Adobeが、2017年に表明した2020年末をもってFlash Playerの更新と配布を終了する方針を、改めて公式サイトで明らかにしました。サポート終了日を過ぎると「Flash Playerでコンテンツの実行がブロックされる」ようになるとのことです。

かつてはネットで動画を見られるサイトではFlash Playerが広く用いられてきましたが、2015年にYouTubeがムービー再生の初期設定をHTML5に変更。

同じ2015年、「Flash Professional」はFlashコンテンツ制作ツールからアニメーション制作ツールに衣替えとなり、名称も「Adobe Animate CC」と改められました。

そして2017年、Adobeは「2020年末でFlash Playerの更新と配布を中止する」ことを表明しました。

2020年6月に公開された「Adobe Flash Playerサポート終了」のページに書かれている内容は、2017年7月にAdobeが表明した内容をさらに詳しくしたもので、サポート終了日以降はFlashベースのコンテンツはFlash Playerでの実行がブロックされることなどが明かされています。

これを受けて、ソーシャルニュースサイトのHacker Newsでは、Flashベースのコンテンツを今後も楽しめるようにするための呼びかけが行われています。

https://gigazine.net/news/20200616-flash-player-end-of-life/