人類は過去4500年にわたってB型肝炎ウイルスに感染していたことが、
骨などに残された遺伝子の解析から分かったと、欧米などの研究チームが明らかにした。
同ウイルスの起源や進化の解明につながる成果で、10日の英科学誌ネイチャーに論文が掲載される。
研究チームによると、約2億6000万人が現在、B型肝炎ウイルスに慢性的に感染しており、
2015年には約90万人が合併症を引き起こして死亡している。
ウイルスは少なくとも9タイプあるが、どう進化してきたのかは謎だった。
研究チームは、7000〜200年前にユーラシア大陸の中西部に住んでいた304人の遺伝子を分析。
このうち、約4500年前以降の25人から、B型肝炎ウイルスに感染した痕跡が見つかった。
また、当時の民族移動に合わせて、ウイルスが進化し、分布が変化した様子も確認できた。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180509-OYT1T50134.html
骨などに残された遺伝子の解析から分かったと、欧米などの研究チームが明らかにした。
同ウイルスの起源や進化の解明につながる成果で、10日の英科学誌ネイチャーに論文が掲載される。
研究チームによると、約2億6000万人が現在、B型肝炎ウイルスに慢性的に感染しており、
2015年には約90万人が合併症を引き起こして死亡している。
ウイルスは少なくとも9タイプあるが、どう進化してきたのかは謎だった。
研究チームは、7000〜200年前にユーラシア大陸の中西部に住んでいた304人の遺伝子を分析。
このうち、約4500年前以降の25人から、B型肝炎ウイルスに感染した痕跡が見つかった。
また、当時の民族移動に合わせて、ウイルスが進化し、分布が変化した様子も確認できた。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180509-OYT1T50134.html