勘に優れた人が論理を厭わず、論理に優れた人が直感を厭わない
博打の本質が科学と非科学のアヤである以上、科学と非科学のはざまで、柔軟にしなやかに予測を積み重ねていくのが勝てるバカラです

この1手に勝つんだ、というギャンブラーは多いですよね
勝つ手法に「この1手」は残念ながら存在しません。ただし、有利に戦えるゾーンで、少しずつ敵を追い込んでいく
返り討ちにあった時は、うまく体をかわし、転がる。常に、平均配当率で勝ちを獲得するということは
ワンシーンではなくワンシークエンスで勝つということなのです

「いきます」と一言いって、チップがぎっしり入ったスタックを押し出す
そして勝つ。それはまさにほれぼれする華麗なる勝利のワンシーンでしょう
自分もそんな勝負には憧れます

しかし、自分には自分の道があり、運に任せる博打を打つことはできないのです
だから、小さく勝ちを積み重ね、小さく損切りを積み重ね
計算してみれば、確かに期待値が1を超えていた(なんという奇跡だろうか)
そのような取り組みでしか、チップを賭ける事はできないのです

チップは千ドルまでで1万ドルからはビスケットと呼ばれる蒲鉾状のものに変わり
そして、世界のカジノのマックスベットは(シンガポールをのぞき)
事前打ち合わせなしに賭けられるのは平均すると40万ドル程度と言われます

したがって、自分はバイインしてビスケットを受け取ることは手法上、ありえないわけです
また、それ以外の方法で勝てる方法もあるのかもしれない(それは厳しいと思ってはいますが)
という可能性も、頭から否定したくはありません

自分が間違っているとしたら、それは素直に受け入れたい
しかしながら、自分の賭けのスタイルはほぼ完成されてしまって
この形で戦うしかあるまいと、そう思うのです
だから、結論から言えば、持続的に長期的に勝つ方法はおそらくは1つではないだろうということなのです。