0001ノチラ ★2018/04/29(日) 23:12:17.09ID:CAP_USER
ビックカメラが、2017年4月7日に、名古屋市名駅のJRゲートタワー内に「ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店」をオープンしてから、ちょうど1年を経過した。
じつは、同店は、東海地区におけるMacの販売において、リーダー的存在となっているほか、ビックカメラを中心に展開しているMacアップグレードプログラムの利用率においては、国内最高の水準を維持し続けているMac有力店でもあるのだ。
ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店を訪れ、同店の滝田昌克店長に、Mac販売への取り組みについて聞いた。
女性層を取り込む新たな仕掛けで成果
JRゲートタワーは、名古屋駅に直結した高さ約220mを誇る、新たなランドマークだ。ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店は、そのJRゲートタワーの9階および10階の2フロアを使用。約11,000平方mの売り場面積を誇る。
ビックカメラでは、JR名古屋駅を挟んだ太閤通口側に、ビックカメラ名古屋駅西店を、2003年にオープンしており、名古屋JRゲートタワー店の開店によって、名古屋駅前で2店舗体制を敷くことになった。
だが、この2つの店舗では、かなり客層が異なる。
もともと名古屋駅西店は、ビックカメラが主力とする家電を中心とした店舗構成としており、家電などを購入するのに最適化した店づくりとしている。地上1階から地上5階までをビックカメラの店舗とし、家電やPC、携帯電話などを前面に打ち出した展示とし、店内には、Apple製品修理サービスコーナーも設置している。
一方で、名古屋JRゲートタワー店は、地上46階、地下6階の超高層複合ビルのなかにあり、商業施設やレストラン、オフィス、ホテル、バスターミナル、駐車場などが入る。
ビックカメラが入る9階、10階のフロアの上のフロアとなる11階にはユニクロとジーユー、12、13階はレストラン街。さらに、8階から下は、ゲートタワーモールとして、レディスファッションをはじめとするさまざまな店舗が出店。各フロアとも、JR名古屋タカシマヤと連絡通路でつながる構造となっており、女性層やカップル、家族連れなどが数多く訪れているのが特徴だ。
ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店でも、こうした来客層をターゲットとした店づくりに挑み、これまでの家電量販店にはない売り場づくりへと、発想を大きく変えている点が見逃せない。
たとえば、ビックカメラの事実上の入口となる9階フロアには、生活家電売り場以外に、化粧品やドラッグ、お酒、玩具、スポーツ用品の売り場を設置。家電を買うために訪れるのではなく、生活用品を購入する売り場づくりを通じて、もっと気軽に来店してもらう店舗を目指しているのだ。
ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店の滝田昌克店長は、「女性の来店客にとっては、家電を購入するために家電量販店を訪れるというのはハードルが高く、年に1度、来店すればいい店舗でしかない。
しかし、化粧品やドラッグなど、日常的に使用する商品を、購入しやすい場所に展示することで、ビックカメラのことを、より身近で、親しみやすい店舗だと感じてもらえるようになる。家電を購入するという理由がないと来店しない店舗から、もっと気軽に来店してもらえる店舗づくりを目指した」とする。
スポーツ用品に関しても女性向けの商品を数多く展示することで、女性層の集客を高めているほか、通路も幅広く取っており、ベビーカーを押しても邪魔にならずにゆったりとした買い物ができるような工夫が凝らされている。
また、男性客にとっても、お酒が気軽に購入できること、あるいはゴルフ用品の品揃えを強化し、多くの品揃えから選べることは、来店の動機を増やす要因になっている。同ビルの上層階には、オフィスフロアがあり、ビジネスマンも主要なターゲット。男性層の来店のハードルを低くすることにもつながっていると言えよう。
じつは、女性層などを意識した売り場づくりは、2016年9月にオープンした広島駅前店で、すでに成果を収めている。その成功ノウハウを、名古屋JRゲートタワー店にも展開しているとも言える。実際、名古屋JRゲートタワー店には女性客や家族連れが多く来店しており、広島駅前店同様の成果を生んでいるとも言える。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/1116406.html
じつは、同店は、東海地区におけるMacの販売において、リーダー的存在となっているほか、ビックカメラを中心に展開しているMacアップグレードプログラムの利用率においては、国内最高の水準を維持し続けているMac有力店でもあるのだ。
ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店を訪れ、同店の滝田昌克店長に、Mac販売への取り組みについて聞いた。
女性層を取り込む新たな仕掛けで成果
JRゲートタワーは、名古屋駅に直結した高さ約220mを誇る、新たなランドマークだ。ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店は、そのJRゲートタワーの9階および10階の2フロアを使用。約11,000平方mの売り場面積を誇る。
ビックカメラでは、JR名古屋駅を挟んだ太閤通口側に、ビックカメラ名古屋駅西店を、2003年にオープンしており、名古屋JRゲートタワー店の開店によって、名古屋駅前で2店舗体制を敷くことになった。
だが、この2つの店舗では、かなり客層が異なる。
もともと名古屋駅西店は、ビックカメラが主力とする家電を中心とした店舗構成としており、家電などを購入するのに最適化した店づくりとしている。地上1階から地上5階までをビックカメラの店舗とし、家電やPC、携帯電話などを前面に打ち出した展示とし、店内には、Apple製品修理サービスコーナーも設置している。
一方で、名古屋JRゲートタワー店は、地上46階、地下6階の超高層複合ビルのなかにあり、商業施設やレストラン、オフィス、ホテル、バスターミナル、駐車場などが入る。
ビックカメラが入る9階、10階のフロアの上のフロアとなる11階にはユニクロとジーユー、12、13階はレストラン街。さらに、8階から下は、ゲートタワーモールとして、レディスファッションをはじめとするさまざまな店舗が出店。各フロアとも、JR名古屋タカシマヤと連絡通路でつながる構造となっており、女性層やカップル、家族連れなどが数多く訪れているのが特徴だ。
ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店でも、こうした来客層をターゲットとした店づくりに挑み、これまでの家電量販店にはない売り場づくりへと、発想を大きく変えている点が見逃せない。
たとえば、ビックカメラの事実上の入口となる9階フロアには、生活家電売り場以外に、化粧品やドラッグ、お酒、玩具、スポーツ用品の売り場を設置。家電を買うために訪れるのではなく、生活用品を購入する売り場づくりを通じて、もっと気軽に来店してもらう店舗を目指しているのだ。
ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店の滝田昌克店長は、「女性の来店客にとっては、家電を購入するために家電量販店を訪れるというのはハードルが高く、年に1度、来店すればいい店舗でしかない。
しかし、化粧品やドラッグなど、日常的に使用する商品を、購入しやすい場所に展示することで、ビックカメラのことを、より身近で、親しみやすい店舗だと感じてもらえるようになる。家電を購入するという理由がないと来店しない店舗から、もっと気軽に来店してもらえる店舗づくりを目指した」とする。
スポーツ用品に関しても女性向けの商品を数多く展示することで、女性層の集客を高めているほか、通路も幅広く取っており、ベビーカーを押しても邪魔にならずにゆったりとした買い物ができるような工夫が凝らされている。
また、男性客にとっても、お酒が気軽に購入できること、あるいはゴルフ用品の品揃えを強化し、多くの品揃えから選べることは、来店の動機を増やす要因になっている。同ビルの上層階には、オフィスフロアがあり、ビジネスマンも主要なターゲット。男性層の来店のハードルを低くすることにもつながっていると言えよう。
じつは、女性層などを意識した売り場づくりは、2016年9月にオープンした広島駅前店で、すでに成果を収めている。その成功ノウハウを、名古屋JRゲートタワー店にも展開しているとも言える。実際、名古屋JRゲートタワー店には女性客や家族連れが多く来店しており、広島駅前店同様の成果を生んでいるとも言える。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/1116406.html