>>96
君は、リニア利用者を観光目的でしかとらえていないようだが、
それはあまりにも近視眼的な発想ではないか?
「飯田市は衰退するばかり」とは限らない可能性を以下3点述べよう。

一点目。大都市圏から移動時間「数十分」の距離に、突如、新たな地方都市が出現すれば、
それは大きなビジネスチャンスとなる。
例えば「松本や諏訪ではなく飯田に支社を作ろう」と考える企業が現れる可能性だ。
それが実現すれば、飯田に外貨が投入され雇用の場が生まれる。

二点目。新幹線駅開業を予測する際、「駅のある都市同士の綱引き」ばかりがクローズアップされがちだが、
実は、「駅のある都市VS周辺都市の綱引き」の考察も重要となる。
将来を展望するに、伊那・駒ヶ根はリニアを抱えた飯田への吸引力に打ち勝つすべはないだろう。

三点目。観光面に関しては、地元民が知らないだけで、飯田も決して捨てたもんじゃない。
大都市圏住民をターゲットにするなら、「遊園地」や「観覧車」などという陳腐な娯楽施設は不要だ。
「東京の模倣」などではなく「都会では味わえない魅力」を売りにすべきだろう。
飯田市の取り組みには、全国から注目されているグリーンツーリズムなどがある。
↓の3ページ参照。
http://www.maff.go.jp/j/study/tisan_tisyo/h18_01/pdf/data7.pdf#search=%27%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0+%E6%88%90%E5%8A%9F%E4%BE%8B%27