動物の妖怪変化をテーマにした「動物妖怪ランド」(日本妖怪研究所、妖精妖怪アートサロン「イルミタイ」主催)が10日、大阪市天王寺区の天王寺動物園で開幕した。
アート作品の展示やワークショップなど園内のあちらこちらに“動物妖怪”が登場し、来場者を楽しませている。18日まで。

展示室で行われている「動物妖怪展」では、絵画やミニチュア造形を専門にする11人の作家が出展。化け狸(ダヌキ)、火車などのイラストや西遊記をテーマにしたミニチュア作品が並ぶ。

 またデッキ下イベント広場では「妖怪縁日」(11日まで)が開かれ、子どもらが立体的に作り上げる傷メークやキツネ面の絵付けに挑戦していた。

 日本妖怪研究所の亀井澄夫所長は「キツネやタヌキ、ネコなど生活に身近な動物が化けて出る。そんな妖怪をテーマにしたアクセサリーやグッズもあるので、みんなで楽しんでほしい」とアピールしていた。

 会期中は妖怪になった動物を探すスタンプラリーを実施。11日には妖怪に仮装した人らが練り歩く「妖怪行列」や「百怪一首大会」(午前11時、午後2時)、「子ども妖怪講座」(午後1時、同3時)がある。


大阪日日新聞 2018年2月11日
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/180211/20180211029.html