本日の詳細

<11:01> 日経平均は軟調、値がさ株下落が重し 内需株は底堅さも

日経平均は軟調な展開が続いている。前営業日比約630円安の2万7900円台後
半で推移している。一時、節目の2万8000円を上回ったが、下げ幅を縮める動きは限
定的となっている。
昨日の米株市場では、これまで株価の上昇をけん引してきたアップルなどが
急落し、「日本株市場でも値がさのハイテク株売りにつながっているようだ」(国内金融
機関)という。

一方、旅行関連株など内需株はしっかり。個別では、エイチ・アイ・エスが
4%高、エアトリが3%高となっている。市場では「コロナ規制が緩和されるこ
とで恩恵を受ける銘柄は、底堅い展開が続くのではないか」(国内運用会社)との指摘が
出ていた。



<10:00> 日経平均は下げ渋り、リオープン関連の底堅い動きを支えに

日経平均は、売り一巡後に下げ渋っている。足元では2万7900円台での推移。ハ
イテク株やグロース(成長)株の下落が目立ち、主力株も総じて弱い。東証プライム市場
の騰落数は、値上がり6%の一方、値下がりは91%と、幅広く売られている。

一方、空運や陸運、旅行関連、百貨店といった経済再開(リオープン)関連の一角で
は、プラスを維持していたりマイナスが深まってない銘柄がみられ「関連銘柄の底堅さが
投資家心理を支えている側面がありそうだ」(国内証券)との声が聞かれる。

東証33業種では、値下がりは電気機器や金属製品、ゴム製品など31業種の一方、
空運業と鉱業の2業種が値上がりしている。


<09:05> 日経平均は大幅反落スタート、米株急落を嫌気 米CPIが予想上
回る

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比481円93銭安の2万8132
円70銭と、大幅に反落してスタートした。前日の米国市場で消費者物価指数(CPI)
が市場予想を上回り米株が急落したことを嫌気する売りが先行した。短時間で2万800
0円を割り込み、一時800円超安に下げを広げた。

主力株はトヨタ自動車やソニーグループなど軟調な銘柄が目立つ。
東京エレクトロンなど半導体関連は大幅安が多い。指数寄与度の高いファースト
リテイリング、ソフトバンクグループも大幅安となっている。


<08:20> 寄り前の板状況、上新電機が買い優勢 フィックスターズは売り優


東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N30K3N8