右ポケットから諭吉が歩き出すと
釣られて君の足音が聞こえてくるよ
涼しげな顔でネオンを見渡せば
スマホ片手に人達はどこに向かうのだろうか
機械的なやり取りもそこそこに
性懲りもなく不思議な数字に身を委ねるよ
毎度その先にいけず果ててしまうよな
胸に立ち込める積乱雲を晴らすような
天秤が掲げたそれを大事にしまうと
また一日が始まるよ
「トルク値だけ?」
木霊する声にはもう慣れてしまった
押し込めて誓うそう明日もハレルヤ