大手企業で初任給30万円台続々 約85%が引き上げ 新卒の獲得競争が激化

大手企業の間で、優秀な人材を獲得するため新入社員の初任給を引き上げる動きが相次いでいる。
初任給が30万円台を超す企業が増えてきた。
人手不足の深刻化で新卒採用は売り手市場となっており、
大手企業による人材獲得競争が激しさを増している。
衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは8日、
今年3月入社の新入社員の初任給を30万円から33万円に増額すると発表した。
入社1〜2年目で就任する新人店長も月収が39万円から41万円に増え、
年収は約5%増の約730万円になる。