コルチゾールは副腎皮質で作られるホルモンの1つ。
ストレスがかかったり低血糖のときに分泌されます。

ストレスを感じると、このホルモンが出て、交感神経が刺激され、血圧が上昇し、心拍数もあがります。テンションがあがるというわけです。
楽しくてテンションがあがるのではなく、外敵に会ったから、緊張状態になるのです。
ストレスホルモンは、外敵と戦うか、その場から逃げる体勢を整えるホルモンなので、「闘争か逃走(Fight or Flight)ホルモン」とも呼ばれます。

コルチゾールが分泌されると、抗炎症作用が起きます。炎症は傷ついた細胞をからだが修復しようとする活動。
外敵にあって危機的状態なので、一時的に修復活動をお休みにし、その分のエネルギーを外敵と戦う準備に回すのです。
そのため、この時、もし怪我をしていたり、風邪をひいていたら、回復が遅くなります。
さらにコルチゾールは免疫作用も抑制します。つまり免疫力が弱くなります。
これも、抗炎症作用と同じで、ストレスを与えるものと戦うか、逃げるほうにエネルギーを使いたいから、免疫のほうにパワーを回すのを一時的に控えるのです。

いつもストレスばかり感じていると、病気になりやすいと言われるのは、コルチゾールが免疫力を弱めるから、と考えられています。