押井:「何を言っているかというと、自分で人間だと思い込んでいるだけで、もしかしたらあなたも人形かもしれないっていうことです。これを作ったとき、人間と人形、どう違うんだ?ということを考え始めて、それをどう証明するのかという映画になった。(中略)この映画も、誰が人間で、誰が人形なのかわからない世界の話ですけど、もうそれはどっちでもいいんじゃないかと思う。ただし、幸福感は欲しい。自分が自分である根拠も欲しいし、自分が生きていると思いたい。それで二つの可能性を考えたわけ。まず一つは犬と暮らすこと。犬が生き物であることは、抱けばすぐわかる。いい匂いがするし、温かいし、心臓はトクトク動いてる。まさにこれが命だとわかる。もう一つの可能性は人形と暮らすこと。今の人たちはこれですよね。インターネットにぶら下がって生きたりとか、それは要するに人形と暮らすってことですよ」

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