完全な自由貿易が富をもたらすとか幻想と思う。

極度の自由貿易は国内産業を壊滅させ悪い政策と思う。お陰で職種が少なくなり、国内で職業選択の自由が無くなる。職種が少なくなる分の失業者が増えて対策費が多く必要になる。


また極度の保護貿易も世界経済を縮小させる悪い政策を思う。

国内産業を存続させる位の適度な自由貿易が必要なんじゃないかと思う。

日本の自動車メーカーはある程度は完成車に限っては、途上国で地産地消で工場を造って雇用を生んで所得を増やして市場を開拓して行くしかないと思う。アメリカ市場への深入りは危険であるし。またドイツを追い詰めてはいけない。

ヘンリー・フォードがしたよう車を買える給料を払いながら。部品や素材に関しては日本からある程度輸出して。日系自動車メーカーはタイとかの東南アジア・スズキのインドで投資しながら需要を育てた成功モデルがある。


一つの推測だがトランプが目指しているのは適度な自由貿易でないかなと思う。

彼は、ビジネスマンであるから極度の保護貿易は世界経済を縮小させると解るはず。

政治的に次期大統領選挙に勝つためには、適度な自由貿易が必要と思っている。

日本の生き残り策としてメキシコのサプライチェーンから中南米へ完成車工場造り、雇用を造り、部品を輸出する仕組みを造ると中南米が豊かになり、貧困による米国への違法入国者を減らせる。米国も好都合になる。

メキシコを拠点に中南米の貧困を無くす経世済民を日系自動車メーカーが「ヘンリー・フォード理論」に基づいて行い、世界の経済成長をけん引できると思う。GMでもフォードでもフォルクスワーゲンでも出来るが。

日本が東南アジア(中国も?)で行ったことは自動車製品以外で家電製品でも行ったことであるが。工場を軌道に乗せるには人材育成も欠かせないことであるが。