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>毛利嘉孝

「文化庁が文化殺すな」長官ゆかりの東京芸大で抗議集会
矢島大輔、千葉恵理子 2019年9月27日21時16分

 あいちトリエンナーレで文化庁が補助金の全額不交付を決めたことを受け、
東京・上野の東京芸術大学前で27日、学生や教員ら200人超が撤回を求める集会を開き、
「文化庁が文化を殺すな」などと訴えた。

 トリエンナーレに出品しているという卒業生の彫刻作家、小田原のどかさん(33)は
「決定的な悪(あ)しき前例になる。国立で唯一の芸術大学だからこそ声を上げるべき」と訴えた。
油絵を描いている2年生の男子学生は「バイト先で話しても美術をやっている人以外は無関心。
このままじゃ、お上が認める作品だけになってしまう」と語った。

 文化庁の宮田亮平長官は同大の元学長で、芸術家でもある。正門前には
「宮田長官頑張れ!!」の紙がいくつも張られた。ツイッターで集会を呼びかけた毛利嘉孝教授は
「文化にゆかりの深い大学の声を届けて、宮田長官には思いとどまってほしい」と語った。(以降登録記事)

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