2023年4月15日 5:45
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN14DSV0U3A410C2000000/