ロシア極東の資源プロジェクト「サハリン2」について、ロシアのプーチン大統領は6月30日、運営会社の資産をロシアの新会社に無償で譲渡することを命じる大統領令に署名した。ノーボスチ通信が伝えた。事実上、国による「接収」となる可能性がある。運営会社には日本の商社が出資しており、ウクライナ侵攻をめぐり欧米と連携してロシアへの圧力を強める日本への対抗措置とみられる。日本側は事業を継続する方針だが、厳しい情勢となってきた。