8月下旬から9月にかけてSOMPOケアメッセージが運営する東京羽村
市のグリーン東京と千葉県市川市のウエルピア市川でO157によ
る集団食中毒が発生し6名が亡くなった。安心して暮らせるべき老
人ホームで尊い命が奪われたのである。SOMPOケアメッセージの責
任は重大である。食中毒の原因が完全子会社のシーケーフーズが
納入した食材によってO157に感染したのである。
 SOMPOケアメッセージは一昨年運営する施設で転落死が発生し2
ケ月で3名亡くなった事故を起こした企業である。
 2010年1月〜2015年8月、都内にあるSOMPOケアメッセージ運営の
40施設で行政に報告義務のある事故が714件起きていて、その内
の439件が未報告である。実に6割も報告してないのである。死亡
事故も61件起きていて、そのうち41件が未報告である。
また、全国のSOMPOケアメッセージが運営している280施設で
2010年から5年間で行政に報告義務がある事故が4400件おきていて、
内1950件が未報告である。45パーセント約半数の事故を報告して
ないのである。これは意図的に隠したとしか思えない。悪質な
行為である。
 コンプライアンス(法令順守)は企業経営の中で最も重要なもの
である。コンプライアンスを守れない企業などまともな企業とは言
えない。
 また、虐待も53施設で81件起きている。このような実態から見れ
ばSOMPOケアメッセージはまさにブラック企業と言える。SOMPOケア
メッセージ運営の施設に入れたら安心して生活を送れないばかりか
命まで奪われかねないのである。このようなブラック企業SOMPO
ケアメッセージが運営する老人ホームには絶対に入れてはいけな
い。今入居している人も、もし安心安全な生活を送りたいのであれ
ば良心的な施設を探し移ることです。
 老婆心ながら高齢者の皆様とご家族の方が将来困らないために
助言申し上げます。