上海沿岸から約300キロの東シナ海で、1月6日にイランのタンカーと香港籍の貨物船が衝突した。
タンカーは炎上、爆発し、奄美大島から315キロ沖の日本の排他的経済水域(EEZ)まで漂流して沈没。
積荷だった大量の原油が流出し、乗組員の多くが行方不明となっている。流出した油は日本の方向に
広がっており、沿岸に深刻な汚染をもたらすと予測されている。専門家は初動対応のまずさを上げ、
北東アジア各国の連携が取れていないことを批判した。

◆過去最悪の原油流出事故。日本への影響は必至
沈没したイランのタンカー「サンチ」は、約13万6000トンの超軽質原油を積んでいた。国際関係と
アジア研究を専門とするトム・コーベン氏はディプロマット誌への寄稿で、このタイプの油は肉眼では
ほぼ見えず、油膜を分解する海洋の微生物たちを殺してしまうと述べる。タンカーはすでに沈没しているため、
流れ出る油の回収作業が困難であるうえに、「サンチ」の燃料であった重油が、海底から漏れ出しているという。
他ソース
ロイター
https://twitter.com/Reuters/status/957268697244229632
In Deep
もうじき日本の海が死ぬ : 「史上最悪の原油流出」が日本の海域を直撃する予測が英国海洋センターより発令。3ヶ月以内に九州から東北までの全海域が汚染される可能性
https://indeep.jp/worst-oil-spill-will-hit-japan-soon/

関連動画
【前代未聞】中国沖タンカー事故、油流出量が深刻との指摘も。日本の支援を拒否!イラン当局は中国の救助活動を批判
https://www.youtube.com/watch?v=ZyLL7ht5tgg

日本近海で沈没したイランのタンカーからの石油流出による海洋汚染
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