このレジェンドでミニツーリングをしてみて抱いた総合的な印象は、高性能車としてみると動力性能や走行性能は文字通り申し分ないレベルで、ホンダの独自性も濃厚。
一方、プレミアムEセグメントのモデルとしてみると高級車的なまとまりを欠き、快適性、先進装備、雰囲気作りなどすべてが中途半端というものだった。

レジェンド=アキュラRLXは最大のターゲットであるアメリカ市場でも大苦戦している。
今年上半期は月平均販売台数が100台を割り込んでしまっており、プレミアムラージクラスでは事実上最下位である。
クルマの売れ行きは商品力だけで決まるわけではないが、これだけ売れないとさすがに高級車として失格の烙印を押されているも同然である。


レジェンドは販売時からこの評価である

・高性能をうたっただけの高額車であって高級車ではない