れいわ新選組の山本太郎代表(45)が、次期衆院選で“合流新党”(立憲民主党と国民民主党などが合流して結成する党)の幹部が出る選挙区にビジュアル系ボーカリストらバラエティーに富んだ候補者を送り込むと発表した。

 山本氏は4日に国会内で開いた会見で、東京7区(渋谷区など)にビジュアル系バンド「字伏(あざふせ)」でボーカリストとして活躍した高橋阿斗(あと)氏(36)をまず紹介した。

 極度の対人恐怖症で引きこもりだったが、現在は日常生活を普通に送れるようになり、れいわスタッフを務めている。

 バンド時代は、超人気ロックバンド「X JAPAN」などを輩出した目黒鹿鳴館のステージに立った経験の持ち主だ。その経験を生かして高橋氏は「コロナ禍で活動ができない芸能や演劇の方たちの力になりたい。党が推し進める消費税減税と、コロナに対する経済政策を徹底的に応援し、一緒にやっていきたい」と熱く語った。

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