些細なことを契機に自己の権利が不当に侵害されたと独善的に確信し、
名誉、権利を回復しようとして現実的、常識的な範囲を越えて熱中し、
闘争的となり、警察、人権擁護機関、裁判所などへ次々と告訴する者を
好訴者 querulants という。好訴者は自分ルールを持ち、更には強い自我感情を有し、
利害対立に際して公正な判断力を著しく欠き、忠告、反論を受けた場合には
その被害観念がさらに強化され、妄想加工が進行する。
このようなものを好訴妄想という。
統合失調症、躁うつ病などに認められることがあるが、
最も極端なものはクルト・シュナイダーの定義する闘争性狂信者に認められる。