社会福祉士とケアマネを両方合格している者です
取得難度から申しますと、社会福祉士を10とするとケアマネは6程度の難易度です
大卒が前提である受験者と、介護職が分母の大半を占める受験者という質の差や試験範囲とボリュームから勘案すれば当然ですが
さて、現状から申しますと資格としての価値でいえばケアプランを立てられるケアマネのほうが優れていると言わざるを得ません
社会福祉士に何ができるのかと言われても、何もできませんから
しかし将来性を比較すればどうでしょう
介護保険という破綻寸前の制度の上にあぐらをかいたケアマネは法改正によりいとも簡単に資格制度そのものが廃止になりうる危うい資格です
（事実近い将来無くなる資格だと言われています）
翻って社会福祉士は、活躍できる分野は高齢者・障害者（知的身体精神）・児童・寡婦・更生保護・一般企業の衛生管理・病院の入退院事務・学校・更生保護etc…と幅広く、狭く介護保険のみしか学ばず、高齢者支援のみに限られるケアマネとは比較になりません
また地域包括に端を発し、刑務所など必置とされる場面が増えてきており社会福祉士は今後なくてはならない資格となりつつあります
将来性は比べるまでもないでしょう
よって「どちらを取れば良いか」という質問に対しては私は社会福祉士に軍配を上げます
せっかくケアマネを取っても、数年後に「資格制度がなくなりました」じゃ洒落になりませんから
