BSA加盟企業、東京都所在のシステム開発会社と和解

〜ボリュームライセンス版Officeを不正インストールした中古PC販売に約3,200万円の損害賠償〜


BSA | The Software Alliance(本部:米国ワシントンDC、以下、BSA)は本日、BSA加盟企業であるマイクロソフトコーポレーション(以下、マイクロソフト)と、東京都所在のシステム開発会社(以下、A社)の間におけるビジネスソフトウェアの著作権侵害に関し、2015年5月1日に総額3,200万円を上回る金額で和解が成立したと発表しました。

本件は、BSAが開設する「組織内不正コピー通報フォーム」に通報された、A社がMicrosoft Officeを不正にインストールした中古PCを販売しているという情報が端緒となった事案です。

通報に基づき、権利者であるマイクロソフトは代理人を通じて、A社に対し、A社内におけるソフトウェア使用状況と、これまでに販売した中古PCへのソフトウェアのインストール状況の双方に関する調査を進めたところ、自社用PCへの組織内不正コピーに加え、不正に入手したボリュームライセンス版のMicrosoft Office製品を悪用し、中古PCにインストールしたうえで販売していたことが発覚。

Microsoft Officeなど合計266本の違法コピーを行っていたことが判明したため、A社と問題解決に向け協議を重ねていました。

https://bsa.or.jp/news-and-events/news/bsa20150521/