俺の名前は小峠華太
「小峠、出ろ。」
小峠「そうですか…」
あと1時間で死刑になる今を生きるアラフォーの極道だ。
遡ること10年前…
あれは大阪極道と和中の兄貴が戦ってる最中の出来事だった
和中「チェリゃあ!!!」
戸狩「遅いもらった…ん?なんや…」
マル暴「おいコラァ!!お前らが殺し合いしてんのは分かってんねんぞ!!はよ出て来い!!」
戸狩「チッ サツか… ワシは逃げさせてもらうで」スタスタ
和中「待てえ!!!」
戸狩(この門を超えれば逃げられる あらやっと!)
戸狩「そんな…」
マル暴達「当たり前やが建物全方位や逃げられると思うなや」
戸狩「ちっ」

和中「俺も逃げるか…裏門から」
和中の兄貴が裏門の扉を開けたその瞬間…
天羽「和中…すまん…」
和中「お、親父…」
そこにあったのはなんと…
サツに捕まった親父と舎弟たちだった…
マル暴「大人しくせい 逃げ道は無いぞ」
和中「ふん…俺の人生もここまでか」

この時の俺たちは知らなかったが…なんと複数の極道組織、半グレ組織、暗殺組織、拷問ソムリエなどに同時に警察やFBIのガサ入れが入った。なんでも伍代や風谷を初めとした情報屋や紅林君と言ったカタギなどがサツにリークしたらしい…

この件は世界中で報道され 日本の警察組織の評価は世界的に一気に上がった。
一方の俺たち社会のはみ出し者たちの殆どは死刑宣告を受けた。天羽組で死刑にならなかったのは工藤、速水、宇佐美を初めとした若手のみ 俺より上の兄貴たちは全員死刑判決だ。もちろんそれは獅子王組、京極組、天王寺組も同じことだ。