日本の農耕行事を今に伝える「横江の虫送り」は、毎年7月の“海の日”の前日の日曜に行われます。「虫送り」とは、農作物に害を及ぼす虫を、村境や川、海、山などへと送り出し、その年の豊作を祈願する行事で、日没を迎えると、桶胴太鼓を先頭に行列が宇佐八幡神社を出発し、手に手に松明を持った人々がそれに続きます。
田んぼにつくられた火縄アーチに松明で点火すると、「虫送」の炎の字が浮かび上がり、桶胴太鼓はその下をくぐって神社境内へと走り出します。大かがり火の火の粉を浴びながら打ち鳴らす太鼓の競演は、一見の価値があります。白山市の無形民俗文化財に指定されています。


開催期間
2018年7月15日  日没〜

開催場所
石川県白山市 横江町内

交通アクセス
JR北陸本線「野々市駅」から徒歩10分

以下ソース:https://www.jalan.net/event/evt_224723/(じゃらん)