さっきの動画で何を言ってるのか見てないのでわからないし、Xでも「SmartTubeがウィルスにやられた」とか世界的に騒がれてるけど、それはほとんどがフェイクで、
『旧版(30.55まで)が公式からダウンロードしたものならノープロブレム! ただし ――』
ということを自分なりに整理してみた。
 30.59に関する新しい情報は書いてないです。長文うざいし古い話はもういいよという方はスルーしてください

〇公式が公開した旧版(30.55まで)は汚染していないのでそのまま使っていて問題はなかった。
〇ところが、開発者のパソコンが不正に侵入されてアプリのパッケージにつける署名鍵が漏洩してしまった
 雑な例えだけど、純正工場から出荷した製品に貼る工場証明シールの原本が盗まれたような事態
〇そこで開発者は今までのGitHubのファイルを全部消してそれまでの署名を廃棄して(使わないことにして)今後は新しい署名をつけて作り直すことにした
〇署名を不正に取得した人は正規の開発者になりすまして、マルウェアを仕込んだ偽パッケージや偽アップデートパッチを公開できてしまう。
〇そうなるとユーザに迷惑がかかる(アプリの信用も落ちる)ので、開発者は署名が漏洩したことをすぐGoogleに伝えた。Googleはこれを受けてプレイプロテクトを発動して漏洩した署名がある旧版(30.55まで)を無効にした。何もしてないユーザーにとっては突然の大迷惑だった。
〇ならばデバイスのプレイプロテクトをオフにすればいいかもしれないけど、それをやると他のアプリのチェックも効かなくなるのでやめたほうがいい。SmartTubeだけ有効に戻す手もあるらしいけど。
(俺はプレイプロテクトをはなから信用してない、当然無効にしてる、という凄い人がテレグラムにいた)
〇旧版は公式からダウンロードしたものだし無効にされてないから今のままでいい、とは言っても、そうしてると今後正規の開発者(古い開発者)になりすまして作られた怪しい最新版・怪しいアップデートパッチに出会って騙されるリスクがずっと伴う

※30.57を取得したと書いた人に「その30.57のフィンガープリント見せて」と2回レスしたのは、
 a.ウソなのか b.旧署名で公開された偽物なのか c.正規の開発者の新しい署名がある本物なのか
を知りたかったから。

〇開発者がGitHubのファイルを全部削除したから、言わば工場直販店を閉めたから、旧版の更新があるかをメニューからチェックすると、更新の有無を答えてくれるのではなくて、問い合わせ自体がエラーになる。
もう旧版に正規の更新が来ることはない。長年のファンの便宜のために新版に直接更新できるようにしたくても作者自体が旧版の署名を無効にしちゃったから。

〇今後も安心してある程度快適にSmartTubeを使うには新しい署名のパッケージ(今現在の最新はStable,Betaとも30.59)を使うのが最善の対応。とはいうものの

・最初から入れなおすのはかったるい
 →このスレに丁寧に解説を書いてくれた人がいる
 →公式の説明がいまいちなら、生成AI(Gemini,Grok,Copilotとか)に「〇〇にSmartTubeの最新版をインストールする手順」を質問する手もある。
 →そのうちインストールを実演した動画を作る人が出てくるかも
・まだバグだらけ
 →プレイプロテクトに完全対応したとばっちりとかあって、テレグラムのグループはいまバグ報告祭り状態になってる 開発者もめげずに頑張ってるみたいだから、しばらくは辛抱して使うしかないかと。

 今回の騒動を振り返ってぼくが整理したのはこんな感じ。ここまで読んでくださってありがとう。