0001ムヒタ ★2018/06/16(土) 07:43:01.35ID:CAP_USER
海に投棄されたプラスチックごみによる環境汚染が問題になるなか、アメリカのハンバーガーチェーン最大手のマクドナルドは、イギリスとアイルランドの全店舗で来年の終わりまでにプラスチック製ストローの提供をやめるほか、アメリカなどでも年内に試験的に提供をやめる計画を発表しました。
アメリカのマクドナルドは15日、プラスチック製ストローの問題に世界的に取り組むとして、イギリスとアイルランドにある1361のすべての店舗で、ことし9月から紙でできたストローへの切り替えを始め、来年の終わりまでにプラスチック製ストローの提供を全面的にやめると発表しました。
また、およそ1万4000店舗を展開する最大市場のアメリカをはじめ、フランス、オーストラリアなどでも年内に一部の店舗で試験的にプラスチック製ストローの提供をやめ、ほかの材料のストローに切り替えるとしています。
さらにマレーシアでは顧客から要望があった場合のみ、ストローを提供するということです。
マクドナルドのプラスチック製ストローをめぐっては、先月開かれた株主総会で提供をやめるよう求める提案が株主から出されましたが、認められませんでした。
しかし、プラスチック製ストローは小さすぎてリサイクルがほとんど進まず、海洋汚染などにつながっているという声が世界的に強まっていることから、マクドナルドは対応に踏み切ったとみられます。
プラ製ストロー 急速に使用や提供見直す動き
環境保護団体によりますとプラスチック製ストローは、アメリカだけで毎日およそ5億本が使われているということですが、小さすぎてリサイクルがほとんど進んでいません。
カメの鼻にストローが刺さった動画がネット上で注目されたこともあり、プラスチックごみによる海洋汚染の象徴として使用や提供を見直す動きが急速に広がっています。
カリフォルニア州マリブ市では今月、主要都市として初めて、市内の飲食店がプラスチック製ストローを提供することを全面的に禁止したほか、ワシントン州シアトル市も来月から同様の措置に踏み切ります。
また、サンフランシスコやニューヨークの市議会にも同じような内容の条例案が提出されています。
消費者の意識の高まりを踏まえて企業の間でも、自主的に対応する動きが広がり始めています。
このうちヒルトンは先月、世界で展開する650のホテルすべてで年内にプラスチック製ストローの提供をやめると発表しました。
また、全米の大学や博物館、スタジアムなどで1000を超える飲食店を展開するボナペティも先月、プラスチック製ストローの提供を来年9月までに全面的にやめると発表しました。
世界120か国で3万7200店舗余りを展開するマクドナルドがプラスチック製ストローの問題に取り組む姿勢を明確にしたことで、今後、企業の対応が加速する可能性が出てきました。
2018年6月16日 4時21分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180616/k10011480431000.html
アメリカのマクドナルドは15日、プラスチック製ストローの問題に世界的に取り組むとして、イギリスとアイルランドにある1361のすべての店舗で、ことし9月から紙でできたストローへの切り替えを始め、来年の終わりまでにプラスチック製ストローの提供を全面的にやめると発表しました。
また、およそ1万4000店舗を展開する最大市場のアメリカをはじめ、フランス、オーストラリアなどでも年内に一部の店舗で試験的にプラスチック製ストローの提供をやめ、ほかの材料のストローに切り替えるとしています。
さらにマレーシアでは顧客から要望があった場合のみ、ストローを提供するということです。
マクドナルドのプラスチック製ストローをめぐっては、先月開かれた株主総会で提供をやめるよう求める提案が株主から出されましたが、認められませんでした。
しかし、プラスチック製ストローは小さすぎてリサイクルがほとんど進まず、海洋汚染などにつながっているという声が世界的に強まっていることから、マクドナルドは対応に踏み切ったとみられます。
プラ製ストロー 急速に使用や提供見直す動き
環境保護団体によりますとプラスチック製ストローは、アメリカだけで毎日およそ5億本が使われているということですが、小さすぎてリサイクルがほとんど進んでいません。
カメの鼻にストローが刺さった動画がネット上で注目されたこともあり、プラスチックごみによる海洋汚染の象徴として使用や提供を見直す動きが急速に広がっています。
カリフォルニア州マリブ市では今月、主要都市として初めて、市内の飲食店がプラスチック製ストローを提供することを全面的に禁止したほか、ワシントン州シアトル市も来月から同様の措置に踏み切ります。
また、サンフランシスコやニューヨークの市議会にも同じような内容の条例案が提出されています。
消費者の意識の高まりを踏まえて企業の間でも、自主的に対応する動きが広がり始めています。
このうちヒルトンは先月、世界で展開する650のホテルすべてで年内にプラスチック製ストローの提供をやめると発表しました。
また、全米の大学や博物館、スタジアムなどで1000を超える飲食店を展開するボナペティも先月、プラスチック製ストローの提供を来年9月までに全面的にやめると発表しました。
世界120か国で3万7200店舗余りを展開するマクドナルドがプラスチック製ストローの問題に取り組む姿勢を明確にしたことで、今後、企業の対応が加速する可能性が出てきました。
2018年6月16日 4時21分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180616/k10011480431000.html