保険が趣味だとは俺も思っていない。ただあそこまで真剣に色々悩んで質問して理解して納得するまでって几帳面だなとは思う
嫁の書庫見たけど医学書は自分の病気以外にもウィルス学やら薬の本とか、しまいには犯罪心理学とかって本まであった
ちょっと怖くない?あと読書は嫁の趣味のひとつで、今時代デジタルで本読めるのに、何度も読み返すから紙じゃないとって
変なこだわりがあり、一部屋なんか本屋みたくなってる。漫画から小説まで凄い量。あと楽譜も結構ある。CDやDVDの量も多いな
漫画もキラキラした少女漫画じゃなくて、ミステリーやホラーっぽいものばかりだし、小説もそうで特に京極って人の
分厚い本が多かった。これも百物語とかだしホラーがすきみたい。嫁自身もちょっと変わってるって言われるって実際言っていたし
俺漫画はそこそこ読むけど、小説は全然だし、ホラーとかって苦手だから、合わせたくてもなかなか難しい
俺の趣味(車・プロレス・アニメ)まで一緒に楽しんでくれるってのは、好奇心旺盛だと思うけど

確かに今思い返すと、親父を直ぐ病院にって嫁の言葉を聞いていれば良かったかも。でも母も妹も聞く耳持ってなかったし
ボケだから、家で介護してれば何とかなるからってのを鵜呑みにしていた。そこに嫁が罪悪感を持つなら、嫁は悪くないし
連れていかなかった俺が悪かったと慰める

親父の事は本当によく分からない。母も妹もそうだと思う。寡黙で家ではほぼじゃべらないし、俺が当時東京に出向してたのもあるけど
昔一度だけ遊園地に連れていって貰った思い出があるのみだな。昔の作文とかは覚えていない。妹も葬儀の準備の時、父への言葉を
書いてって言われたけど、お父さんとの思い出なんか何もないってな事言ってたしな