>>382
帰納法は、いろいろな事実から一般的な法則を推測する思考法
演繹法(えんえきほう)は、ある法則からどんな具体的な事実が導かれるかを考える思考法

数学の中では、例えばいくつかの数を代入して答えを探るとかは帰納的な考え方だと言える
ただ実際に問題を解く段階では仮定と定理を根拠にして言えることしか使えないので、計算用紙での試行錯誤を除けば、実質的に数学という学問は全部演繹法のくくりになるんだよね
高校でやる数学的帰納法もその意味では演繹法と言える

だから、二つの推論法の違いは言葉で習うかは別として誰もが使ってるものではあって、ことさら数学で習うと強調するものではないと思うんだよな