>>5-10続き
《ブリ 手根骨骨折&階段落ち関節損傷まとめ 追記》

2024/08/16「450キロ離れた病院でワンコの足を診察した結果。。」

・8/14、セカンドオピニオン。手術することになった。
・診断名は左側手根関節靭帯損傷。靭帯が切れていた。
・階段落ちからすぐならば、部分的な関節固定で、ある程度の関節の動きを残すことも可能だった。今となっては部分的な関節固定はリスクがある。
・軟骨を全部削ってプレートを置き、海綿骨移植を行う。
・海綿骨移植は上腕骨に2㎜ぐらいの穴を開け、骨髄を取り出し、血液を混ぜる。上腕骨に開けた穴は2か月ぐらいで埋まる。後遺症の心配はない。
・小指の骨折を治す必要があるかどうかは現状では分からない。治すことを考慮に入れて治療に入る。

・術後は生涯にわたり、インプラントの感染に配慮する。清潔な環境を保ち、患部を舐め続けさせない(エリザベスカラーの装着や靴下を履かせるなど)。
・感染したインプラントは取り出すしかない。取り出すと患部が元に戻る可能性が高い。
・金属疲労でプレートが折れることがある。
・最悪の展開は皮膚が擦れてプレートが出てくること。
・プレートの端が当たる部分に力が集中することにより中手骨骨折の懸念がある。

・ブリは体格の割に足が細長く、体重に見合った大きさのプレートは入らない。小さいプレートは固定力に不安がある。
・ブリの犬種や年齢を考慮し、楽しげな生活を大きく奪ってしまうような治療を回避してあげたいので、装具をつけて生活することになるかもしれない。装具は入院中に装具士さんに来てもらって作る。

・術後に用いる硬い包帯の交換は手術をする人にしかできない。通院できる距離ではないので1か月~1か月半の入院となる。
・2週間後、タイピーが面会に行く予定。その時に先生が対面で、現状や経過をきちっと説明する。
・最初の小指の骨折だけの時、手術ではなくギプスで固定する方法を選んだ小糠先生の判断は間違いではない。