課題1 裁判に時間やお金がかかる 研究会のなかで、検討課題として挙げられているのは3つです。 1つ目は、発信者を特定するための裁判に、時間やお金がかかるということです。
誹謗中傷を書き込んだ相手に対し損害賠償請求をする場合、まず相手を特定しなければなりません。
まず、SNS事業者や掲示板管理者などのコンテンツプロバイダに対して開示請求をおこない、そこで判明したIPアドレスなどを元に、電話会社などアクセスプロバイダに開示請求をおこないます。こうして、ようやく発信者の氏名や住所が判明します。 裁判を起こしてから決定や判決が出るまでには、時間がかかります。IPアドレスが開示されるまでは国内法人の場合、申立から1カ月ほど、氏名や住所が開示されるまではそこから早くて3カ月~1年程度かかることが多いです。