加古川駅周辺の3会場で11月4日・5日、「かこがわ人形劇フェスティバル2017」が開催される。 

昨年のイベントの様子
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 ファミリー層をメインに開催する同イベント。ぎゃらりー&サロン日本堂(加古川町篠原町)、加古川駅南子育てプラザ(加古川町篠原町)、cohaco(加古川町寺家町)の3会場で、プロ劇団3団体、アマチュア劇団8団体による人形劇上演をはじめ、参加型企画やワークショップを展開する。

 プロ団体による人形劇公演と一部ワークショップは要事前申し込み。11月3日まで、東播磨生活創造センター「かこむ」(TEL 079-421-1136)で受け付けている。

 実行委員長の中野充洋さんは「人形劇のよさは子どもたちがファンタジーの世界に入りこめるところ。劇団の方は、観客の反応に合わせてアドリブを入れたり、演じ方を変えたりすることもある。お客さんと一緒に作る人形劇の雰囲気を感じてほしい」と話す。

 同委員会は、中野さんが大学在学中に結成した人形劇サークル10周年を機に結成した。「加古川を人形劇の町に!」をコンセプトに、昨年度初めて人形劇フェスティバルを開催。現在はサークル部員やOB、地元主婦ら7人で活動している。

 「今年から実行委員に地域の母親たちが加わった。子育て中のママの気持ちを代弁してくれるので、意見をイベントに反映したり、新たに地域とのつながりができたりしている。今後ますます地域をまきこんだイベントになっていけば」と中野さん。

 「人形劇を初めて見る人もそうでない人も、たくさんの人に来てほしい。目の前で見るからこそ伝わるファンタジーの世界を感じ、人形劇の楽しさを知るきっかけになれば」とも。

 開催時間は10時〜17時。

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