不法滞在外国人、ハンスト続出で入管苦慮…約4割は元刑事被告人 2019.9.30 05:00

 不法滞在などで国外退去処分となった外国人を収容する入国管理施設で、長期収容に抗議して
食事を拒むハンガーストライキ(ハンスト)が相次いでいる。一時的に身柄拘束が解かれる
「仮放免」狙いとみられているが、死者も出て弁護士会などは人権侵害だと批判する。
一方で、6カ月以上の長期収容者約700人のうち約4割が薬物や窃盗事件などで摘発された
元刑事被告人であることも関係者への取材で判明。治安上の観点から入管当局は
仮放免の運用拡大などには慎重にならざるを得ない面があり、対応に苦慮している。(以下略)

ttps://www.sankei.com/life/news/190930/lif1909300004-n1.html
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> 入管庁によると、昨年末時点で全国で収容された1246人の外国人のうち、約半数の681人は
>送還拒否などの理由で6カ月以上収容されている長期収容者。過去3年間で2倍のペースで増えている。
> 関係者によると、この681人のうち約4割は、
>強盗や窃盗といった刑法犯や覚せい剤取締法違反など入管法違反以外の罪で摘発されていた。
> 元刑事被告人の長期収容者の国籍で最多はイラン。
>イランは本人が拒否すれば強制送還を受け入れない方針を示しているためだ。

> また、仮放免となっている外国人は昨年末時点で計2501人いるが、これとは別に
>仮放免後に所在不明となった人物が約300人おり、全体の約1割に上ることも新たに判明した。