オンラインカジノで賭博を行ったとして、警視庁保安課が常習賭博の疑いで、
福島県いわき市の会社員、蝶間林(ちょうまばやし)誠容疑者(38)を逮捕したことが
28日、捜査関係者への取材で分かった。逮捕は27日付。

容疑者はバカラ賭博で勝った様子を投稿して「カリスマ」などと呼ばれており、
約3年間で280億円以上を賭けていたとみられる。

捜査関係者によると、蝶間林容疑者は令和4年8月〜7年4月ごろ、
海外で運営されているオンラインカジノサイト「Stake(ステーク)」に
国内からスマートフォンなどでアクセスし、バカラ賭博で日本円と暗号資産(仮想通貨)
計約9千万円を賭けた疑いが持たれている。

さらに、蝶間林容疑者はオンラインカジノサイトを紹介して運営側から報酬を得る
「アフィリエイター」としても活動。容疑者が交流サイト(SNS)に投稿したURLを通じて
利用者がアカウント登録すると、利用者の賭けた額の数%が運営側から報酬として
払われる仕組みだった。5年ごろから数十人を紹介し、数百万円の報酬を得ていたとみられる。