「嫌な情報が入ってくるのでキュレーションは使わない」1日20冊の本を読むDaiGo氏が語る、現代の情報収集術
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読書について − アルトゥル・ショーペンハウアー
・読書は他人にものを考えてもらうことである。一日を多読に費やす勤勉な人間は、しだいに自分でものを考える力を失って行く。

・良書を読むための条件は、悪書を読まぬことである。人生は短く、時間と力には限りがあるからである。

・頭は空の連中が空の財布を満たすため、書きなぐりに励み、その結果、出版図書のほとんど九割までが悪書駄作の始末である。

・読書のために、現実の世界に対する注視を避けるようなことがあってはならない。具体的な事物は本来のいきいきとした力で迫ってくるため、思索する精神にとって恰好の対象となる。

・すぐれた文体たるための第一規則は、主張すべきものを所有することである。およそ書くに値する思想があれば、素材と内容は自然にあふれてくる。

・重要な書物は、いかなるものでも、続けて二度読むべきである。

・怒りを欠く者は知性を欠く。知性は必ずある種の「鋭さ」を生む。鋭き感覚は生活においても、芸術、文学においても、ひそかな避難を侮辱を呼びおこすいくたの事柄に日々必ず出会う。

・無知は富と結びついてはじめて人間の品位をおとす。貧困と困窮は貧者を束縛し、仕事が知にかわって彼の考えを占める。これに反して無知なる富者は、ただ快楽に生き、家畜に近い生活をおくる。