2018-10-09 09:12
 中国メディア・東方網は、日本に行っての「混浴体験」は、実際想像とは全く異なる状況であるとする記事を掲載した。

 記事は、日本の男女混浴について「ミスリードによる誤解が生じたと言わざるを得ない」とし、現在の日本には混浴ができる場所は非常に少ないと紹介。一方で、全くないわけではないとし「どんな場所で混浴ができ、どんな習慣があるのだろうか」とした。

 そして、東京では公共浴場で10歳以上の男女の混浴を禁止する規定が存在すると指摘。「この規定は夫婦の間にも適用される。つまり、公共の浴場では夫婦出会っても混浴することができないのだ」とした。
その一方で、日本の温泉旅館に多く存在する貸し切り風呂では基本的に混浴をすることができると説明したほか、混浴に関する規定は地方自治体により異なる部分もあり、混浴には必ず水着を着用しなければならないとの規定をしている場所もあると伝えた。

 記事は、日本の温泉はもともと野外で入浴するところから始まり、近世以前においては男女の区別なく入浴する習慣があったと説明。しかし、時代が下るにつれて、特に明治維新以降は、社会の発展に伴って衛生、風紀、道徳に対する認識が高まったことで、男女が一緒に入浴する混浴は過去のものになっていったとした。

 そして、「もし本当に日本に行って混浴をしたいという人がいるなら、実際はあなたが想像しているような状況ではないということを忠告しておきたい」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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