>>583
フルフラールは正直あまりお奨めできない
絶縁油内部のフルフラール量で絶縁紙の重合度を推測するわけだけど
フルフラールの溶解には意外と均等性がないのでサンプルによる違いが大きい
あとメーカや容量によって油量と絶縁紙面積の比が随分違うので重合度と濃度の関連性がそこまで高くない
ある程度のデータを知ってるけど全体的に見ると500kVA超えると良好な結果となりやすい
逆に100kVA以下だと簡単に余寿命0年とかになったり
ぶちゃけフルフラールを勧めてくる分析屋はあまり信用できない
あとフルフラールは余寿命診断なので50年超の変圧器の余寿命?って感じでもある
そして内部異常分析ならやっぱりガス分析が一番信頼性が高い
普通の分析屋ならまずこっちを勧めてくると思う
あと、一番大事なことはこれらは油交換が実施されていないことが前提
特にフルフラールは全く無意味になる
かといって50年採油したことのない変圧器のハンドホール開けるリスクって…ってのも心配
以前なら30年以上開放実績の無いハンドホールを開けるときは新品のハンドホールを用意してたね
電気管理技術者 part10
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595名無電力14001
2019/05/02(木) 23:36:18.08■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
