本日の詳細

<10:52> 日経平均は小じっかり、国内年金勢の買い観測広がる

日経平均は小じっかり。一時2万1100円台後半まで強含む場面があった。安寄り後、節目の2万1
000円を下回ったが、足元では国内の公的年金による買い観測が広がっている。同じく2万1000円を
一時的に割れて持ち直した10月26日にも同様の観測が聞かれた。

「バリュエーション的に割安な水準にある一方、日経平均の予想EPS(1株利益)は落ち込んではい
ない。ファンドの株式の配分比率を一定の水準に維持することを目的とした機関投資家の買いも、十分見込
まれる」(国内証券)との見方が出ている。


<10:34> 日経平均は持ち直し、2万1000円割れで押し目買い ソフトバンクの値動きに関心

日経平均は一時プラス転換。2万1100円近辺での値動きとなっている。安値圏で押し目買いが入り
持ち直した。ソフトバンク の初値形成後の動揺は一巡したとみられている。

同社株は寄り付き直後に1463円で初値形成後、売り気配となり、午前9時05分に公開価格150
0円を10%以上下回る1344円を付けた。「オープニングの段階で、ソフトバンクに大き目のビットが
入ったようだ。1344円を付けた次の瞬間に1400円近辺まで戻すなど、手品を見せられた印象もある
。一部の投資家が動揺する中、相手の弱みを見逃すまいと肝の据わった投資家が先物の売り仕掛けに動いた
のだろう」(国内証券トレーダー)との声が出ている。


<09:41> 日経平均は下げ幅200円超、約9カ月ぶり安値 VIX上昇で下値警戒感

日経平均は下げ幅を一時200円超に拡大。2万0800円台後半まで弱含み、取引時間中としては今
年3月28日以来、約9カ月ぶりの安値水準を付ける場面があった。その後再び2万1000円近辺まで戻
すなど、荒い動きとなっている。ソフトバンクは公開価格1500円を下回る水準での値動きを続けている


前日の米国株は小幅高となったが、投資家の不安心理を示すとされるVIX が終値ベースで10
カ月ぶりの高水準を付けた。「ソフトバンクの初値に対しては過度な期待がなかった分、全体相場への影響
は軽微なものにとどまっている。日本株は十分割安な水準だが、VIXが上昇したことで、リスク・パリテ
ィー系ファンドによる『無機質な売り』が出ることへの警戒感もある」(国内投信)との声が出ている。


<09:08> 寄り付きの日経平均は続落、2万1000円下回る ソフトバンク公開価格割れ

寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比8円28銭安の2万1107円17銭となり、
小幅続落で始まった。前日の米国株は小幅高で終了したが、オーバーナイトで日経平均先物が下落。これを
受け現物指数は軟調な滑り出しとなり、その後2万1000円を割れた。きょう新規上場のソフトバンク<9
434.T>の初値は1463円。公開価格の1500円を下回って推移している。

業種別では石油関連や証券が下落率上位にランクイン。空運、建設がしっかり。TOPIXは連日で年
初来安値を更新した。


<08:23> 寄り前の板状況、主力株は総じて売り優勢

市場関係者によると、トヨタ自動車 が買い優勢となっているが、ホンダ 、キヤノン<7
751.T>、ソニー 、パナソニック は売り優勢。指数寄与度の高いファーストリテイリング<9
983.T>、ファナック や、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャル
グループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り優勢となっている。