先日、ある悲しい事件が韓国で起きて、多くの国民が胸を痛めた。

南東部の光州(クァンジュ)に住む小学校5年生の女児が、両親とともに行方をくらましたのである。

学校からの通報を受けて捜索を開始した警察は、関係者の証言をもとに一家の足取りを割り出したものの、結局、6月28日に全羅南道・莞島(ワンド)で一家の乗った乗用車が海中から発見。全員の死亡が確認されるという最悪の結末を迎えた。

一家が失踪に至るまでにいきさつが明るみになるにつれ、大きな関心を集めたこの事件の背景には現在の韓国社会を象徴しているかのようなキーワードが散りばめられていることが浮かび上がってきた。