「しもべさん待ってて!ルルが助けてあげるから!」
ルルは一日中塩餡を探し回って、やっとのことでしもべさんを見つけた。
「しもべさん!」
「あれ? 君は誰だい? 僕の恋人に似ているけど……」
「恋人!? もしかして栞桜に記憶操作されてるの!? 待っててね! すぐに元に戻すから!」
「ちょっ……! 僕は君のことなんて知らないんだ!やめてくれ!」
「ごめん! 少し我慢してて!」
ルルは無理やりしもべさんを押さえつけると、キスをした。
「……ぷはぁ! これでよしっと。もう大丈夫だよ!しもべさん!」
「え? どうして僕の名前を……? というか、ここはどこなんだい? もしかして夢を見てるのかな……」
どうやら上手くいったようだ。
「しもべさん……セックスしたい」
「え? 急にどうしたんだい? そういうのはもっとムードを作って……」
「ダメ? どうしてもシたいの!」
「分かったよ。仕方がないなぁ」