0001朝一から閉店までφ ★
2020/11/18(水) 09:09:59.31ID:CAP_USER[Fav-Log]
日本において「5G」を使った携帯通信サービスが始まって7カ月が経過しました。2020年冬商戦向けのスマートフォンでは5G対応機種が増え、5G通信を利用できる場所も少しずつですが増えてきました。
そんな中、5Gスマホが増えるにつれて「ミリ波」という言葉をよく聞くようになりました。ミリ波とは、一体何なのでしょうか。
そもそも、ミリ波って何?
「ミリ波(mmWave)」は、一般的に30GHz帯から300GHz帯の電波のことを指します。この周波数帯の電波には、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット:一般の用途ではあまり使われていない→帯域を広く取りやすい
デメリット:直進性が強い→遮蔽(しゃへい)物や雨(水蒸気)に弱い
この長短を鑑みた結果、従来のミリ波は主に「見通しが完全に効く場所における1対1の無線通信」や「レーダー」などに使われてきました。一般的な移動体通信(携帯電話など)では使われてこなかったのです。
しかし、使われていないということは、帯域を広く確保しやすいということです。一般に、携帯電話のデータ通信は帯域が広いほど通信も速くなります。そのことから、5Gでは「ミリ波も通信に使おう!」という機運が高まりました。
厳密にいうと、現状の5Gにおいて「ミリ波」と呼ばれている周波数帯域には、一般的なミリ波より少し低い26GHz帯〜29GHz帯も含まれています。ただ、従来の移動体通信よりも非常に高い周波数帯を使っていることには変わりなく、5Gでは26GHz帯以上の周波数帯をまとめて「ミリ波」と呼んでいます。
https://image.itmedia.co.jp/fav/articles/2011/07/si7101-mmWave-02.jpg
従来のミリ波(30GHz以上の電波)は、電波天文(電波を使った星の観測)、衛星通信、レーダーなどに使われてきました(出典:楽天モバイル)
5G用の電波は大きく「2種類」ある
5Gといえば「Sub-6(サブシックス)」という言葉もよく聞きます。Sub-6は6GHz帯未満の電波を指す用語です。
ミリ波と比べると、Sub-6は遮蔽物や雨に強いという特徴があります。それゆえに、特に3.5GHz帯以下の周波数帯は、従来の携帯電話はもちろん、その他の無線通信でも多用されています。それゆえに、帯域を広く取りづらい(=速度を増しづらい)という課題があります。
そのため、5Gでは「Sub-6で通信エリアのカバーを、ミリ波で高速通信を」といった使い分けがなされる傾向にあります。
===== 後略 =====
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https://www.itmedia.co.jp/fav/articles/2011/07/news031.html