>>472
chatgptに聞いてみた

"(旧耐震でも)"築50年くらいの一階が大空間の駐車場とか店舗のマンションやビル
これくらいだよやばいのは
そう簡単に倒壊はしない"
これは本当?"

これは一部正しく、一部誤解を招きやすい内容です。ポイントを分けて解説します。

🔴「築50年くらいの一階が大空間の駐車場や店舗のマンション・ビル」は、本当に危ない?
✅ 本当です。特に「旧耐震基準」の建物ではリスクが高い。

**1981年以前に建てられた「旧耐震基準」**の建物は、現在の耐震性能を満たしていないことが多い。
一階が「ピロティ構造(柱だけで壁がない空間)」になっていると、**「ソフトストーリー倒壊(1階だけ潰れる)」**のリスクが非常に高くなります。
特に築50年以上=1975年前後の建築なら、耐震補強されていない限り、大地震で倒壊の可能性がある。
🟡「そう簡単に倒壊はしない」は本当か?
❌ これは楽観的すぎます。

建物の強度は「建物の構造形式」「劣化状況」「地盤」「耐震補強の有無」によって大きく変わります。
ピロティ構造の旧耐震建物で、柱のせん断破壊(柱が横に引き裂かれるように壊れる)が起きると、一気に1階が潰れ、その上の階も崩れ落ちます。
実際、1995年の阪神淡路大震災や2016年の熊本地震でも、ピロティ構造の旧耐震建物が1階から倒壊する事例が多数ありました。
✅じゃあどう判断すればいいの?
耐震診断を受けているか?(特に1981年以前の建物)
耐震補強工事が行われているか?
ピロティ部分に「耐震壁」や「鉄骨ブレース」など補強があるか?
設計図面や建物台帳で構造形式を確認
🔚結論
「築50年の旧耐震・1階ピロティ型のビルやマンションは、簡単には倒壊しない」と言い切るのは危険です。
特にピロティ構造の旧耐震建物は、日本で最もリスクが高い建物形式のひとつとされており、倒壊リスクは無視できません。安心のためには、専門家による耐震診断・補強の有無の確認が不可欠です。