東日本大震災の記憶の伝承と復興支援を目的に、
山形県に住む宮城県気仙沼市出身者らでつくる「やまがた気仙沼会」は23日、
山形市の霞城公園で「第6回気仙沼さんま祭りin山形」を開催する。
震災が起きた2011年にちなんで、気仙沼産生サンマの炭火焼き2011匹を無料で振る舞う。

会場では、小学生と保護者を対象においしいサンマの焼き方を学ぶ「親子サンマ焼き教室」も開かれるほか、
気仙沼市の語り部による被災体験の伝承や復興の様子を撮影した写真展示のブースが設けられる。
ワカメなど三陸の水産加工品を販売する物産市もある。

会場に募金箱を設置し、集まった義援金を奨学金として気仙沼市に贈る。

同会の熊谷功二幹事長は
「気仙沼市では約800人が仮設住宅で暮らすなど、復興には程遠い状況だ。
 山形の人たちに被災地の現状を知ってもらい、応援してもらうことが被災者の励みになる」と来場を呼び掛ける。

親子サンマ焼き教室は参加無料。
先着順で親子50組。

写真:炭火で焼いたサンマが振る舞われた前回の気仙沼さんま祭りの様子
http://storage.kahoku.co.jp/images/2017/09/05/20170905kho000000102000c/001_size4.jpg

以下ソース:河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170905_73038.html