探検
虎ノ門821
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
1名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/07(土) 12:22:05.35ID:AN50C0+pM霞ヶ関・永田町の背後から、政治・経済・社会を斬りつける!!
タブーなき憂国の志士たちが日替わりで繰り広げる生放送のデイリーニュースショー !
DHCテレビから、新しいニューススタイルと世界の見方を、発信します!
■MC:居島一平(米粒写経)
■コメンテーター
月曜 田北真樹子(月刊「正論」編集長) &
ゲスト or 石平(評論家) or 竹田恒泰(作家)
火曜 百田尚樹(作家) &
ゲスト or 北村晴男(弁護士)
水曜 大高未貴(ジャーナリスト) & ゲスト or
ケント・ギルバート(カリフォルニア州弁護士) & ゲスト or
井上和彦(軍事ジャーナリスト) & ゲスト
木曜 有本香(ジャーナリスト) &
ゲスト or 竹田恒泰(作家) or 飯山陽(イスラム思想研究者)
金曜 須田慎一郎(経済ジャーナリスト) & ゲスト or
藤井厳喜(国際政治学者) & ゲスト or
髙橋洋一(嘉悦大学教授) & ゲスト
※前スレ
虎ノ門820
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1650867073/
虎ノ門811
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1641727717/
虎ノ門812
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1643346794/
虎ノ門813
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1645528550/
虎ノ門802(虎ノ門814)
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1630200724/
虎ノ門815
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1646743929/
虎ノ門816
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1647555367/
虎ノ門818
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1649761806/
虎ノ門819
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1650299932/
虎ノ門817
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1648712706/ VIPQ2_EXTDAT: checked:verbose:1000:512:: EXT was configured
VIPQ2_EXTDAT: checked:verbose:1000:512:: EXT was configured
844名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 16:29:57.64ID:kugHrOyR0 マイダン革命の参加者が被害者ねぇ
まる
@pynjoymar
ナザレンコさんは被害者ですよね。被害者に、その本人が望まないであろう言動を行うことは、
行儀がよくないと思います。行儀がよくない行動はみていて周囲に不快感を与えますから、必ずしも私に関係がないわけではありません。
まる
@pynjoymar
ナザレンコさんは被害者ですよね。被害者に、その本人が望まないであろう言動を行うことは、
行儀がよくないと思います。行儀がよくない行動はみていて周囲に不快感を与えますから、必ずしも私に関係がないわけではありません。
2022/05/17(火) 16:32:50.63ID:6bVfJJtXr
いやあ上海電力を今更知って大騒ぎとか
普段から新聞もニュースも見ないんだなって感じだが
それにしても辻褄を妄想で繋いで疑惑ガーはモリカケとおんなじ
普段から新聞もニュースも見ないんだなって感じだが
それにしても辻褄を妄想で繋いで疑惑ガーはモリカケとおんなじ
846名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 16:38:52.43ID:kugHrOyR0 モリカケより酷い自民党だ上海電力
つまり安倍だろ総理
つまり安倍だろ総理
847名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 16:41:56.13ID:kugHrOyR0 ジャパニーズピーポー
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
2時間
観たけど、これが何?誰かも知らんけど、専門家?
マヨ
@littlemayo
・
2時間
まじかーーー??!!日本人でも知ってる人沢山いるから、てっきり顔で分かったかと。米陸軍退役大佐ダグラス・マクレガー氏だよ。US Armyの一番上のランク。タッカーが最後にColonel(カーネルと聞こえる)と名前の前によんでるでしょ。敬意を表す呼び方。
ジャパニーズピーポー
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
2時間
ん?大佐は最上位ではないぞ?自衛隊で言えば、1佐。駐屯地司令が1佐。
カーネル<ジェネラル
で?
ジャパニーズピーポー
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
2時間
Armyの階級の話だぞ。
君、マジメに言ってるのか?
日本の防大で言えば、99%は退官までに1佐以上にはなるんだけど。
アメリカのWest Pointもそんな感じみたいだが
ココット
@619reimisuterio
・
1時間
君のような勘のいいガキはry
裕一
@purio6131
・
10分
返信先:
@dNrIXZLnZu1b1xx
さん、
@littlemayo
さん、他10人
どっちがわるいんだか
広瀬 進
@naposoba
・
6分
親露派さん達は、動画に頼りっぱなしですが、OSCEとかは気にしないのですか?解らないのは、国際機関の調査報告を何処の誰が、いつ、何処で、出所は?すら答えられない物で否定するけど、そう言った動画の信憑性の担保はどうやって確保しているのでしょうか?
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
2時間
観たけど、これが何?誰かも知らんけど、専門家?
マヨ
@littlemayo
・
2時間
まじかーーー??!!日本人でも知ってる人沢山いるから、てっきり顔で分かったかと。米陸軍退役大佐ダグラス・マクレガー氏だよ。US Armyの一番上のランク。タッカーが最後にColonel(カーネルと聞こえる)と名前の前によんでるでしょ。敬意を表す呼び方。
ジャパニーズピーポー
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
2時間
ん?大佐は最上位ではないぞ?自衛隊で言えば、1佐。駐屯地司令が1佐。
カーネル<ジェネラル
で?
ジャパニーズピーポー
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
2時間
Armyの階級の話だぞ。
君、マジメに言ってるのか?
日本の防大で言えば、99%は退官までに1佐以上にはなるんだけど。
アメリカのWest Pointもそんな感じみたいだが
ココット
@619reimisuterio
・
1時間
君のような勘のいいガキはry
裕一
@purio6131
・
10分
返信先:
@dNrIXZLnZu1b1xx
さん、
@littlemayo
さん、他10人
どっちがわるいんだか
広瀬 進
@naposoba
・
6分
親露派さん達は、動画に頼りっぱなしですが、OSCEとかは気にしないのですか?解らないのは、国際機関の調査報告を何処の誰が、いつ、何処で、出所は?すら答えられない物で否定するけど、そう言った動画の信憑性の担保はどうやって確保しているのでしょうか?
848名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 16:42:22.35ID:kugHrOyR0 ジャパニーズピーポー
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
3分
誰かが面白がって鼻くそほじりながら作った動画かもしれないものを証拠だ証拠だ、ってバカがどこかにいましたね
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
3分
誰かが面白がって鼻くそほじりながら作った動画かもしれないものを証拠だ証拠だ、ってバカがどこかにいましたね
849名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 16:43:05.16ID:kugHrOyR0 ロシアは立ってるだけで捕まるさん
今日もぶっ飛んでるなぁ
今日もぶっ飛んでるなぁ
850名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 16:44:54.44ID:kugHrOyR0 ジャパニーズピーポー
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
9分
おー、良いね。マヨちゃんが来たらアホアノンがいっぱい来るwww
青空
@ku51182361
・
7分
小学生はあっちいきな?
大人の会話に入っちゃダメよ??
ジャパニーズピーポー
@dNrIXZLnZu1b1xx
返信先:
@ku51182361
さん、
@naposoba
さん、他10人
なんも言えない奴が大物ぶるなよwww
午後4:39 ・ 2022年5月17日・Twitter for Android
@dNrIXZLnZu1b1xx
・
9分
おー、良いね。マヨちゃんが来たらアホアノンがいっぱい来るwww
青空
@ku51182361
・
7分
小学生はあっちいきな?
大人の会話に入っちゃダメよ??
ジャパニーズピーポー
@dNrIXZLnZu1b1xx
返信先:
@ku51182361
さん、
@naposoba
さん、他10人
なんも言えない奴が大物ぶるなよwww
午後4:39 ・ 2022年5月17日・Twitter for Android
851名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 16:46:44.62ID:kugHrOyR0 広瀬 進
@naposoba
・
2分
返信先:
@ku51182361
さん、
@dNrIXZLnZu1b1xx
さん、他10人
青ちゃん口だけ、口だけ、口だけ
広瀬 進
@naposoba
・
3分
返信先:
@cu6e_hallway
さん、
@ad7d2935094a4f2
さん、他11人
サークル活動的な感じ?それで、本にして印税貰うんですか?
広瀬 進
@naposoba
・
4分
返信先:
@ku51182361
さん、
@MK34623567
さん、他10人
じゃ、翻訳してみてね??頼むよ、口先お兄さん??
広瀬 進
@naposoba
・
6分
返信先:
@ku51182361
さん、
@dNrIXZLnZu1b1xx
さん、他10人
青空ちゃん、口だけ?それとも貰った動画貼り付けるだけ?ねぇねぇ、何が出来るの?
@naposoba
・
2分
返信先:
@ku51182361
さん、
@dNrIXZLnZu1b1xx
さん、他10人
青ちゃん口だけ、口だけ、口だけ
広瀬 進
@naposoba
・
3分
返信先:
@cu6e_hallway
さん、
@ad7d2935094a4f2
さん、他11人
サークル活動的な感じ?それで、本にして印税貰うんですか?
広瀬 進
@naposoba
・
4分
返信先:
@ku51182361
さん、
@MK34623567
さん、他10人
じゃ、翻訳してみてね??頼むよ、口先お兄さん??
広瀬 進
@naposoba
・
6分
返信先:
@ku51182361
さん、
@dNrIXZLnZu1b1xx
さん、他10人
青空ちゃん、口だけ?それとも貰った動画貼り付けるだけ?ねぇねぇ、何が出来るの?
852名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 17:14:34.97ID:kugHrOyR0 >対立を煽り、恐怖を煽る言論者はエージェントである(本人にその自覚はない)。
さすがにコミンテルンの手口は良く知ってる
駐日ロシア連邦大使別館
@RusEmbassyJP
日本は孤立しません。なぜならこの先、西側同盟内部の「邪悪」が解体され西側同盟が正しく機能し始めるからです。
対立を煽り、恐怖を煽る言論者はエージェントである(本人にその自覚はない)。
追記: 意味不明な本(ナザレンコの本)が出版されているようです。
ナザレンコのリプ欄
広瀬 進 @naposoba
何にもしていないのに、立っているだけで、連行されてしまうんですね、
ロシアって国は。そんな国がお好きなんですか?変わっていますね。
広瀬 進@naposoba
いや、リアルを見たのかって話です。ウクライナを戦場にしてのご遺体の数々は想像つきますし、あれ、ロシア軍の仕業ですよ。
さすがにコミンテルンの手口は良く知ってる
駐日ロシア連邦大使別館
@RusEmbassyJP
日本は孤立しません。なぜならこの先、西側同盟内部の「邪悪」が解体され西側同盟が正しく機能し始めるからです。
対立を煽り、恐怖を煽る言論者はエージェントである(本人にその自覚はない)。
追記: 意味不明な本(ナザレンコの本)が出版されているようです。
ナザレンコのリプ欄
広瀬 進 @naposoba
何にもしていないのに、立っているだけで、連行されてしまうんですね、
ロシアって国は。そんな国がお好きなんですか?変わっていますね。
広瀬 進@naposoba
いや、リアルを見たのかって話です。ウクライナを戦場にしてのご遺体の数々は想像つきますし、あれ、ロシア軍の仕業ですよ。
2022/05/17(火) 17:23:57.82ID:O5T3G3y30
なんでアスペって連投しちゃうん?
854名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 17:58:54.11ID:kugHrOyR0 ・マイダン革命
・ミンスク合意
・ドネツク共和国ルガンスク共和国
理解してからこいウク信
これまでのあらすじ
ロシアの傀儡政権でヤヌコビッチうんこ大統領だったけど
マイダン革命ではナザレンコも参加した暴力的なテロにより民主的に選ばれた大統領を倒し
反体制派デモが活発化し、警官隊と衝突
100人近くが死亡し、1000人以上が負傷する事態となりました
極右勢力を中心とする米国の傀儡政権が生まれました
共産主義革命みたいな暴力革命で政権を奪い野党11党を非合法化して活動させないけど
ロシアのスパイです
野党系メディア3つ4つを非民主的に潰したけどロシアのスパイです
ウクライナは民主主義陣営だから 被害者なんでお金ください
ヤヌコビッチうんこ大統領よりも親露派の国民生活は酷くなったし
親露派の国民は仕事も収入もなくネオナチに虐待され
ソ連の方がマシと独立したりロシアと併合したがるけどロシアの工作員なんです
ウクライナは民主主義陣営だから被害者なんでお金ください
ゼレンスキー
・ミンスク合意
・ドネツク共和国ルガンスク共和国
理解してからこいウク信
これまでのあらすじ
ロシアの傀儡政権でヤヌコビッチうんこ大統領だったけど
マイダン革命ではナザレンコも参加した暴力的なテロにより民主的に選ばれた大統領を倒し
反体制派デモが活発化し、警官隊と衝突
100人近くが死亡し、1000人以上が負傷する事態となりました
極右勢力を中心とする米国の傀儡政権が生まれました
共産主義革命みたいな暴力革命で政権を奪い野党11党を非合法化して活動させないけど
ロシアのスパイです
野党系メディア3つ4つを非民主的に潰したけどロシアのスパイです
ウクライナは民主主義陣営だから 被害者なんでお金ください
ヤヌコビッチうんこ大統領よりも親露派の国民生活は酷くなったし
親露派の国民は仕事も収入もなくネオナチに虐待され
ソ連の方がマシと独立したりロシアと併合したがるけどロシアの工作員なんです
ウクライナは民主主義陣営だから被害者なんでお金ください
ゼレンスキー
2022/05/17(火) 17:59:31.41ID:XZRk7XVcM
>>843
虎ノ門でやっても、再生回数上がらないんだよな。先週火曜日の北村先生が出た回も45万しか再生されてない。橋下関連は百田は自分のチャンネルでやれよって思うね
虎ノ門でやっても、再生回数上がらないんだよな。先週火曜日の北村先生が出た回も45万しか再生されてない。橋下関連は百田は自分のチャンネルでやれよって思うね
856名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 18:14:56.58ID:P0f7dkx50 え?モスクワ経由で避難民が大分県に来てるけど
都合のいい頭だなこのおっさん
なんで黙ってボランティアだけしないんだよ
かふ
@XoaDI2J8LVFCRm8
なんで偽物ってわかるんですか?
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報
@TakagakiUkraine
これはロシア軍がイメージアップする為に撮影隊を呼び、このニュースの時だけ
ロシア軍が慈善活動をしてる場面を撮っているだけです。撮影後
この救出された人々は有無を言わされず強制収容所送りです
午後4:30 ・ 2022年5月17日 Укра?наから・Twitter for iPhone
都合のいい頭だなこのおっさん
なんで黙ってボランティアだけしないんだよ
かふ
@XoaDI2J8LVFCRm8
なんで偽物ってわかるんですか?
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報
@TakagakiUkraine
これはロシア軍がイメージアップする為に撮影隊を呼び、このニュースの時だけ
ロシア軍が慈善活動をしてる場面を撮っているだけです。撮影後
この救出された人々は有無を言わされず強制収容所送りです
午後4:30 ・ 2022年5月17日 Укра?наから・Twitter for iPhone
2022/05/17(火) 18:56:49.59ID:jJt0EQx/0
>>855
いつも40万くらいだから上積みは5万回ってところだな
いつも40万くらいだから上積みは5万回ってところだな
2022/05/17(火) 19:35:24.63ID:O5T3G3y30
また古いアーカイブ上げて視聴回数稼ぎしてるな
2022/05/17(火) 19:51:24.17ID:ydSGczwp0
ナザレンコはほんと対立を煽るし恐怖を煽るよな
860名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 20:17:26.47ID:xqD+cTvfd 百田どんだけ橋下好きなんだよw毎日橋下のことばかり
毎日テレビ出てる橋下はYouTubeの再生回数少ないから本当は人気ないとか言ってるけどYouTubeの視聴回数とテレビの視聴率違うだろ
今、YouTube再生回数多い人誰?詳しくないけど例えばヒカキンとかがテレビ出たら視聴率めちゃ高くなるかって話だし
あと自分の配信のアンケートで97%が大満足してる、みたいな自慢も信者しか観てないからそりゃそうなるわw
毎日テレビ出てる橋下はYouTubeの再生回数少ないから本当は人気ないとか言ってるけどYouTubeの視聴回数とテレビの視聴率違うだろ
今、YouTube再生回数多い人誰?詳しくないけど例えばヒカキンとかがテレビ出たら視聴率めちゃ高くなるかって話だし
あと自分の配信のアンケートで97%が大満足してる、みたいな自慢も信者しか観てないからそりゃそうなるわw
2022/05/17(火) 20:49:49.35ID:98XK9XK90
オマエもどんだけハゲが好きなんだよ笑
ほっときゃいいのに笑
ほっときゃいいのに笑
2022/05/17(火) 20:51:06.82ID:1tT6+78e0
2022/05/17(火) 20:52:04.26ID:1tT6+78e0
2022/05/17(火) 20:52:45.04ID:HKkqrH/td
知事市長時代の橋下はモラハラパワハラの権化みたいで大嫌いやったけど
客観的に見て今現在の百田の言動は気持ち悪すぎる、おぞましすぎる
70前のジジイのやること違うで
客観的に見て今現在の百田の言動は気持ち悪すぎる、おぞましすぎる
70前のジジイのやること違うで
865名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 20:55:54.55ID:3Zqx7JkQp2022/05/17(火) 21:01:36.50ID:rrzoMPAZ0
>>837
同じような事を前のアメリカ大統領選挙の時にも言ってたよな
同じような事を前のアメリカ大統領選挙の時にも言ってたよな
867名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 21:30:55.32ID:B8Txxu7h0868名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 22:00:32.20ID:P0f7dkx50 ゼレンスキーは停戦しろと命令しても断られたとか言う気か
>撤退を提案したが、断られた事実(笑)
提案だけで命令してないんだな命令すればいいだけ
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
82日間、完全包囲されながらも、4倍以上優勢の敵と戦い続けたアゾフ連帯は
永遠に歴史教科書と民話に残る英雄。エリートの中のエリート。
マリウポリが長く耐え、露軍の進軍をだいぶ遅らせたたおかげで何万人の命が救われたことだろうか。
ウクライナに栄光あれ英雄に栄光あれ
午後8:57 ・ 2022年5月17日・Twitter Web App
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina・2019年12月6日
そのユダヤ人の一人である、コロモイスキー氏がアゾフ大隊を支援し、資金をかけて武装してくれました
ユダヤ人もウクライナ人もジョージア人もチェチェン人も、皆団結し、東欧と自由の敵であるロシアと戦っている
何度も言ったが、無神論者です。拙著の3章で詳しく書かれてるんで興味あったら是非
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina ・ 2019年12月5日
米民主党の議員が提案した法案を擁護するのですか
陰謀論者のロジックで行くと、米民主党に同調する鷹嬢さんはNEDからお金貰っている工作員ということになります
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
「ゼレンスキーはマリウポリの兵士に降伏の命令を出せ」と言っている人は、
マリウポリが包囲される前に大統領が現地の部隊に撤退を提案したが、断られた事実を知らないのか?
マリウポリ防衛者のこの訴えをもう一度読むといい。ま、一生理解できないだろうけど。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
・ 3月28日
「もう街には(守るほどの)価値がないでしょう。なぜなら完全に破壊されていますから。しかし、きっと日本人はよくわかるはずです。
私たちにとって、この街は建物だけではない、インフラだけでもない、私たちの祖国なのです。最期まで戦います」。
午後1:22 ・ 2022年4月17日・Twitter Web App
>撤退を提案したが、断られた事実(笑)
提案だけで命令してないんだな命令すればいいだけ
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
82日間、完全包囲されながらも、4倍以上優勢の敵と戦い続けたアゾフ連帯は
永遠に歴史教科書と民話に残る英雄。エリートの中のエリート。
マリウポリが長く耐え、露軍の進軍をだいぶ遅らせたたおかげで何万人の命が救われたことだろうか。
ウクライナに栄光あれ英雄に栄光あれ
午後8:57 ・ 2022年5月17日・Twitter Web App
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina・2019年12月6日
そのユダヤ人の一人である、コロモイスキー氏がアゾフ大隊を支援し、資金をかけて武装してくれました
ユダヤ人もウクライナ人もジョージア人もチェチェン人も、皆団結し、東欧と自由の敵であるロシアと戦っている
何度も言ったが、無神論者です。拙著の3章で詳しく書かれてるんで興味あったら是非
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina ・ 2019年12月5日
米民主党の議員が提案した法案を擁護するのですか
陰謀論者のロジックで行くと、米民主党に同調する鷹嬢さんはNEDからお金貰っている工作員ということになります
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
「ゼレンスキーはマリウポリの兵士に降伏の命令を出せ」と言っている人は、
マリウポリが包囲される前に大統領が現地の部隊に撤退を提案したが、断られた事実を知らないのか?
マリウポリ防衛者のこの訴えをもう一度読むといい。ま、一生理解できないだろうけど。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
・ 3月28日
「もう街には(守るほどの)価値がないでしょう。なぜなら完全に破壊されていますから。しかし、きっと日本人はよくわかるはずです。
私たちにとって、この街は建物だけではない、インフラだけでもない、私たちの祖国なのです。最期まで戦います」。
午後1:22 ・ 2022年4月17日・Twitter Web App
869名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 22:03:24.01ID:P0f7dkx502022/05/17(火) 22:04:43.47ID:qqVQXiBNr
あの頃は安倍の掛け声でインバウンド強化
各知事がこぞって中国やアジアにトップセールスをかけてた時代なんだけど
みんな記憶喪失になってんのか
各知事がこぞって中国やアジアにトップセールスをかけてた時代なんだけど
みんな記憶喪失になってんのか
871名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 22:20:20.56ID:MAIzh+/v0 中国指導部に彼らの撤退と第三国への引き渡しの手続きを仲介するよう要請
https://twitter.com/sofimari21/status/1525483891997351937?s=20&t=0h0Ani4DzNk9Sncmw3oDsQ
アゾフスタル地下住民の妻達
習近平におねだり
習近平の偉大な愛と偉大な知恵で助けてくれること信じています。
アゾフはウクライナから逃げ出したいらしい
習近平の偉大な愛と偉大な知恵で降伏したようだウクライナwwwww
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
https://twitter.com/sofimari21/status/1525483891997351937?s=20&t=0h0Ani4DzNk9Sncmw3oDsQ
アゾフスタル地下住民の妻達
習近平におねだり
習近平の偉大な愛と偉大な知恵で助けてくれること信じています。
アゾフはウクライナから逃げ出したいらしい
習近平の偉大な愛と偉大な知恵で降伏したようだウクライナwwwww
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
2022/05/17(火) 22:21:31.00ID:dKPRYhtd0
873名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 22:36:36.84ID:3OlHF1+D0 ウクライナ応援団のSNS投稿者、ワクチンでも誤情報発信か
電通使って洗脳・宣伝らしいぞ
峰 宗太郎
・ 2017年1月30日
ある程度目的は手段を正当化すると思うので…ワクチンの推奨や抗生剤乱用防止なんかも、
電通かなんかに印象操作を含めて宣伝してもらったらよいと思っている…。
理詰めで駄目な相手には、教育で駄目な相手には、洗脳・宣伝でしょう…。
・「ワクチンはまさに感染対策の切り札」「集団免疫にはどんどんどんどん近づいていくと思う」(菅首相 2021年6月17日)
・「集団免疫の効果を得るのは夏の後」(尾身会長 2021/06/08)
・「少なくとも1年はもつ」(河野太郎 2021/6/20)
・「全責任は私が引き受ける」(河野太郎 2021年6月8日)
・「ワクチン打ったら重症化しないだけじゃなくたぶん感染しない」(河野太郎 2021年7月2日)
・「打てば人にも感染させない」(河野太郎 2021年7月2日)
・「1年効果が持つことは確実」 (手を洗う救急医Taka(木下・切通・喬弘)2021年6月20日)
・「アメリカで2億回打って、一人も死んでない」(河野太郎 2021/7/4)
・「デマに惑わされないように」(河野太郎 2021/6/24)
電通使って洗脳・宣伝らしいぞ
峰 宗太郎
・ 2017年1月30日
ある程度目的は手段を正当化すると思うので…ワクチンの推奨や抗生剤乱用防止なんかも、
電通かなんかに印象操作を含めて宣伝してもらったらよいと思っている…。
理詰めで駄目な相手には、教育で駄目な相手には、洗脳・宣伝でしょう…。
・「ワクチンはまさに感染対策の切り札」「集団免疫にはどんどんどんどん近づいていくと思う」(菅首相 2021年6月17日)
・「集団免疫の効果を得るのは夏の後」(尾身会長 2021/06/08)
・「少なくとも1年はもつ」(河野太郎 2021/6/20)
・「全責任は私が引き受ける」(河野太郎 2021年6月8日)
・「ワクチン打ったら重症化しないだけじゃなくたぶん感染しない」(河野太郎 2021年7月2日)
・「打てば人にも感染させない」(河野太郎 2021年7月2日)
・「1年効果が持つことは確実」 (手を洗う救急医Taka(木下・切通・喬弘)2021年6月20日)
・「アメリカで2億回打って、一人も死んでない」(河野太郎 2021/7/4)
・「デマに惑わされないように」(河野太郎 2021/6/24)
874名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 22:40:31.89ID:3OlHF1+D0 >>872
その辺まだどうでもいいけど
今回の場合
反露洗脳教育で同調圧力高めて
ウクライナでも特に貧民が戦いたくもないのに
喰えないから兵隊やって死んでるのが目に見えてるんで
百田はいい加減にしろと
その辺まだどうでもいいけど
今回の場合
反露洗脳教育で同調圧力高めて
ウクライナでも特に貧民が戦いたくもないのに
喰えないから兵隊やって死んでるのが目に見えてるんで
百田はいい加減にしろと
875名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 23:28:47.50ID:q367gzL9r ぐだぐだなロシア軍のおかげで
アゾフ連隊は国民的英雄になったな
アゾフ連隊は国民的英雄になったな
876名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/17(火) 23:41:25.62ID:3OlHF1+D0 馬鹿はそろそろ黙れよw
・マイダン革命
・ミンスク合意
・ドネツク共和国ルガンスク共和国
最低これぐらい知らん奴は失せろ
・マイダン革命
・ミンスク合意
・ドネツク共和国ルガンスク共和国
最低これぐらい知らん奴は失せろ
877名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 00:30:53.18ID:7Q0Bb1Nx0878名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 00:31:01.65ID:7Q0Bb1Nx0 Harano Times ハラノタイムズ★1
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1651730764/
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1651730764/
2022/05/18(水) 00:49:43.26ID:cKd3nbxbd
「百田尚樹は『ナイトスクープ』時代から杜撰でテキトーだった...プロデューサーが証言!」
百田の根拠のない断言癖は30年前から何も変わっていないんだな
いや、生まれたときからかな
百田の根拠のない断言癖は30年前から何も変わっていないんだな
いや、生まれたときからかな
880名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 00:55:13.98ID:dU48RTSB0 プーチンさん、もうダメかもしれんな
【ウクライナ侵攻】「ロシア敗戦、時間の問題」~元中国大使が衝撃証言、消された発言録とは?(2022年5月15日)
https://youtu.be/suhhP8Xmr3o
【ウクライナ侵攻】「ロシア敗戦、時間の問題」~元中国大使が衝撃証言、消された発言録とは?(2022年5月15日)
https://youtu.be/suhhP8Xmr3o
881名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 01:04:36.77ID:dU48RTSB0 高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報@TakagakiUkraine
プーチンに殺されたウクライナ人7436人
プーチンに殺された外国人54人
#キーウ #独立広場 #ウクライナ
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1526558293304430593/pu/vid/1280x720/aFFh_eNMLP2XEEG7.mp4
プーチンに殺されたウクライナ人7436人
プーチンに殺された外国人54人
#キーウ #独立広場 #ウクライナ
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1526558293304430593/pu/vid/1280x720/aFFh_eNMLP2XEEG7.mp4
882名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 01:05:57.64ID:5GdEHmEF0883名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 01:53:24.95ID:iKMuAeAI0 https://twitter.com/TakagakiUkraine/status/1526549067488276480?s=20&t=K8_-FxdFXTR3C1-DgSKFfQ
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報@TakagakiUkraine
5月17日現在の独立広場
午後10:03 ・ 2022年5月17日・Twitter for iPhone
ウクライナマイダン革命脳だとここに↓撃ち込めばどうなってるか分からないのかな
https://twitter.com/TakagakiUkraine/status/1526549067488276480?s=20&t=K8_-FxdFXTR3C1-DgSKFfQ
物凄い優しい戦い方してるんだぞ 少なくともこいつらが言う戦い方はしてない
それで戦争だから被害はでるけどな
グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定) @Gurenko_Andrii
私、グレンコは間違っていました。 私の言論に一つ重要なところが抜けていました。
私は、プーチンを甘く見ていました。 私は最近まで、プーチンの目的は、全土の占領、
国家解体と、国土をロシア連邦に併合する事だと思っていました。 しかし、プーチンの本当の目的は、ウクライナ民族の絶滅です。 ????????????
午後9:07 ・ 2022年4月4日・ Twitter Web App
プーチンはウクライナ全土を制圧するつもりです。 早く、ロシアの封鎖、ロシア人の資産の差し押え、全世界からロシア人の追放を。
午前6:40 ・ 2022年2月25日・ Twitter for Android
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
「ゼレンスキーはマリウポリの兵士に降伏の命令を出せ」と言っている人は、
マリウポリが包囲される前に大統領が現地の部隊に撤退を提案したが、断られた事実を知らないのか?
マリウポリ防衛者のこの訴えをもう一度読むといい。ま、一生理解できないだろうけど。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
・ 3月28日
「もう街には(守るほどの)価値がないでしょう。なぜなら完全に破壊されていますから。しかし、きっと日本人はよくわかるはずです。
私たちにとって、この街は建物だけではない、インフラだけでもない、私たちの祖国なのです。最期まで戦います」。
午後1:22 ・ 2022年4月17日・Twitter Web App
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報@TakagakiUkraine
5月17日現在の独立広場
午後10:03 ・ 2022年5月17日・Twitter for iPhone
ウクライナマイダン革命脳だとここに↓撃ち込めばどうなってるか分からないのかな
https://twitter.com/TakagakiUkraine/status/1526549067488276480?s=20&t=K8_-FxdFXTR3C1-DgSKFfQ
物凄い優しい戦い方してるんだぞ 少なくともこいつらが言う戦い方はしてない
それで戦争だから被害はでるけどな
グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定) @Gurenko_Andrii
私、グレンコは間違っていました。 私の言論に一つ重要なところが抜けていました。
私は、プーチンを甘く見ていました。 私は最近まで、プーチンの目的は、全土の占領、
国家解体と、国土をロシア連邦に併合する事だと思っていました。 しかし、プーチンの本当の目的は、ウクライナ民族の絶滅です。 ????????????
午後9:07 ・ 2022年4月4日・ Twitter Web App
プーチンはウクライナ全土を制圧するつもりです。 早く、ロシアの封鎖、ロシア人の資産の差し押え、全世界からロシア人の追放を。
午前6:40 ・ 2022年2月25日・ Twitter for Android
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
「ゼレンスキーはマリウポリの兵士に降伏の命令を出せ」と言っている人は、
マリウポリが包囲される前に大統領が現地の部隊に撤退を提案したが、断られた事実を知らないのか?
マリウポリ防衛者のこの訴えをもう一度読むといい。ま、一生理解できないだろうけど。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
・ 3月28日
「もう街には(守るほどの)価値がないでしょう。なぜなら完全に破壊されていますから。しかし、きっと日本人はよくわかるはずです。
私たちにとって、この街は建物だけではない、インフラだけでもない、私たちの祖国なのです。最期まで戦います」。
午後1:22 ・ 2022年4月17日・Twitter Web App
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
884名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 01:54:00.62ID:MtHlzwhHr 藤原かずえ@kazue_fgeewara
手負いのプーチンこそ危険であるとするWPの社説です。ルトワックはプーチンが意思決定しないことが破滅的結果を招くと予見しています。キーウとハリコフから撤退し、このままでは弱者の烙印を押されて失脚するプーチンが選択できる道は、ウクライナでの戦術核の使用です
Opinion Russia is losing. That might make Putin more dangerous.
https://www.washingtonpost.com/opinions/2022/05/16/russia-losing-ukraine-putin-more-dangerous/
手負いのプーチンこそ危険であるとするWPの社説です。ルトワックはプーチンが意思決定しないことが破滅的結果を招くと予見しています。キーウとハリコフから撤退し、このままでは弱者の烙印を押されて失脚するプーチンが選択できる道は、ウクライナでの戦術核の使用です
Opinion Russia is losing. That might make Putin more dangerous.
https://www.washingtonpost.com/opinions/2022/05/16/russia-losing-ukraine-putin-more-dangerous/
2022/05/18(水) 01:54:25.93ID:X/6qIGFx0
■日本が売られる■ (著者)堤未果 2018年10月4日
第3章 売られたものは取り返せ
P247
3 有機農業大国となり、ハゲタカたちから国を守る~ロシア
◇2020年までに自給率100%を達成する
アメリカが外交上の武器として位置づけた「遺伝子組み換え種子」が世界中を駆けめぐる中、もう一つの大国は、
まったく逆方向から戦略を進めていた。
2015年12月3日。ロシアのプーチン大統領は、自国議会でこう宣言する。
「ロシアは2020年までに、食糧自給率100%を達成する。
我が国には自国民に十分な食を供給できる国土と水資源があるだけでなく、健康的で質が高く環境に優しい食べものを、世界中に輸出することも可能だろう。
今世界中で求められている、そういう良質な食べものを、西側諸国はずいぶん前に作るのをやめてしまったようだからな」
ちょうど前年11月に、トルコがロシア軍用機を墜落させたことへの報復処置として、
同国からの農産物輸入を禁止した矢先のことだった。
だが、その西側諸国では、ロシアのような大国が完全な自給自足を果たすという考えは、まるっきりバカにされていた。
2億1772万ヘクタールと農場の面積は広大でも、それを生かせるだけの家畜の数も、技術も追いついていない。
小麦の生産量一つとっても、まともな機材がないために、英独仏とは比較にならないほどの小規模だ。
国内の財閥は、海外投に夢中になっている。
結局、自給率を高めようとして失敗したソ連の時代から、ロシアは一歩も進んでいないのではないか。
だが一歩も進んでいないのはロシアではなく、西側諸国の古い先入観の方だった。
P248
ロシア連邦貯蓄銀行によると、ロシア財閥の多くは、海外よりもむしろ、自国内で政府が力を注ぐ農業プロジェクトへの投資に熱い視線を注いでいるという。
彼らが近未来の成長産業として、最も投資リターンを期待するのは、超近代的ハイテク〈有機農業〉だ。
プーチン大統領が自給率100%宣言をした時期、ロシアの大富豪ウラジミール・イェフトゥションコフ氏は、持ち株会社AFKシステマを通し、
農業法人「ユージヌィ農業複合体」の買収を完了する。
123ヘクタールというフットボールスタジアム2300個が入る巨大な温室は、最新技術を使った気象コントロールシステム完備の農場だ。
エルブルス山からの澄んだ雪解け水と、常に完璧に調整された気候の中で、農業も化学肥料も一切使わないキュウリやトマトが、すくすくと育ってゆく。
プーチン大統領の掲げる〈クリーンで、健康的で、高品質〉を満たしたこれらの生鮮野菜は、ここから18時間かけてモスクワへと運ばれるのだ。
この時期90億ルーブル(約138億円)かけてロシア国内の農地を複数箇所購入したAFKシステマによると、農機具を始め、全ての設備が急ピッチでアップグレードされ、
2015年には4万3000トンだった生産量を、70%増量する技術がすでに完成しているという。
他国からの技術投資も増えてきた。
カルガ地域に新たに建設された238ヘクタールの農業施設では、オランダ製の自動化装置が導入され、
オーガニックのキュウリ、レタス、トマト、ハーブなどが生産されている。
今後もますます拡大してゆくだろう。
ロシア政府からの農業投資補助を受けて、国内で砂糖や畜肉を生産するロス・アグロ社は、年間30億ルーブル(約46億円)の収益を上げている。
同社は国内最王手の国有石油会社ルクオイルを超える純利益を上げ、ロシア全体の砂糖自給率は、主要輸出国となった穀物と並び、目標達成まであと一歩だ。
オーガニック農業を中心とした自給自足のフードシステムを作るために、
大規模農場だけでなく、国内の小規模農家もその存在意義が見直され、政府が支援を強化するようになった。
点在する小規模農家がつながった循環型の農業共同体は、多様性を生み出し、
緊急時の食の安全保障を一層盤石にするだろう。
第3章 売られたものは取り返せ
P247
3 有機農業大国となり、ハゲタカたちから国を守る~ロシア
◇2020年までに自給率100%を達成する
アメリカが外交上の武器として位置づけた「遺伝子組み換え種子」が世界中を駆けめぐる中、もう一つの大国は、
まったく逆方向から戦略を進めていた。
2015年12月3日。ロシアのプーチン大統領は、自国議会でこう宣言する。
「ロシアは2020年までに、食糧自給率100%を達成する。
我が国には自国民に十分な食を供給できる国土と水資源があるだけでなく、健康的で質が高く環境に優しい食べものを、世界中に輸出することも可能だろう。
今世界中で求められている、そういう良質な食べものを、西側諸国はずいぶん前に作るのをやめてしまったようだからな」
ちょうど前年11月に、トルコがロシア軍用機を墜落させたことへの報復処置として、
同国からの農産物輸入を禁止した矢先のことだった。
だが、その西側諸国では、ロシアのような大国が完全な自給自足を果たすという考えは、まるっきりバカにされていた。
2億1772万ヘクタールと農場の面積は広大でも、それを生かせるだけの家畜の数も、技術も追いついていない。
小麦の生産量一つとっても、まともな機材がないために、英独仏とは比較にならないほどの小規模だ。
国内の財閥は、海外投に夢中になっている。
結局、自給率を高めようとして失敗したソ連の時代から、ロシアは一歩も進んでいないのではないか。
だが一歩も進んでいないのはロシアではなく、西側諸国の古い先入観の方だった。
P248
ロシア連邦貯蓄銀行によると、ロシア財閥の多くは、海外よりもむしろ、自国内で政府が力を注ぐ農業プロジェクトへの投資に熱い視線を注いでいるという。
彼らが近未来の成長産業として、最も投資リターンを期待するのは、超近代的ハイテク〈有機農業〉だ。
プーチン大統領が自給率100%宣言をした時期、ロシアの大富豪ウラジミール・イェフトゥションコフ氏は、持ち株会社AFKシステマを通し、
農業法人「ユージヌィ農業複合体」の買収を完了する。
123ヘクタールというフットボールスタジアム2300個が入る巨大な温室は、最新技術を使った気象コントロールシステム完備の農場だ。
エルブルス山からの澄んだ雪解け水と、常に完璧に調整された気候の中で、農業も化学肥料も一切使わないキュウリやトマトが、すくすくと育ってゆく。
プーチン大統領の掲げる〈クリーンで、健康的で、高品質〉を満たしたこれらの生鮮野菜は、ここから18時間かけてモスクワへと運ばれるのだ。
この時期90億ルーブル(約138億円)かけてロシア国内の農地を複数箇所購入したAFKシステマによると、農機具を始め、全ての設備が急ピッチでアップグレードされ、
2015年には4万3000トンだった生産量を、70%増量する技術がすでに完成しているという。
他国からの技術投資も増えてきた。
カルガ地域に新たに建設された238ヘクタールの農業施設では、オランダ製の自動化装置が導入され、
オーガニックのキュウリ、レタス、トマト、ハーブなどが生産されている。
今後もますます拡大してゆくだろう。
ロシア政府からの農業投資補助を受けて、国内で砂糖や畜肉を生産するロス・アグロ社は、年間30億ルーブル(約46億円)の収益を上げている。
同社は国内最王手の国有石油会社ルクオイルを超える純利益を上げ、ロシア全体の砂糖自給率は、主要輸出国となった穀物と並び、目標達成まであと一歩だ。
オーガニック農業を中心とした自給自足のフードシステムを作るために、
大規模農場だけでなく、国内の小規模農家もその存在意義が見直され、政府が支援を強化するようになった。
点在する小規模農家がつながった循環型の農業共同体は、多様性を生み出し、
緊急時の食の安全保障を一層盤石にするだろう。
886名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 01:54:42.76ID:iKMuAeAI0 https://twitter.com/TakagakiUkraine/status/1526549067488276480?s=20&t=K8_-FxdFXTR3C1-DgSKFfQ
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報@TakagakiUkraine
5月17日現在の独立広場
午後10:03 ・ 2022年5月17日・Twitter for iPhone
ウクライナマイダン革命脳だとここに↓撃ち込めばどうなってるか分からないのかな
https://twitter.com/TakagakiUkraine/status/1526549067488276480?s=20&t=K8_-FxdFXTR3C1-DgSKFfQ
物凄い優しい戦い方してるんだぞ 少なくともこいつらが言う戦い方はしてない
それで戦争だから被害はでるけどな
グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定) @Gurenko_Andrii
私、グレンコは間違っていました。 私の言論に一つ重要なところが抜けていました。
私は、プーチンを甘く見ていました。 私は最近まで、プーチンの目的は、全土の占領、
国家解体と、国土をロシア連邦に併合する事だと思っていました。 しかし、プーチンの本当の目的は、ウクライナ民族の絶滅です。 ????????????
午後9:07 ・ 2022年4月4日・ Twitter Web App
プーチンはウクライナ全土を制圧するつもりです。 早く、ロシアの封鎖、ロシア人の資産の差し押え、全世界からロシア人の追放を。
午前6:40 ・ 2022年2月25日・ Twitter for Android
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
「ゼレンスキーはマリウポリの兵士に降伏の命令を出せ」と言っている人は、
マリウポリが包囲される前に大統領が現地の部隊に撤退を提案したが、断られた事実を知らないのか?
マリウポリ防衛者のこの訴えをもう一度読むといい。ま、一生理解できないだろうけど。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
・ 3月28日
「もう街には(守るほどの)価値がないでしょう。なぜなら完全に破壊されていますから。しかし、きっと日本人はよくわかるはずです。
私たちにとって、この街は建物だけではない、インフラだけでもない、私たちの祖国なのです。最期まで戦います」。
午後1:22 ・ 2022年4月17日・Twitter Web App
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報@TakagakiUkraine
5月17日現在の独立広場
午後10:03 ・ 2022年5月17日・Twitter for iPhone
ウクライナマイダン革命脳だとここに↓撃ち込めばどうなってるか分からないのかな
https://twitter.com/TakagakiUkraine/status/1526549067488276480?s=20&t=K8_-FxdFXTR3C1-DgSKFfQ
物凄い優しい戦い方してるんだぞ 少なくともこいつらが言う戦い方はしてない
それで戦争だから被害はでるけどな
グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定) @Gurenko_Andrii
私、グレンコは間違っていました。 私の言論に一つ重要なところが抜けていました。
私は、プーチンを甘く見ていました。 私は最近まで、プーチンの目的は、全土の占領、
国家解体と、国土をロシア連邦に併合する事だと思っていました。 しかし、プーチンの本当の目的は、ウクライナ民族の絶滅です。 ????????????
午後9:07 ・ 2022年4月4日・ Twitter Web App
プーチンはウクライナ全土を制圧するつもりです。 早く、ロシアの封鎖、ロシア人の資産の差し押え、全世界からロシア人の追放を。
午前6:40 ・ 2022年2月25日・ Twitter for Android
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
「ゼレンスキーはマリウポリの兵士に降伏の命令を出せ」と言っている人は、
マリウポリが包囲される前に大統領が現地の部隊に撤退を提案したが、断られた事実を知らないのか?
マリウポリ防衛者のこの訴えをもう一度読むといい。ま、一生理解できないだろうけど。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
・ 3月28日
「もう街には(守るほどの)価値がないでしょう。なぜなら完全に破壊されていますから。しかし、きっと日本人はよくわかるはずです。
私たちにとって、この街は建物だけではない、インフラだけでもない、私たちの祖国なのです。最期まで戦います」。
午後1:22 ・ 2022年4月17日・Twitter Web App
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
2022/05/18(水) 01:54:57.94ID:X/6qIGFx0
◇食を自給せよ、種子を外資に渡すな
政府が国策として食の安全保障を掲げてからというもの、ロシア国内の農業はみるみるうちに近代化し、
アメリカ製の遺伝子組み換え農作物を嫌うヨーロッパなどを対象に、ハイテク有機野菜や乳製品、主要穀物の輸出国として頭角を現すようになった。
食の安全基準の厳しさにも定評があり、2014年7月には、モスクワの裁判所がロシアの食品安全基準値を上回る脂質や糖分、炭水化物などが使用されているとして、
ロシア国内に店舗を持つハンバーガーチェーンのマクドナルド社を、安全法違反で提訴している。
ハイテク有機の穀物や野菜が波に乗り、周辺国の食糧供給チェーンに食い込んだ手応えを感じたら、次に手中に納めるべきものは一つしかない。
2017年7月。プーチン大統領はこう言った。
「我が国の農業は、成長産業として順調に伸びてきた。
だが、いまだに〈種子〉を外国からの輸入に依存している。我が国の食の独立を阻む状況を、このままにしておいてはならない」
広大な農地を持ちながら、ロシアは580億ドル(約5兆8000億円)という世界4位の種子輸入大国だ。
例えば砂糖・甜菜は80%、トウモロコシは53%の種子を、モンサント社やシンジェンタ社などのグローバル種子企業から買っている。
ルーブル安や原油価格の落ち込みに加え、周辺国から経済制裁までされているロシアにとって、
自家採種ができない外国企業の特許付き種子を買わねばならないのは、大きな負担だった。
そしてまた、種子を外資に依存すれば食の安全保障を守れなくなる。
核戦争では兵器の数で僅差でも、種子という生命線を西側に奪われれば、種子戦争での敗北が目に見えない侵略につながってゆくだろう。
ロシア政府は、そのことをよくわかっていた。
「我々ロシア人は、誰にも依存しないレベルへと、前進しなければならない」
チェクマレフ農務省穀物局長の言葉と、新興財閥のトップたちが財布の口を開くのとは同時だった。
トウモロコシや大豆、甜菜や小麦など、全ての種子の国内自給を前提に、その開発と遺伝子研究センター建設の5億ルーブル(約9億円)
プロジェクトに取りか掛ったのだ。
国内の種子企業はフランス企業と連携し、トウモロコシや菜種、ひまわりの共同種子開発が始まった。
◇ハイブリッド種子開発で、グローバル企業の支配に対抗する
農業に耐性を持ち、害虫に抵抗力を持つように遺伝子操作された外国企業の特許付き種子は、
本当に、その土地で開発される種子より優れているのだろうか?
少なくともロシア食品大手ロス・アグロ社のモシュコビッチ社長の目には、遺伝子組み換え種子を売り込むそれらの企業広告は、
それほど魅力的には映らなかった。
そもそもロシア政府は、人体や家畜への健康、生物多様性や環境に悪い影響を与えるリスクを懸念して、遺伝子組み換え作物自体に否定的なスタンスをとっている。
安全性に疑問符がつく遺伝子組み換え作物よりも、ロシアという土地の風土や気候条件に合った地産地消の種子の方が、完成まで10年かかったとしても、
害虫に対する抵抗力も強く、結局は穀物の収穫量を何千万トンも増やすだろう。
そう信じたモシュコビッチ社長は、遺伝子操作ではなく、他の品種との交配を繰り返すことで同じ特徴を出すための、ハイブリッド種子開発に着手した。
本当に良いものができるまで試行錯誤を繰り返し、市場に出してから安定するまで、まだまだ時間がかかるだろう。
だが長い目で見れば、国民の財産を守り、環境を脅かさず、経済的にも安上がりで、食の安全保障も維持できる国産非遺伝子組み換え種子に、
ロシアは未来をかけることに決めたのだ。
天然資源と広大な農地を持つロシアで、持続可能な経済モデルを目指すプーチン大統領は、
農業だけでなく、エネルギーや教育、住宅など、国民生活に直結する分野を「優先的国家プロジェクト」として強化するよう取り組んでいる。
食をめぐる新しい冷戦構造の中、各国が猛スピードで新しい配置につくのが見えるだろうか。
政府が国策として食の安全保障を掲げてからというもの、ロシア国内の農業はみるみるうちに近代化し、
アメリカ製の遺伝子組み換え農作物を嫌うヨーロッパなどを対象に、ハイテク有機野菜や乳製品、主要穀物の輸出国として頭角を現すようになった。
食の安全基準の厳しさにも定評があり、2014年7月には、モスクワの裁判所がロシアの食品安全基準値を上回る脂質や糖分、炭水化物などが使用されているとして、
ロシア国内に店舗を持つハンバーガーチェーンのマクドナルド社を、安全法違反で提訴している。
ハイテク有機の穀物や野菜が波に乗り、周辺国の食糧供給チェーンに食い込んだ手応えを感じたら、次に手中に納めるべきものは一つしかない。
2017年7月。プーチン大統領はこう言った。
「我が国の農業は、成長産業として順調に伸びてきた。
だが、いまだに〈種子〉を外国からの輸入に依存している。我が国の食の独立を阻む状況を、このままにしておいてはならない」
広大な農地を持ちながら、ロシアは580億ドル(約5兆8000億円)という世界4位の種子輸入大国だ。
例えば砂糖・甜菜は80%、トウモロコシは53%の種子を、モンサント社やシンジェンタ社などのグローバル種子企業から買っている。
ルーブル安や原油価格の落ち込みに加え、周辺国から経済制裁までされているロシアにとって、
自家採種ができない外国企業の特許付き種子を買わねばならないのは、大きな負担だった。
そしてまた、種子を外資に依存すれば食の安全保障を守れなくなる。
核戦争では兵器の数で僅差でも、種子という生命線を西側に奪われれば、種子戦争での敗北が目に見えない侵略につながってゆくだろう。
ロシア政府は、そのことをよくわかっていた。
「我々ロシア人は、誰にも依存しないレベルへと、前進しなければならない」
チェクマレフ農務省穀物局長の言葉と、新興財閥のトップたちが財布の口を開くのとは同時だった。
トウモロコシや大豆、甜菜や小麦など、全ての種子の国内自給を前提に、その開発と遺伝子研究センター建設の5億ルーブル(約9億円)
プロジェクトに取りか掛ったのだ。
国内の種子企業はフランス企業と連携し、トウモロコシや菜種、ひまわりの共同種子開発が始まった。
◇ハイブリッド種子開発で、グローバル企業の支配に対抗する
農業に耐性を持ち、害虫に抵抗力を持つように遺伝子操作された外国企業の特許付き種子は、
本当に、その土地で開発される種子より優れているのだろうか?
少なくともロシア食品大手ロス・アグロ社のモシュコビッチ社長の目には、遺伝子組み換え種子を売り込むそれらの企業広告は、
それほど魅力的には映らなかった。
そもそもロシア政府は、人体や家畜への健康、生物多様性や環境に悪い影響を与えるリスクを懸念して、遺伝子組み換え作物自体に否定的なスタンスをとっている。
安全性に疑問符がつく遺伝子組み換え作物よりも、ロシアという土地の風土や気候条件に合った地産地消の種子の方が、完成まで10年かかったとしても、
害虫に対する抵抗力も強く、結局は穀物の収穫量を何千万トンも増やすだろう。
そう信じたモシュコビッチ社長は、遺伝子操作ではなく、他の品種との交配を繰り返すことで同じ特徴を出すための、ハイブリッド種子開発に着手した。
本当に良いものができるまで試行錯誤を繰り返し、市場に出してから安定するまで、まだまだ時間がかかるだろう。
だが長い目で見れば、国民の財産を守り、環境を脅かさず、経済的にも安上がりで、食の安全保障も維持できる国産非遺伝子組み換え種子に、
ロシアは未来をかけることに決めたのだ。
天然資源と広大な農地を持つロシアで、持続可能な経済モデルを目指すプーチン大統領は、
農業だけでなく、エネルギーや教育、住宅など、国民生活に直結する分野を「優先的国家プロジェクト」として強化するよう取り組んでいる。
食をめぐる新しい冷戦構造の中、各国が猛スピードで新しい配置につくのが見えるだろうか。
2022/05/18(水) 01:56:53.25ID:X/6qIGFx0
■日本が売られる■ (著者)堤未果 2018年10月4日
第1章 日本人の資産が売られる
3 タネが売られる
P41
◇「食をコントロールする者が人民を支配する」
始まりは、1970年代の後半だった。
石油価格の高騰と異常気象による世界食糧危機によって、当時世界の穀物貯蔵の95%を押さえていたアメリカ企業6社が、濡れ手に粟の大儲けをした。
圧倒的な資金力を持つ彼らの意向を受け、アメリカ政府は食糧を、「自国民を食べさせるもの」から「外交上の武器」という位置づけに変えてゆく。
「食をコントロールする者が人民を支配し、エネルギーをコントロールする者が国家を支配し、
金融をコントロールする者が世界を支配する」
そう説いた当時のヘンリー・キッシンジャー国務長官と、ハーバード大学プロジェクトチーム指揮下で、
米国の農業を「アグリビジネス」にする巨大なプロジェクトが始まった。
19世紀後半に初めて完全な垂直統合を果たし、鉄壁の独占支配体制を築き上げた石油業界と同じモデルが、
今度は自国の「農と食」に適用され、米国の農業・食品業界は、一気に再編されれ始める。
この一連の改革を「人類史の中でも最も大きく世界経済を変える改革」と呼んだハーバード大学のレイ・ゴールドバーグ教授は、
自国内の農業・食の統合が完成すると、今度は2028年までを見据え、世界中を対象にした、8兆ドル(約800兆円)規模の「アグリビジネス30年計画」に着手した。
その中心は、複数の生物遺伝子を人工的に合体させ、全くい新しい遺伝子構成に組み換える「遺伝子組み換え作物」だ。
◇「遺伝子組み換え作物」という新しい武器
アメリカでは1996年から遺伝子組み換え種子の商業利用が開始された。
現在米国内で作付けされている大豆、綿、トウモロコシの9割以上で遺伝子が組み換えられ、
国内流通加工食品の9割に、遺伝子組み換え原材料が使用されている。
業界最大手の米モンサント社(2018年に独バイエル社が買収)は、遺伝子工学で1年しか発芽しない種子(F1種子)を作り、
その種子が自社製品の農薬にのみ耐性を持つように遺伝子を組み換えることに成功した。
これは画期的な発明だった。
他の農薬を使うと枯れてしまうため、一度この種子を使った農家は、その後もずっと同社の種子と農薬をセットで飼い続けることになるからだ。
セット販売された農薬や除草剤は最初のうちは面白いように効くが、害虫やカビ、雑草などは、
数種の農薬を交互に使わず特定の農薬だけを長期使用すると、だんだん耐性ができて効かなくなってくる。
仕方なく使用料を増やすと、今度はそれに耐性をつけた強力な雑草発生し、それを枯らすためにさらに農薬量を増やすという悪循環にはまるのだ。
農薬を使いすぎて汚染された土壌では、もはや遺伝子組み換え以外の種子は作付けできなくなってしまう。
各地で農家が声をあげても、モンサント社を始めバイオ企業の人間が多数送り込まれているFDA(米国食品医薬品局)は耳を貸さず、
業界を規制する法律は1本もできなかった。
この技術は同社に巨額の利益をもたらしただけでなく、その後の世界中を、食をめぐる巨大なマネーゲームの渦に巻き込んでゆく。
P43
◇兵器を使わず農業で他国を侵略せよ
国内の食糧供給体制を作り変えたアメリカ政府は、次に国外市場に広げ始める。
掲げられたのは「強い農業」「財政再建」「人道支援」「国際競争力」などのキーワードだ。
まずはその国の農地を集約し、輸出用作物の単一栽培を導入させる。
企業が農地に参入できるように法律を緩め、手に入れた農地で大規模農業を展開、価格競争に負けた現地の小規模農家を追い出した後は、
米国資本が参入し、実質的に経営を動かしてゆく。
自国民のために公共の種子を守る「種子法」のような法律があれば、速やかに「廃止」させ民間企業に開放させる。
その後は輸出用の遺伝子組み換え種子を植えるための、単一栽培面積を増やしてゆけばいい。
種子の特許は全てモンサント社やデュポン社などのバイオ企業が所有しているため、
各国の生産者たちが気づいた時には、同社の種子と農薬のセット購入と、特許使用料を支払う無限ループに組み込まれている。
このような手法でアメリカ政府は、インド、イラク、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、オーストラリアなど、多くの国々の農業を次々に手に入れていった。
第1章 日本人の資産が売られる
3 タネが売られる
P41
◇「食をコントロールする者が人民を支配する」
始まりは、1970年代の後半だった。
石油価格の高騰と異常気象による世界食糧危機によって、当時世界の穀物貯蔵の95%を押さえていたアメリカ企業6社が、濡れ手に粟の大儲けをした。
圧倒的な資金力を持つ彼らの意向を受け、アメリカ政府は食糧を、「自国民を食べさせるもの」から「外交上の武器」という位置づけに変えてゆく。
「食をコントロールする者が人民を支配し、エネルギーをコントロールする者が国家を支配し、
金融をコントロールする者が世界を支配する」
そう説いた当時のヘンリー・キッシンジャー国務長官と、ハーバード大学プロジェクトチーム指揮下で、
米国の農業を「アグリビジネス」にする巨大なプロジェクトが始まった。
19世紀後半に初めて完全な垂直統合を果たし、鉄壁の独占支配体制を築き上げた石油業界と同じモデルが、
今度は自国の「農と食」に適用され、米国の農業・食品業界は、一気に再編されれ始める。
この一連の改革を「人類史の中でも最も大きく世界経済を変える改革」と呼んだハーバード大学のレイ・ゴールドバーグ教授は、
自国内の農業・食の統合が完成すると、今度は2028年までを見据え、世界中を対象にした、8兆ドル(約800兆円)規模の「アグリビジネス30年計画」に着手した。
その中心は、複数の生物遺伝子を人工的に合体させ、全くい新しい遺伝子構成に組み換える「遺伝子組み換え作物」だ。
◇「遺伝子組み換え作物」という新しい武器
アメリカでは1996年から遺伝子組み換え種子の商業利用が開始された。
現在米国内で作付けされている大豆、綿、トウモロコシの9割以上で遺伝子が組み換えられ、
国内流通加工食品の9割に、遺伝子組み換え原材料が使用されている。
業界最大手の米モンサント社(2018年に独バイエル社が買収)は、遺伝子工学で1年しか発芽しない種子(F1種子)を作り、
その種子が自社製品の農薬にのみ耐性を持つように遺伝子を組み換えることに成功した。
これは画期的な発明だった。
他の農薬を使うと枯れてしまうため、一度この種子を使った農家は、その後もずっと同社の種子と農薬をセットで飼い続けることになるからだ。
セット販売された農薬や除草剤は最初のうちは面白いように効くが、害虫やカビ、雑草などは、
数種の農薬を交互に使わず特定の農薬だけを長期使用すると、だんだん耐性ができて効かなくなってくる。
仕方なく使用料を増やすと、今度はそれに耐性をつけた強力な雑草発生し、それを枯らすためにさらに農薬量を増やすという悪循環にはまるのだ。
農薬を使いすぎて汚染された土壌では、もはや遺伝子組み換え以外の種子は作付けできなくなってしまう。
各地で農家が声をあげても、モンサント社を始めバイオ企業の人間が多数送り込まれているFDA(米国食品医薬品局)は耳を貸さず、
業界を規制する法律は1本もできなかった。
この技術は同社に巨額の利益をもたらしただけでなく、その後の世界中を、食をめぐる巨大なマネーゲームの渦に巻き込んでゆく。
P43
◇兵器を使わず農業で他国を侵略せよ
国内の食糧供給体制を作り変えたアメリカ政府は、次に国外市場に広げ始める。
掲げられたのは「強い農業」「財政再建」「人道支援」「国際競争力」などのキーワードだ。
まずはその国の農地を集約し、輸出用作物の単一栽培を導入させる。
企業が農地に参入できるように法律を緩め、手に入れた農地で大規模農業を展開、価格競争に負けた現地の小規模農家を追い出した後は、
米国資本が参入し、実質的に経営を動かしてゆく。
自国民のために公共の種子を守る「種子法」のような法律があれば、速やかに「廃止」させ民間企業に開放させる。
その後は輸出用の遺伝子組み換え種子を植えるための、単一栽培面積を増やしてゆけばいい。
種子の特許は全てモンサント社やデュポン社などのバイオ企業が所有しているため、
各国の生産者たちが気づいた時には、同社の種子と農薬のセット購入と、特許使用料を支払う無限ループに組み込まれている。
このような手法でアメリカ政府は、インド、イラク、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、オーストラリアなど、多くの国々の農業を次々に手に入れていった。
2022/05/18(水) 01:57:19.87ID:X/6qIGFx0
拙著『(株)貧困大国アメリカ』(岩波新書)で詳しく書いたが、
イラク戦争のもう一つの目的がアグリビジネスだったという事実は、ほとんど知られていない。
米英による爆撃後のイラクでは、アメリカの企業が新しく遺伝子組み換え種子と農薬、農機具を提供し、
イラク農民はモンサント社などの種子企業と結ばされるライセンス契約と引き換えに、食の主権を奪われたのだった。
自然災害に見舞われた途上国には、「復興支援」の名の下に遺伝子組み換え種子と農薬のセットを無償で提供する。
人道キャンペーンと米国式アグリビジネスのコンビは最高に相性が良い。
他国の不幸に胸を痛める自国民とバイオ企業の株主の、両方から高く評価されるからだ。
企業による遺伝子組み換え種子の作付けが始まると、その範囲はじわじわと拡大してゆく。
例えば風で花粉が拡散すれば、着地した別の畑で企業の特許がついた遺伝子組み換え種子が勝手に芽吹き、後日企業に使用料を請求されることになる。
90年代半ば、膨れ上がる財政赤字と経済活性化のために「国のインフラ民営化と、農業の成長産業化が必要だ」と力説したアルゼンチン政府は、
国内産業を保護していた既存の体制を次々に解体し、バイオ企業の社員を大勢入れた政府の諮問委員会が、遺伝子組み換え大豆の栽培プロジェクトを進めていった。
農地改革規制が緩和され、外資が土地を買い占めると、伝統的な農業は解体され、巨大な遺伝子組み換え大豆畑が作られる。
その大豆だけが耐性を持つ除草剤の空中散布によって、周辺農家の作物は全て枯れ、農薬漬けになった土が使えなくなり農家が廃業すると、
企業はその土地を最安値で買い上げ、遺伝子組み換え大豆を植えるのだ。
GPSで遠隔操作できる機械設備や、ドローンを使う最新型の遺伝子組み換え大豆畑には、人間の労働力はほとんど必要ない。
お払い箱になった何十万人もの農民が、土地を失い、経済難民となって、都市部のスラムに流れていった。
アメリカにゲームを仕掛けられる前のアルゼンチンは食の多様性を誇っていたが、国内の畑が遺伝子組み換え大豆一色になった後は、
経済不況時に飢餓で死ぬ国民が続出した。
アルゼンチンの農地を侵略した遺伝子組み換え大豆の種子は、やがて隣国のブラジルに密輸されて広がってゆく。
その結果、今では、アメリカ・アルゼンチン・ブラジルの3か国だけで、世界の遺伝子組み換え大豆の81%を占めるようになったのだった。
そうこうしている間にも、多国籍バイオ企業は熾烈な食い合いを続け、ついに世界の種子のほとんどを支配するようになったトップ7社の幹部たちは考えた。
今までは一国ごとに参人していたが、そろそろもっと効率の良いやり方に進化させるべき時だろう。
各国の憲法や法律を超越し、一気に市場を広げられる「自由貿易体制」という新しい手法に。
バイオ企業群の要望は、95年に設立されたWTO(世界貿易機関)によって叶えられることになる。
WTOの誕生によって、それまでアメリカ国内にしか存在しなかった、「植物という生命に特許を与える法的な枠組み」が、
知的所有権保護の規定の中に盛り込まれたのだった。
人類の生存と主権国家の経済基盤であるはずの「種子」は、「知的財産という商品」になり、
遺伝子組み換えであるなしにかかわらず、種子開発と特許取得を競う巨大なゲームを始まった。
イラク戦争のもう一つの目的がアグリビジネスだったという事実は、ほとんど知られていない。
米英による爆撃後のイラクでは、アメリカの企業が新しく遺伝子組み換え種子と農薬、農機具を提供し、
イラク農民はモンサント社などの種子企業と結ばされるライセンス契約と引き換えに、食の主権を奪われたのだった。
自然災害に見舞われた途上国には、「復興支援」の名の下に遺伝子組み換え種子と農薬のセットを無償で提供する。
人道キャンペーンと米国式アグリビジネスのコンビは最高に相性が良い。
他国の不幸に胸を痛める自国民とバイオ企業の株主の、両方から高く評価されるからだ。
企業による遺伝子組み換え種子の作付けが始まると、その範囲はじわじわと拡大してゆく。
例えば風で花粉が拡散すれば、着地した別の畑で企業の特許がついた遺伝子組み換え種子が勝手に芽吹き、後日企業に使用料を請求されることになる。
90年代半ば、膨れ上がる財政赤字と経済活性化のために「国のインフラ民営化と、農業の成長産業化が必要だ」と力説したアルゼンチン政府は、
国内産業を保護していた既存の体制を次々に解体し、バイオ企業の社員を大勢入れた政府の諮問委員会が、遺伝子組み換え大豆の栽培プロジェクトを進めていった。
農地改革規制が緩和され、外資が土地を買い占めると、伝統的な農業は解体され、巨大な遺伝子組み換え大豆畑が作られる。
その大豆だけが耐性を持つ除草剤の空中散布によって、周辺農家の作物は全て枯れ、農薬漬けになった土が使えなくなり農家が廃業すると、
企業はその土地を最安値で買い上げ、遺伝子組み換え大豆を植えるのだ。
GPSで遠隔操作できる機械設備や、ドローンを使う最新型の遺伝子組み換え大豆畑には、人間の労働力はほとんど必要ない。
お払い箱になった何十万人もの農民が、土地を失い、経済難民となって、都市部のスラムに流れていった。
アメリカにゲームを仕掛けられる前のアルゼンチンは食の多様性を誇っていたが、国内の畑が遺伝子組み換え大豆一色になった後は、
経済不況時に飢餓で死ぬ国民が続出した。
アルゼンチンの農地を侵略した遺伝子組み換え大豆の種子は、やがて隣国のブラジルに密輸されて広がってゆく。
その結果、今では、アメリカ・アルゼンチン・ブラジルの3か国だけで、世界の遺伝子組み換え大豆の81%を占めるようになったのだった。
そうこうしている間にも、多国籍バイオ企業は熾烈な食い合いを続け、ついに世界の種子のほとんどを支配するようになったトップ7社の幹部たちは考えた。
今までは一国ごとに参人していたが、そろそろもっと効率の良いやり方に進化させるべき時だろう。
各国の憲法や法律を超越し、一気に市場を広げられる「自由貿易体制」という新しい手法に。
バイオ企業群の要望は、95年に設立されたWTO(世界貿易機関)によって叶えられることになる。
WTOの誕生によって、それまでアメリカ国内にしか存在しなかった、「植物という生命に特許を与える法的な枠組み」が、
知的所有権保護の規定の中に盛り込まれたのだった。
人類の生存と主権国家の経済基盤であるはずの「種子」は、「知的財産という商品」になり、
遺伝子組み換えであるなしにかかわらず、種子開発と特許取得を競う巨大なゲームを始まった。
2022/05/18(水) 01:58:36.65ID:X/6qIGFx0
P47
◇バイオ企業1200社とTPPの仲間たち
1991年、種子開発企業の特許を守る国際条約(UPOV条約=日本、米国、EUなど51か国が著名)が改正され、植物の遺伝子及び個体を開発企業の知的財産とし、
開発者の許可なしに農家が種子を自家採種(農家が自ら生産した作物から種子を取ること)することを禁止する法整備が全加盟国に促される。
日本はこの改正に忠実に従い、1998年に国内の種苗法を改正した。
やがて、WTOより強制力のある、国家間の自由貿易協定「TPP」が登場する。
2014年3月。ニュージーランドの市民団体「GE-Free NZ in Food and Environment」(非遺伝子組み換えの食と環境を目指す会)」が、
モンサント社(当時)を始め世界のバイオ企業1200社(日本企業も含む)からなる業界団体(BIO)から米国通商代表部に送られた書簡を公開した。
書かれていたのは、TPP参加国に対する遺伝子組み換え作物への規制と表示義務の撤廃、
遺伝子組み換え作物の輸入を止める際はアメリカ政府に事前に相談すること、農家の自家採種禁止を法制化する……など、業界側の要求だ。
モンサント社と業務提携を結んだ住友化学を始め、多くの日本企業もまた、遺伝子組み換えビジネス参入の門を一気に開くこの条約を大いに歓迎し、積極的に推進していた。
P48
2016年2月にTPP協定署名の際に交わした日米二国間文書によって、日本は米国投資家の要望を受けてこの間次々に国内法を変えている。
南米の国々がやられたように、日本にもこの時、TPP条約第18章(知的財産の章)とバイオ企業群の意向に沿った「種子法廃止」の手が伸びてきていた。
だが、想定外のトランプ大統領登場によって、アメリカはいきなりTPPを離脱、日本政府は梯子を外された形になったが、諦めずに粘り強く前進を続けてゆく。
2017年2月10日。日米首脳会談でトランプ大統領がTPP離脱を宣言すると、その日のうちに自民党は「種子法廃止」を閣議決定した。
そして他の参加国に「アメリカ抜きでも是非やろう」と安倍総理が全力で働きかけ、TPP11に著名させることに成功する。
前述したUPOV条約についても、日本政府の主導で、全ての参加国に批准を義務付けた。
2018年4月に種子法廃止が施行された翌月、農水省は今度は種苗法を大きく改正し、自家採種(増殖)禁止の品種数を、82種から289種に拡大した。
種苗法とは、種苗会社の知的財産権を守るための法律だ。
買ってきた種苗を使って自分で栽培した種や苗を次のシーズンに使う「自家増殖」は、これまで一部を除き容認されていた。
だが、いきなり増えた「自家採種禁止リスト」に農家が驚いている間に、農水省は次のステージに向けてコマを進め始める。
P49
今後は「一部を除き原則OK」から「一部を除き原則禁止」に変えるのだ。
これが導入されれば、日本の農家はもう自分で種子を採ることができなくなる。
違反した農家は共謀罪の対象になり、10年以下の懲役と1000万円以下の罰金だ。
農水省の言い分は、シャインマスカットやイグサなど、日本の優良品種が中国などに流出するのを防ぐためだというが、これは奇妙な話だった。
どちらもすでに日本国内でね種苗登録されており、違法に国外に持ち出されたものだからだ。
無断で種苗を国外に持ち出されることを防ぐなら、海外での品種登録を強化しりことや、空港での審査・輸出に関するルールを厳しくする方が現実的だろう。
「登録されていない在来種の自家採種は引き続きOK」というが、品種登録は早い者勝ちだ。
種子企業が先に品種登録したものを知らずに自家増殖すれば、特許侵害となり損害賠償を請求されてしまう。
P50
そもそもUPOV条約ばかり取り上げられているが、2013年に日本が加盟した
「ITPGR条約(食糧及び農業のための植物遺伝資源に関する国際条約、UPOVより加盟数が多い)」では、自家増殖は農民の権利として認められている。
日本政府はなぜかITPRG条約(農民の権利)よりUPOV条約(企業の権利)ばかり推進しているのだ。
◇バイオ企業1200社とTPPの仲間たち
1991年、種子開発企業の特許を守る国際条約(UPOV条約=日本、米国、EUなど51か国が著名)が改正され、植物の遺伝子及び個体を開発企業の知的財産とし、
開発者の許可なしに農家が種子を自家採種(農家が自ら生産した作物から種子を取ること)することを禁止する法整備が全加盟国に促される。
日本はこの改正に忠実に従い、1998年に国内の種苗法を改正した。
やがて、WTOより強制力のある、国家間の自由貿易協定「TPP」が登場する。
2014年3月。ニュージーランドの市民団体「GE-Free NZ in Food and Environment」(非遺伝子組み換えの食と環境を目指す会)」が、
モンサント社(当時)を始め世界のバイオ企業1200社(日本企業も含む)からなる業界団体(BIO)から米国通商代表部に送られた書簡を公開した。
書かれていたのは、TPP参加国に対する遺伝子組み換え作物への規制と表示義務の撤廃、
遺伝子組み換え作物の輸入を止める際はアメリカ政府に事前に相談すること、農家の自家採種禁止を法制化する……など、業界側の要求だ。
モンサント社と業務提携を結んだ住友化学を始め、多くの日本企業もまた、遺伝子組み換えビジネス参入の門を一気に開くこの条約を大いに歓迎し、積極的に推進していた。
P48
2016年2月にTPP協定署名の際に交わした日米二国間文書によって、日本は米国投資家の要望を受けてこの間次々に国内法を変えている。
南米の国々がやられたように、日本にもこの時、TPP条約第18章(知的財産の章)とバイオ企業群の意向に沿った「種子法廃止」の手が伸びてきていた。
だが、想定外のトランプ大統領登場によって、アメリカはいきなりTPPを離脱、日本政府は梯子を外された形になったが、諦めずに粘り強く前進を続けてゆく。
2017年2月10日。日米首脳会談でトランプ大統領がTPP離脱を宣言すると、その日のうちに自民党は「種子法廃止」を閣議決定した。
そして他の参加国に「アメリカ抜きでも是非やろう」と安倍総理が全力で働きかけ、TPP11に著名させることに成功する。
前述したUPOV条約についても、日本政府の主導で、全ての参加国に批准を義務付けた。
2018年4月に種子法廃止が施行された翌月、農水省は今度は種苗法を大きく改正し、自家採種(増殖)禁止の品種数を、82種から289種に拡大した。
種苗法とは、種苗会社の知的財産権を守るための法律だ。
買ってきた種苗を使って自分で栽培した種や苗を次のシーズンに使う「自家増殖」は、これまで一部を除き容認されていた。
だが、いきなり増えた「自家採種禁止リスト」に農家が驚いている間に、農水省は次のステージに向けてコマを進め始める。
P49
今後は「一部を除き原則OK」から「一部を除き原則禁止」に変えるのだ。
これが導入されれば、日本の農家はもう自分で種子を採ることができなくなる。
違反した農家は共謀罪の対象になり、10年以下の懲役と1000万円以下の罰金だ。
農水省の言い分は、シャインマスカットやイグサなど、日本の優良品種が中国などに流出するのを防ぐためだというが、これは奇妙な話だった。
どちらもすでに日本国内でね種苗登録されており、違法に国外に持ち出されたものだからだ。
無断で種苗を国外に持ち出されることを防ぐなら、海外での品種登録を強化しりことや、空港での審査・輸出に関するルールを厳しくする方が現実的だろう。
「登録されていない在来種の自家採種は引き続きOK」というが、品種登録は早い者勝ちだ。
種子企業が先に品種登録したものを知らずに自家増殖すれば、特許侵害となり損害賠償を請求されてしまう。
P50
そもそもUPOV条約ばかり取り上げられているが、2013年に日本が加盟した
「ITPGR条約(食糧及び農業のための植物遺伝資源に関する国際条約、UPOVより加盟数が多い)」では、自家増殖は農民の権利として認められている。
日本政府はなぜかITPRG条約(農民の権利)よりUPOV条約(企業の権利)ばかり推進しているのだ。
2022/05/18(水) 01:59:15.31ID:X/6qIGFx0
実は種子法廃止と自家増殖禁止のセット導入は、80年代以降グローバル企業が各国で使ってきたビジネスモデルになっている。
イラクでは、この手法でグローバル種子企業が次々に在来種の種子を品種登録し、
農民は主食の種子まで企業から高い値段で買うしかなくなり、食の主権を失ったのだ。
日本人が長い時間とエネルギーをかけて開発した貴重な種子データは、今後簡単に民間企業の手に渡される。
そこで改良されたものにさらに特許と高額な値札がつけられ、農家が自腹で時間と手間のかかる種の生産と開発ができなくなれば、
数百種あった主食のコメは企業開発によって今後少数に絞られ、確実に値上がりしてゆく。
やがて日本の農家もイラクのように、企業の特許付き種子を、農業と作付けマニュアル付きで買う契約をさせられるようになるだろう。
多様性が失われるほどに、食の安全保障は弱くなる。
P51
市場に出回る種子のほとんどを米中独の3社が独占するというゲームの最終ステージに入った今、私たち日本人が直面するリスクが見えるだろうか?
その危機に気がついたいくつかの自治体は、すでに動き始めている。
新潟県、兵庫県、埼玉県では、県が独自の「種子法」を新しい条例として導入した。
長野県は種子の原原種は県が、原種は県原種センターが生産し、種子の審査は農業改良普及センターが行うことを決定、
愛知県と共に、政府に「種子法廃止」に対する意見書を出している。
意見書は市町村レベルで67通が国に提出されており、その動きは全国に拡大中だ。
2018年4月19日。立憲民主党、希望の党、日本共産党、無所属の会、自由党、社民党の6野党と会派が、
「主要農作物種子法復活法案」を共同で提出した。
この法案を主導した元農水大臣で弁護士の山田正彦氏は、現在種子法廃止に対する違憲訴訟を準備している(筆者も原告の一人)。
日本の地震や豪雨被害を始め、世界各地で起きている史上最悪レベルの洪水や山火事、熱波に干ばつ、噴火や台風など、今後世界のどの国にとっても、
食の安全保障は死活問題になってゆくだろう。
異常気象が引き起こす価格高騰も輸出制限も、アグリビジネスの世界では、全てチャンスとみなされる。
食の主権を失った国の国民が、輸出国や種子を売る企業に依存して弱い立場になることを誰よりも熟知していたからこそ、キッシンジャー氏は言ったのだ。
「食をコントロールする者が、人民を支配する」と。
イラクでは、この手法でグローバル種子企業が次々に在来種の種子を品種登録し、
農民は主食の種子まで企業から高い値段で買うしかなくなり、食の主権を失ったのだ。
日本人が長い時間とエネルギーをかけて開発した貴重な種子データは、今後簡単に民間企業の手に渡される。
そこで改良されたものにさらに特許と高額な値札がつけられ、農家が自腹で時間と手間のかかる種の生産と開発ができなくなれば、
数百種あった主食のコメは企業開発によって今後少数に絞られ、確実に値上がりしてゆく。
やがて日本の農家もイラクのように、企業の特許付き種子を、農業と作付けマニュアル付きで買う契約をさせられるようになるだろう。
多様性が失われるほどに、食の安全保障は弱くなる。
P51
市場に出回る種子のほとんどを米中独の3社が独占するというゲームの最終ステージに入った今、私たち日本人が直面するリスクが見えるだろうか?
その危機に気がついたいくつかの自治体は、すでに動き始めている。
新潟県、兵庫県、埼玉県では、県が独自の「種子法」を新しい条例として導入した。
長野県は種子の原原種は県が、原種は県原種センターが生産し、種子の審査は農業改良普及センターが行うことを決定、
愛知県と共に、政府に「種子法廃止」に対する意見書を出している。
意見書は市町村レベルで67通が国に提出されており、その動きは全国に拡大中だ。
2018年4月19日。立憲民主党、希望の党、日本共産党、無所属の会、自由党、社民党の6野党と会派が、
「主要農作物種子法復活法案」を共同で提出した。
この法案を主導した元農水大臣で弁護士の山田正彦氏は、現在種子法廃止に対する違憲訴訟を準備している(筆者も原告の一人)。
日本の地震や豪雨被害を始め、世界各地で起きている史上最悪レベルの洪水や山火事、熱波に干ばつ、噴火や台風など、今後世界のどの国にとっても、
食の安全保障は死活問題になってゆくだろう。
異常気象が引き起こす価格高騰も輸出制限も、アグリビジネスの世界では、全てチャンスとみなされる。
食の主権を失った国の国民が、輸出国や種子を売る企業に依存して弱い立場になることを誰よりも熟知していたからこそ、キッシンジャー氏は言ったのだ。
「食をコントロールする者が、人民を支配する」と。
892名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 01:59:45.63ID:iKMuAeAI0 https://twitter.com/Militarylandnet/status/1525764595222208512?s=20&t=grNGlGzFFj9EV-UTLdjyOg
この動画わざと公開してんだぞ
この後すぐ投降
アゾフ「ロシアが本気になったもうおしまいだ」
クラスター爆弾だから地下まで影響しないが怯えて出てきました
相当怖かったんんだろ
投降wただこれだけ
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
この動画わざと公開してんだぞ
この後すぐ投降
アゾフ「ロシアが本気になったもうおしまいだ」
クラスター爆弾だから地下まで影響しないが怯えて出てきました
相当怖かったんんだろ
投降wただこれだけ
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
893名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 02:04:02.84ID:iKMuAeAI0 https://twitter.com/TakagakiUkraine/status/1526549067488276480?s=20&t=K8_-FxdFXTR3C1-DgSKFfQ
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報@TakagakiUkraine
5月17日現在の独立広場
午後10:03 ・ 2022年5月17日・Twitter for iPhone
ウクライナマイダン革命脳だとここに↓撃ち込めばどうなってるか分からないのかな
https://twitter.com/Militarylandnet/status/1525764595222208512?s=20&t=grNGlGzFFj9EV-UTLdjyOg
物凄い優しい戦い方してるんだぞ 少なくともこいつらが言う戦い方はしてない
それで戦争だから被害はでるけどな
グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定) @Gurenko_Andrii
私、グレンコは間違っていました。 私の言論に一つ重要なところが抜けていました。
私は、プーチンを甘く見ていました。 私は最近まで、プーチンの目的は、全土の占領、
国家解体と、国土をロシア連邦に併合する事だと思っていました。 しかし、プーチンの本当の目的は、ウクライナ民族の絶滅です。 ????????????
午後9:07 ・ 2022年4月4日・ Twitter Web App
プーチンはウクライナ全土を制圧するつもりです。 早く、ロシアの封鎖、ロシア人の資産の差し押え、全世界からロシア人の追放を。
午前6:40 ・ 2022年2月25日・ Twitter for Android
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
「ゼレンスキーはマリウポリの兵士に降伏の命令を出せ」と言っている人は、
マリウポリが包囲される前に大統領が現地の部隊に撤退を提案したが、断られた事実を知らないのか?
マリウポリ防衛者のこの訴えをもう一度読むといい。ま、一生理解できないだろうけど。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
・ 3月28日
「もう街には(守るほどの)価値がないでしょう。なぜなら完全に破壊されていますから。しかし、きっと日本人はよくわかるはずです。
私たちにとって、この街は建物だけではない、インフラだけでもない、私たちの祖国なのです。最期まで戦います」。
午後1:22 ・ 2022年4月17日・Twitter Web App
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報@TakagakiUkraine
5月17日現在の独立広場
午後10:03 ・ 2022年5月17日・Twitter for iPhone
ウクライナマイダン革命脳だとここに↓撃ち込めばどうなってるか分からないのかな
https://twitter.com/Militarylandnet/status/1525764595222208512?s=20&t=grNGlGzFFj9EV-UTLdjyOg
物凄い優しい戦い方してるんだぞ 少なくともこいつらが言う戦い方はしてない
それで戦争だから被害はでるけどな
グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定) @Gurenko_Andrii
私、グレンコは間違っていました。 私の言論に一つ重要なところが抜けていました。
私は、プーチンを甘く見ていました。 私は最近まで、プーチンの目的は、全土の占領、
国家解体と、国土をロシア連邦に併合する事だと思っていました。 しかし、プーチンの本当の目的は、ウクライナ民族の絶滅です。 ????????????
午後9:07 ・ 2022年4月4日・ Twitter Web App
プーチンはウクライナ全土を制圧するつもりです。 早く、ロシアの封鎖、ロシア人の資産の差し押え、全世界からロシア人の追放を。
午前6:40 ・ 2022年2月25日・ Twitter for Android
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
「ゼレンスキーはマリウポリの兵士に降伏の命令を出せ」と言っている人は、
マリウポリが包囲される前に大統領が現地の部隊に撤退を提案したが、断られた事実を知らないのか?
マリウポリ防衛者のこの訴えをもう一度読むといい。ま、一生理解できないだろうけど。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
・ 3月28日
「もう街には(守るほどの)価値がないでしょう。なぜなら完全に破壊されていますから。しかし、きっと日本人はよくわかるはずです。
私たちにとって、この街は建物だけではない、インフラだけでもない、私たちの祖国なのです。最期まで戦います」。
午後1:22 ・ 2022年4月17日・Twitter Web App
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
2022/05/18(水) 02:16:43.99ID:X/6qIGFx0
■日本が売られる■ (著者)堤未果 2018年10月4日
P65
◇ラララ!ラウンドアップ
2015年3月20日。WHO傘下の国際がん研究機関(IARC)は、動物実験と薬理作用研究の結果、
世界で広く使われている除草剤「グリホサート」に発がん性の恐れがあることを発表した
(人への発がん性は証拠が十分ではないが、動物実験で発がん性が確認された、というレベル2だ)。
グリホサートは1974年に農薬企業の最大手モンサント社が開発して特許をとり、「ラウンドアップ」という商品名で売り出した、世界最大の売り上げを誇る化学除草剤だ。
日本ではモンサント社と提携した住友化学が販売しており、2000年に特許が切れた後は、そのジェネリック版が「草退治」(住友化学園芸)
など複数の新しい商品名で、各地のホームセンターで売られている。
ミズーリ州セントルイスに本社を持ち、ダイオキシンやPCB(ポリ塩化ビフェニル)などを製造するモンサント社は、
ヂュポン社、ダウ・ケミカル社、シンジェンタ社などの化学企業と同様に、長い間アメリカ国防総省と契約し軍事物資を提供していた。
戦時中、窒素製造施設で爆弾や弾丸を作り、ベトナム戦争では枯葉剤を作っていた同社は、戦争が終わると次のビジネスとして、
農薬と化学肥料の世界市場、アグリビジネスに目をつける。
1999年4月。モンサント社のCEO(当時)で野心家のロバート・シャピロ氏は、同社のグローバル戦略についてこう語った。
「今はバラバラに動いている、農業、食糧、医療の3大産業を統合するのだ」
その頃ウォール街では、まさにその3大産業でこれからとてつもなく巨大な市場となるだろう「遺伝子革命」への期待から、投資家たちが胸を熱くしていた。
シャピロ氏の野望は、次々に実行に移されてゆく。
モンサント社は90年代から世界の種子会社をどんどん買収し、自社の農薬にだけ耐性を持つ遺伝子組み換え種子を開発。
同社が特許を持つグリホサート農薬(ラウンドアップ)と1セットで世界中に売り込み始めた。
その種子はラウンドアップに耐性を持つよう遺伝子操作されているため、農家はこの2つを必ずセットで買い、収益は自動的に倍になる。
〈散布すれば雑草がしっかり枯れるので、煩わしい雑草取り作業から解放され、農薬代は節約できて、環境にも優しく収穫量もアップ間違いなしです〉
こうした宣伝内容で農家のハートをがっちりつかみ、モンサント社は遺伝子組み換え大豆とラウンドアップのセット売りをどんどん拡大、
瞬く間に全米の大豆畑の6割を占めるようになった。
ラウンドアップは爆発的なベストセラーとなり、この20年で米国内の使用量は250倍、世界全体では10倍に増えている。
雑草も虫も全滅させるグリホサートの威力は凄まじく、使い始めて数年は農薬の使用量が少なくて済むが、ここには大きな問題があった。
前述したように、使い続けると進化して耐性を持つ雑草が出現し、今度はそれを枯らすためにもっと強い除草剤を使うという悪循環で、農薬の量が増えてゆくのだ。
2000年5月にアメリカ農務省が発表した報告書によると、過去5年間で米国内の農薬使用量は大きく跳ね上がり、中でもグリホサートは他の農薬の5倍も増えていた。
除草剤の量が5倍に増えれば、その分アメリカからの輸入遺伝子組み換え大豆に残留する農薬も多くなり、日本の安全基準に引っかかってしまう。
この発表が出た同じタイミングで、日本政府はアメリカ産輸入大豆のグリホサート残留基準を、しっかり5倍に引き上げた。
これで残留農薬が5倍に増えた大豆は、何の問題もなく引き続き日本に輸入される。
日本政府のきめ細かい協力姿勢は、米国アグリビジネス業界を大いに満足させたのだった。
◇日本とアメリカは二人三脚で「グリホサートは安全だ」
だが、使っているうちにどんどん使用量が増えるグリホサートが人の健康に及ぼす影響について、やがてあちこちから疑問の声が出始める。
微かな量でも生き物の腸内細菌や神経系統、消火器や生殖器に、マイナスの影響があることがわかってきたのだ。
アメリカのソーク生物学調査研究所のデービッド・シューベルト博士は、グリホサートの蓄積が、がんを含む多くの健康リスクをもたらすとの警告をだした。
アルゼンチンでは、微量のグリホサートを使った実験で奇形の発生が確認され、グリホサートに汚染された地下水によって、周辺地域の住民にがんが平均の41倍発生、
白血病や肝臓病、アレルギーなどの健康被害が報告されている。
オランダ、デンマーク、スリランカ、コロンビアはいち早く使用を禁止し、ヨーロッパでも反対の声が大きくなってゆく。
P65
◇ラララ!ラウンドアップ
2015年3月20日。WHO傘下の国際がん研究機関(IARC)は、動物実験と薬理作用研究の結果、
世界で広く使われている除草剤「グリホサート」に発がん性の恐れがあることを発表した
(人への発がん性は証拠が十分ではないが、動物実験で発がん性が確認された、というレベル2だ)。
グリホサートは1974年に農薬企業の最大手モンサント社が開発して特許をとり、「ラウンドアップ」という商品名で売り出した、世界最大の売り上げを誇る化学除草剤だ。
日本ではモンサント社と提携した住友化学が販売しており、2000年に特許が切れた後は、そのジェネリック版が「草退治」(住友化学園芸)
など複数の新しい商品名で、各地のホームセンターで売られている。
ミズーリ州セントルイスに本社を持ち、ダイオキシンやPCB(ポリ塩化ビフェニル)などを製造するモンサント社は、
ヂュポン社、ダウ・ケミカル社、シンジェンタ社などの化学企業と同様に、長い間アメリカ国防総省と契約し軍事物資を提供していた。
戦時中、窒素製造施設で爆弾や弾丸を作り、ベトナム戦争では枯葉剤を作っていた同社は、戦争が終わると次のビジネスとして、
農薬と化学肥料の世界市場、アグリビジネスに目をつける。
1999年4月。モンサント社のCEO(当時)で野心家のロバート・シャピロ氏は、同社のグローバル戦略についてこう語った。
「今はバラバラに動いている、農業、食糧、医療の3大産業を統合するのだ」
その頃ウォール街では、まさにその3大産業でこれからとてつもなく巨大な市場となるだろう「遺伝子革命」への期待から、投資家たちが胸を熱くしていた。
シャピロ氏の野望は、次々に実行に移されてゆく。
モンサント社は90年代から世界の種子会社をどんどん買収し、自社の農薬にだけ耐性を持つ遺伝子組み換え種子を開発。
同社が特許を持つグリホサート農薬(ラウンドアップ)と1セットで世界中に売り込み始めた。
その種子はラウンドアップに耐性を持つよう遺伝子操作されているため、農家はこの2つを必ずセットで買い、収益は自動的に倍になる。
〈散布すれば雑草がしっかり枯れるので、煩わしい雑草取り作業から解放され、農薬代は節約できて、環境にも優しく収穫量もアップ間違いなしです〉
こうした宣伝内容で農家のハートをがっちりつかみ、モンサント社は遺伝子組み換え大豆とラウンドアップのセット売りをどんどん拡大、
瞬く間に全米の大豆畑の6割を占めるようになった。
ラウンドアップは爆発的なベストセラーとなり、この20年で米国内の使用量は250倍、世界全体では10倍に増えている。
雑草も虫も全滅させるグリホサートの威力は凄まじく、使い始めて数年は農薬の使用量が少なくて済むが、ここには大きな問題があった。
前述したように、使い続けると進化して耐性を持つ雑草が出現し、今度はそれを枯らすためにもっと強い除草剤を使うという悪循環で、農薬の量が増えてゆくのだ。
2000年5月にアメリカ農務省が発表した報告書によると、過去5年間で米国内の農薬使用量は大きく跳ね上がり、中でもグリホサートは他の農薬の5倍も増えていた。
除草剤の量が5倍に増えれば、その分アメリカからの輸入遺伝子組み換え大豆に残留する農薬も多くなり、日本の安全基準に引っかかってしまう。
この発表が出た同じタイミングで、日本政府はアメリカ産輸入大豆のグリホサート残留基準を、しっかり5倍に引き上げた。
これで残留農薬が5倍に増えた大豆は、何の問題もなく引き続き日本に輸入される。
日本政府のきめ細かい協力姿勢は、米国アグリビジネス業界を大いに満足させたのだった。
◇日本とアメリカは二人三脚で「グリホサートは安全だ」
だが、使っているうちにどんどん使用量が増えるグリホサートが人の健康に及ぼす影響について、やがてあちこちから疑問の声が出始める。
微かな量でも生き物の腸内細菌や神経系統、消火器や生殖器に、マイナスの影響があることがわかってきたのだ。
アメリカのソーク生物学調査研究所のデービッド・シューベルト博士は、グリホサートの蓄積が、がんを含む多くの健康リスクをもたらすとの警告をだした。
アルゼンチンでは、微量のグリホサートを使った実験で奇形の発生が確認され、グリホサートに汚染された地下水によって、周辺地域の住民にがんが平均の41倍発生、
白血病や肝臓病、アレルギーなどの健康被害が報告されている。
オランダ、デンマーク、スリランカ、コロンビアはいち早く使用を禁止し、ヨーロッパでも反対の声が大きくなってゆく。
2022/05/18(水) 02:17:27.27ID:X/6qIGFx0
一方日米両政府は、この間ずっと二人三脚でグリホサートの危険性を否定し続け、製造元のモンサント社は、
健康被害を示す数々の報告は全て科学的根拠に乏しいと批判しながら、安全性を主張している(yっただし、その調査データは非公開だ)。
複数の自治体が実験データをもとに使用禁止を求めているアメリカでも、政府は初めから一貫して、モンサント側の主張を擁護する姿勢を変えていない。
グリホサート除草剤に「人体には無害です」と書かれている日本でも、農水省は安全に使えば大丈夫だというスタンスだ。
だがEU市民や消費者、環境団体はこうした安全説を信じなかった。
彼らはEU議会の議員たちに繰り返し電話をかけ、一般の消費者や学校関係者にその危険性を説明し、100万人規模の抗議運動を展開、
あちこちで勉強会を開きながら、130万を超える数の署名を集めることに成功する。
2016年3月。欧州委員会は6月に期限が切れるラウンドアップ使用許可について、更新に必要な賛成票が得られずに、使用延長を見送ることを発表した。
モンサント社や巨大農薬メーカー幹部と投資家に、初めて動揺が走った瞬間だった。
この時微妙な立場にいたのが、キャスティングボードを握っていたドイツだ。
国民の大半が猛反対していたにもかかわらず、自国の大手医薬品・化学薬品大手バイエル社が、モンサント社と買収交渉の真っ最中だったのだ。
成功すれば、トップレベルの遺伝子組み換え種子企業と化学薬品企業の最強タッグが誕生し、世界の「食」のかなりのシェアを、手中に納めることになる。
除草剤と種子の売り上げで世界一の売り上げを誇るモンサント社と、世界3位のバイエル社の統合には、660億ドル(約7兆円)という、最高額の値札がついた。
種子と農薬の業界は年々寡占化が加速し、もはや巨大カルテル誕生は時間の問題だった。
ドイツ国内では民意の側に立つ環境大臣は使用延長に反対し、バイエル社のビジネスチャンスに期待をかけて「攻めの農業」を推進する農業大臣は賛成を訴える。
P71
結局、決められないメルケル首相が棄権票を投じ、採決は流れたのだった。
目玉商品のグリホサートがEU市場を失えば、あふれた在庫が行き場を失い、モンサント社を買収するバイエル社にとっても、大きなダメージになる。
どうすれば利益を減らさずに済むだろう?投資家たちは頭をフル回転させて考えた。
健康被害を示す数々の報告は全て科学的根拠に乏しいと批判しながら、安全性を主張している(yっただし、その調査データは非公開だ)。
複数の自治体が実験データをもとに使用禁止を求めているアメリカでも、政府は初めから一貫して、モンサント側の主張を擁護する姿勢を変えていない。
グリホサート除草剤に「人体には無害です」と書かれている日本でも、農水省は安全に使えば大丈夫だというスタンスだ。
だがEU市民や消費者、環境団体はこうした安全説を信じなかった。
彼らはEU議会の議員たちに繰り返し電話をかけ、一般の消費者や学校関係者にその危険性を説明し、100万人規模の抗議運動を展開、
あちこちで勉強会を開きながら、130万を超える数の署名を集めることに成功する。
2016年3月。欧州委員会は6月に期限が切れるラウンドアップ使用許可について、更新に必要な賛成票が得られずに、使用延長を見送ることを発表した。
モンサント社や巨大農薬メーカー幹部と投資家に、初めて動揺が走った瞬間だった。
この時微妙な立場にいたのが、キャスティングボードを握っていたドイツだ。
国民の大半が猛反対していたにもかかわらず、自国の大手医薬品・化学薬品大手バイエル社が、モンサント社と買収交渉の真っ最中だったのだ。
成功すれば、トップレベルの遺伝子組み換え種子企業と化学薬品企業の最強タッグが誕生し、世界の「食」のかなりのシェアを、手中に納めることになる。
除草剤と種子の売り上げで世界一の売り上げを誇るモンサント社と、世界3位のバイエル社の統合には、660億ドル(約7兆円)という、最高額の値札がついた。
種子と農薬の業界は年々寡占化が加速し、もはや巨大カルテル誕生は時間の問題だった。
ドイツ国内では民意の側に立つ環境大臣は使用延長に反対し、バイエル社のビジネスチャンスに期待をかけて「攻めの農業」を推進する農業大臣は賛成を訴える。
P71
結局、決められないメルケル首相が棄権票を投じ、採決は流れたのだった。
目玉商品のグリホサートがEU市場を失えば、あふれた在庫が行き場を失い、モンサント社を買収するバイエル社にとっても、大きなダメージになる。
どうすれば利益を減らさずに済むだろう?投資家たちは頭をフル回転させて考えた。
896名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 02:17:50.97ID:iKMuAeAI0 https://twitter.com/TakagakiUkraine/status/1526549067488276480?s=20&t=K8_-FxdFXTR3C1-DgSKFfQ
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報@TakagakiUkraine
5月17日現在の独立広場
午後10:03 ・ 2022年5月17日・Twitter for iPhone
ウクライナマイダン革命脳だとここに↓撃ち込めばどうなってるか分からないのかな
https://twitter.com/Militarylandnet/status/1525764595222208512?s=20&t=grNGlGzFFj9EV-UTLdjyOg
物凄い優しい戦い方してるんだぞ 少なくともこいつらが言う戦い方はしてない
それで戦争だから被害はでるけどな
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報@TakagakiUkraine
5月17日現在の独立広場
午後10:03 ・ 2022年5月17日・Twitter for iPhone
ウクライナマイダン革命脳だとここに↓撃ち込めばどうなってるか分からないのかな
https://twitter.com/Militarylandnet/status/1525764595222208512?s=20&t=grNGlGzFFj9EV-UTLdjyOg
物凄い優しい戦い方してるんだぞ 少なくともこいつらが言う戦い方はしてない
それで戦争だから被害はでるけどな
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
2022/05/18(水) 02:18:13.79ID:X/6qIGFx0
◇そうだ、日本に売ればいい
アグリビジネス業界にとって、頼れる味方はアメリカ政府だけではない。
助け舟を出したのは、他でもない日本だった。
翌年2017年の6月。農水省はグリホサート農薬の残留基準を再び大きく緩めることを決定し、パブリックコメントを募集し始める。
今回はトウモロコシ5倍、小麦6倍、甜菜75倍、蕎麦150倍、ひまわりの種400倍という、本家本元アメリカもびっくりの、ダイナミックな引き上げ案だ。
遺伝子組み換えでない小麦は本来グリホサートを使わないが、収穫直前にグリホサートを直接かけて枯らすと刈り取りやすくなるために、使う農家が増えている。
よって小麦の残留基準も6倍に上げられることになった。
これで農家は小麦にも、遺伝子組み換え大豆よりも多い量のグリホサートを、たっぷり使えるようになる。
だが、日本が引き上げを実行しようとしたまさにその時、規制しかけていた欧州で、巻き返しが起こった。
欧州化学物質庁(ECHA)の作ったデータをもとに、欧州食品安全機関(EFSA)が、
「グリホサートに発がん性がある」というWHOの評価を否定する報告を出したのだ。
〈グリホサートは確かに眼に深刻な損傷を引き起こし、長期的には水生動物に有毒である。だが発がん性に関しての証拠は、十分なものではない〉
欧州委員会がグリホサートの使用許可についてもう一度採決すると、前回棄権したドイツが賛成に回り、今回は賛成多数で可決される。
2017年11月27日。EUでの存続が危ぶまれていたグリホサート農薬は、再び息を吹き返した。
奇妙なことに、発がん性を否定したEFSAは、欧州議会議員に根拠とされた元データの全公開をいくら求められても、頑なに拒否し続けている。
「公益に関する評価プロセスの透明性に欠ける行為だ」と強く批判されると、EFSAは渋々一部だけ公開したが、それらのデータは全て、あらかじめ編集されていた。
EFSAの言い分では、企業の提供データは、投資家保護のために一部しか公開できないという。
グリホサートの巨大市場は、ひとまず5年は安泰になった。
日本政府はEUの動向を様子見していたが、この結果を知ると、自国も翌月12月25日にグリホサート残留基準引き上げ(最大400倍)を実行したのだった。
危機一髪でで大きなピンチを乗り越えたアグリビジネス株主たちに、さらに幸運の女神が微笑みかける。
以下略~~~
アグリビジネス業界にとって、頼れる味方はアメリカ政府だけではない。
助け舟を出したのは、他でもない日本だった。
翌年2017年の6月。農水省はグリホサート農薬の残留基準を再び大きく緩めることを決定し、パブリックコメントを募集し始める。
今回はトウモロコシ5倍、小麦6倍、甜菜75倍、蕎麦150倍、ひまわりの種400倍という、本家本元アメリカもびっくりの、ダイナミックな引き上げ案だ。
遺伝子組み換えでない小麦は本来グリホサートを使わないが、収穫直前にグリホサートを直接かけて枯らすと刈り取りやすくなるために、使う農家が増えている。
よって小麦の残留基準も6倍に上げられることになった。
これで農家は小麦にも、遺伝子組み換え大豆よりも多い量のグリホサートを、たっぷり使えるようになる。
だが、日本が引き上げを実行しようとしたまさにその時、規制しかけていた欧州で、巻き返しが起こった。
欧州化学物質庁(ECHA)の作ったデータをもとに、欧州食品安全機関(EFSA)が、
「グリホサートに発がん性がある」というWHOの評価を否定する報告を出したのだ。
〈グリホサートは確かに眼に深刻な損傷を引き起こし、長期的には水生動物に有毒である。だが発がん性に関しての証拠は、十分なものではない〉
欧州委員会がグリホサートの使用許可についてもう一度採決すると、前回棄権したドイツが賛成に回り、今回は賛成多数で可決される。
2017年11月27日。EUでの存続が危ぶまれていたグリホサート農薬は、再び息を吹き返した。
奇妙なことに、発がん性を否定したEFSAは、欧州議会議員に根拠とされた元データの全公開をいくら求められても、頑なに拒否し続けている。
「公益に関する評価プロセスの透明性に欠ける行為だ」と強く批判されると、EFSAは渋々一部だけ公開したが、それらのデータは全て、あらかじめ編集されていた。
EFSAの言い分では、企業の提供データは、投資家保護のために一部しか公開できないという。
グリホサートの巨大市場は、ひとまず5年は安泰になった。
日本政府はEUの動向を様子見していたが、この結果を知ると、自国も翌月12月25日にグリホサート残留基準引き上げ(最大400倍)を実行したのだった。
危機一髪でで大きなピンチを乗り越えたアグリビジネス株主たちに、さらに幸運の女神が微笑みかける。
以下略~~~
898名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 02:18:25.82ID:iKMuAeAI0 長文野郎は流したいとくるみたいだな
899名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 02:28:43.70ID:iKMuAeAI0 【ウクライナ情勢】ウクライナ19歳女子大学生が戦死、侵攻当日に志願 [ぐれ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1652712436/
侵攻当日に志願ってロクに育成もせず
19歳女子大学生を前線に送ってるのがウクライナ軍だぞ
篠原常一郎(古是三春)
@sinoppa1960
ウクライナ紛争の現実…アゾフ大隊所属の女性兵士、ロシア軍車両炎上を背景に自撮りして
「美しい光景」と投稿し、直後に戦死。テレグラムのウクライナ側投稿より。
https://twitter.com/sinoppa1960/status/1524272412702822400?s=20&t=ToouedvWrDte68DAoQDlhg
篠原常一郎(古是三春)
@sinoppa1960
戦死した前記アゾフ女性兵士。
https://twitter.com/sinoppa1960/status/1524272706354438144?s=20&t=ToouedvWrDte68DAoQDlhg
>高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報 @TakagakiUkraine
>よく行く近くのカフェの店員カリーナが居ないと思ってたら軍隊に行ってました
>午後5:59 ・ 2022年4月29日 Укра?наから・Twitter for iPhone
このカリーナも最前線に送られることになるかもな
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1652712436/
侵攻当日に志願ってロクに育成もせず
19歳女子大学生を前線に送ってるのがウクライナ軍だぞ
篠原常一郎(古是三春)
@sinoppa1960
ウクライナ紛争の現実…アゾフ大隊所属の女性兵士、ロシア軍車両炎上を背景に自撮りして
「美しい光景」と投稿し、直後に戦死。テレグラムのウクライナ側投稿より。
https://twitter.com/sinoppa1960/status/1524272412702822400?s=20&t=ToouedvWrDte68DAoQDlhg
篠原常一郎(古是三春)
@sinoppa1960
戦死した前記アゾフ女性兵士。
https://twitter.com/sinoppa1960/status/1524272706354438144?s=20&t=ToouedvWrDte68DAoQDlhg
>高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報 @TakagakiUkraine
>よく行く近くのカフェの店員カリーナが居ないと思ってたら軍隊に行ってました
>午後5:59 ・ 2022年4月29日 Укра?наから・Twitter for iPhone
このカリーナも最前線に送られることになるかもな
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
900名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 02:52:53.91ID:iKMuAeAI0 腕章白いけどアゾフ大隊の皆さんの動画
ナザレンコのリプ欄
https://twitter.com/Mamako_Hitakami/status/1526564410038579200?s=20&t=x65dCswOCmLzGZAzgJom7A
mamaco ままこ@Mamako_Hitakami
#Azovstal
#CлаваУкра?нi
#ГероямСлава
アゾフスタリから退避する
負傷したアゾフ大隊の皆さんの動画が入ってきました??
よく守り抜いてくださった????
ウクライナに栄光あれ????
英雄に栄光あれ
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
ナザレンコのリプ欄
https://twitter.com/Mamako_Hitakami/status/1526564410038579200?s=20&t=x65dCswOCmLzGZAzgJom7A
mamaco ままこ@Mamako_Hitakami
#Azovstal
#CлаваУкра?нi
#ГероямСлава
アゾフスタリから退避する
負傷したアゾフ大隊の皆さんの動画が入ってきました??
よく守り抜いてくださった????
ウクライナに栄光あれ????
英雄に栄光あれ
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
901名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 03:23:51.23ID:iKMuAeAI0 https://twitter.com/TakagakiUkraine/status/1526628377117052928?s=20&t=O4_6cJYt82nOIlw-VIOOGQ
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報
@TakagakiUkraine
ウクライナ弁護士が語る
ロシアの作ったビデオが全て嘘だと言っています。皆さん騙されないで下さい!
午前3:19 ・ 2022年5月18日・Twitter for iPhone
ロシアの作ったビデオがあるぐらい分かってるが全部はちょっと無理があるだろ
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
高垣典哉 ウクライナ情報局 キエフ ウクライナ最新情報
@TakagakiUkraine
ウクライナ弁護士が語る
ロシアの作ったビデオが全て嘘だと言っています。皆さん騙されないで下さい!
午前3:19 ・ 2022年5月18日・Twitter for iPhone
ロシアの作ったビデオがあるぐらい分かってるが全部はちょっと無理があるだろ
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
2022/05/18(水) 03:49:07.58ID:X/6qIGFx0
アメリカのモンサント社が作っていた枯葉剤はベトナム戦争で米軍が使用し、
その枯葉剤の影響でベトナムで数多くの奇形児が生まれた。
そのモンサント社のグリホサート農薬は人体であることが確認されており、世界中で使用禁止や使用制限がなされている。
ところがその行き場を失ったグリサホート農薬を受け入れるために何と日本政府は
そのグリホサート農薬の残留基準値を大幅に緩和して大量に受け入れてくれました(笑)
本当にありがとう安倍ちゃん、自民党、日本政府。
【漫画】非道なる枯葉剤!ベトちゃんドクちゃんのそれから【実話】修正版
https://www.youtube●.com/watch?v=ivivpOrcPeA
【奇形児 ナハ゜ーム弾】ヘ゛トナム戦争の悲劇を知ってもらいたい
https://www.youtube●.com/watch?v=sUmuh3mCMNE
その枯葉剤の影響でベトナムで数多くの奇形児が生まれた。
そのモンサント社のグリホサート農薬は人体であることが確認されており、世界中で使用禁止や使用制限がなされている。
ところがその行き場を失ったグリサホート農薬を受け入れるために何と日本政府は
そのグリホサート農薬の残留基準値を大幅に緩和して大量に受け入れてくれました(笑)
本当にありがとう安倍ちゃん、自民党、日本政府。
【漫画】非道なる枯葉剤!ベトちゃんドクちゃんのそれから【実話】修正版
https://www.youtube●.com/watch?v=ivivpOrcPeA
【奇形児 ナハ゜ーム弾】ヘ゛トナム戦争の悲劇を知ってもらいたい
https://www.youtube●.com/watch?v=sUmuh3mCMNE
2022/05/18(水) 05:46:56.00ID:UWXOPvRF0
馬渕大隊
篠原大隊
篠原大隊
904名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 07:19:33.46ID:bRqKExce0 ユリアЮлия
@3Y0mDlMWcofXD87
・
5月16日
2010年頃、キエフに留学生として来てたアメリカ人の友達が居たんだけど、
その人の学校のクラスの半分以上がアメリカ士官候補生だったんだよね。その時は、
辺鄙な所に来るんだなとしか思ってなかったけど、今思えば国を乗っ取る下準備してたんだなぁって。
@3Y0mDlMWcofXD87
・
5月16日
2010年頃、キエフに留学生として来てたアメリカ人の友達が居たんだけど、
その人の学校のクラスの半分以上がアメリカ士官候補生だったんだよね。その時は、
辺鄙な所に来るんだなとしか思ってなかったけど、今思えば国を乗っ取る下準備してたんだなぁって。
905名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 07:35:12.50ID:bRqKExce0 ごめんwナチは共通の敵だから
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
ロシアの侵略に関して中国共産党と同じ立場を取っている人は日本の愛国者であるはずがなかろう。
午前6:56 ・ 2022年5月18日・Twitter Web App
櫻井よしこさんが共同代表を務める「美しい日本の憲法をつくる国民の会」と日本会議が主催の講演会をナザレンコがするんです
6/5 ナザレンコ・アンドリー講演会 in新宿 「自由を守る戦い」
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina・2021年8月10日
ちなみに、普段韓国?朝鮮を擁護しまくるパヨクは今回はなぜ韓国の国情院を叩くかわかりますか?
彼らは北朝鮮系だから?? だから好きな韓国でも、反共反北の勢力を敵視して、
左寄りの親北反日勢力だけと連帯しようとしている。所詮アカ。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina ・ 2021年8月9日
素晴らしいじゃん!自由世界の共通敵である共産主義者、日韓の対北共闘を邪魔する反日団体と戦うための
有用な情報を一方的に日本側に流してたってことでしょ?利用しない方がバカ。
日本の右派団体は情報機関よりもインテリジェンスできているかも。これぞ、真の日韓協力
午前10:51 ・ 2021年8月10日・Twitter Web App
韓国情報機関と日本の極右団体が「不当取引」 韓国テレビ局があす報道へ | 聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】韓国MBCテレビの調査報道番組「PD手帳」は9日、
韓国情報機関の国家情報院(国情院)と日本の右翼団体の間で不当な取引
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
ロシアの侵略に関して中国共産党と同じ立場を取っている人は日本の愛国者であるはずがなかろう。
午前6:56 ・ 2022年5月18日・Twitter Web App
櫻井よしこさんが共同代表を務める「美しい日本の憲法をつくる国民の会」と日本会議が主催の講演会をナザレンコがするんです
6/5 ナザレンコ・アンドリー講演会 in新宿 「自由を守る戦い」
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina・2021年8月10日
ちなみに、普段韓国?朝鮮を擁護しまくるパヨクは今回はなぜ韓国の国情院を叩くかわかりますか?
彼らは北朝鮮系だから?? だから好きな韓国でも、反共反北の勢力を敵視して、
左寄りの親北反日勢力だけと連帯しようとしている。所詮アカ。
引用ツイート
ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina ・ 2021年8月9日
素晴らしいじゃん!自由世界の共通敵である共産主義者、日韓の対北共闘を邪魔する反日団体と戦うための
有用な情報を一方的に日本側に流してたってことでしょ?利用しない方がバカ。
日本の右派団体は情報機関よりもインテリジェンスできているかも。これぞ、真の日韓協力
午前10:51 ・ 2021年8月10日・Twitter Web App
韓国情報機関と日本の極右団体が「不当取引」 韓国テレビ局があす報道へ | 聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】韓国MBCテレビの調査報道番組「PD手帳」は9日、
韓国情報機関の国家情報院(国情院)と日本の右翼団体の間で不当な取引
2022/05/18(水) 08:10:57.30ID:QUlwF/end
戦略的にネオナチを英雄化してるな懸念された危険な兆候だ
907名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 08:13:29.64ID:bRqKExce0 ナザレンコのリプ欄酷いぞ
2022/05/18(水) 08:21:58.70ID:QUlwF/end
歴史に残すという戦略的ワードも姑息だねえ
否定しづらい空気を作って同調を誘ってるわ
否定しづらい空気を作って同調を誘ってるわ
2022/05/18(水) 08:29:05.09ID:D8wRQY+W0
ナザレンコさん無事にウクライナから帰ってきたんですね
2022/05/18(水) 08:30:56.92ID:D8wRQY+W0
ナザレンコさん遠回しに大高さん批判してるなw
911名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 08:36:16.70ID:bRqKExce0 >>909
1回も行ってないだろ
1回も行ってないだろ
912名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 08:39:24.09ID:bRqKExce0 また嘘ばっかりついてるなナザレンコ
913名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 09:30:34.28ID:bRqKExce0 日本は何に備えるかってお前見たいな焚きつけ屋に備えるべきだろ
日本とウクライナは同盟国でもなければ友好国でも近隣諸国でもないんだよ
日本とウクライナは同盟国でもなければ友好国でも近隣諸国でもないんだよ
914名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 09:32:59.29ID:bRqKExce0 ナザレンコ「軍事力を背景にした外交しかない。日本は韓国と条約を結んだ。どうなりましたか。なかったことにしている。
ロシアは北方領土の実効支配を強めている。なぜか。日本の軍事力が足りないからです。」
適当な事言うなw
北方領土返すって言ってるのに
安倍がイージスジョアとか言って挑発しまくったからじゃ
ロシアは北方領土の実効支配を強めている。なぜか。日本の軍事力が足りないからです。」
適当な事言うなw
北方領土返すって言ってるのに
安倍がイージスジョアとか言って挑発しまくったからじゃ
915名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 09:38:45.58ID:bRqKExce0 ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
ロシアの侵略に関して中国共産党と同じ立場を取っている人は日本の愛国者であるはずがなかろう。
午前6:56 ・ 2022年5月18日・Twitter Web App
2013年、習近平はウクライナ大統領と「中国ウクライナ友好協力条約」を締結
中国はウクライナに対して安全保障も宣言してるし、軍事技術協力もしてる敵なんだけど?
航空宇宙産業は世界でもトップクラスだから中国がこの10年でいきなり強くなったんだが知らずに
ロシアすら売らなかった空母売ったのもお前の国じゃねえか
ロシアの侵略に関して中国共産党と同じ立場を取っている人は日本の愛国者であるはずがなかろう。
午前6:56 ・ 2022年5月18日・Twitter Web App
2013年、習近平はウクライナ大統領と「中国ウクライナ友好協力条約」を締結
中国はウクライナに対して安全保障も宣言してるし、軍事技術協力もしてる敵なんだけど?
航空宇宙産業は世界でもトップクラスだから中国がこの10年でいきなり強くなったんだが知らずに
ロシアすら売らなかった空母売ったのもお前の国じゃねえか
916名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 09:52:55.90ID:bRqKExce0 https://twitter.com/sofimari21/status/1526697991419047936?s=20&t=YucbTPmILqvBM8v3J4gWag
難民の子供達は時間を無駄にせず、現地の子にプーチンやロシアの悪口、
ウクライナのスローガンなどを教示してます
そのうちジークハイルなどのレッスンも増えるかな?
これはポーランドの学校での難民と現地の生徒達
こいつら入れるな
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
難民の子供達は時間を無駄にせず、現地の子にプーチンやロシアの悪口、
ウクライナのスローガンなどを教示してます
そのうちジークハイルなどのレッスンも増えるかな?
これはポーランドの学校での難民と現地の生徒達
こいつら入れるな
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
917名無しさん@実況は禁止ですよ
2022/05/18(水) 10:06:51.57ID:h+ta80gz0 ゼレンスキーは2014年の親ロシア派ゼレンスキーを逮捕するだろう
2014年ゼレンスキー「クリミアのウクライナ東部では、人々はただロシア語を話したいだけだ。放っておいて。
彼に合法的にロシア語を話す権利を与えてください...ロシア人とウクライナ人は兄弟民族だ」
哀れゼレンスキーw
これまでのあらすじ
ロシアの傀儡政権で汚職ヤヌコビッチうんこ大統領だったけど
マイダン革命ではナザレンコも参加した暴力的なテロにより民主的に選ばれた大統領を追い出しました
反体制派デモが活発化し、警官隊と衝突
100人近くが死亡し、1000人以上が負傷する事態となりました
極右勢力を中心とする米国の傀儡政権が生まれました
共産主義革命みたいな暴力革命で政権を奪い野党11党を非合法化して活動させないけど
ロシアのスパイだから仕方ないです
野党系メディア3つ4つを非民主的に潰したけどロシアのスパイだから仕方ないです
野党党首は国家反逆罪で投獄して野党議員も殆ど亡命しちゃったけど
ウクライナは民主主義陣営だから 被害者なんでお金ください
ヤヌコビッチうんこ大統領よりも親露派の国民生活は酷くなったし
親露派の国民は仕事も収入もなくネオナチに虐待され
地方都市がソ連の方がマシと独立したりロシアと併合したがるけどロシアの工作員なんです
ウクライナは民主主義陣営だから被害者なんでお金ください
(CIAやSASやアゾフに囲まれてる誰か助けてくれ)
ゼレンスキー
2014年ゼレンスキー「クリミアのウクライナ東部では、人々はただロシア語を話したいだけだ。放っておいて。
彼に合法的にロシア語を話す権利を与えてください...ロシア人とウクライナ人は兄弟民族だ」
哀れゼレンスキーw
これまでのあらすじ
ロシアの傀儡政権で汚職ヤヌコビッチうんこ大統領だったけど
マイダン革命ではナザレンコも参加した暴力的なテロにより民主的に選ばれた大統領を追い出しました
反体制派デモが活発化し、警官隊と衝突
100人近くが死亡し、1000人以上が負傷する事態となりました
極右勢力を中心とする米国の傀儡政権が生まれました
共産主義革命みたいな暴力革命で政権を奪い野党11党を非合法化して活動させないけど
ロシアのスパイだから仕方ないです
野党系メディア3つ4つを非民主的に潰したけどロシアのスパイだから仕方ないです
野党党首は国家反逆罪で投獄して野党議員も殆ど亡命しちゃったけど
ウクライナは民主主義陣営だから 被害者なんでお金ください
ヤヌコビッチうんこ大統領よりも親露派の国民生活は酷くなったし
親露派の国民は仕事も収入もなくネオナチに虐待され
地方都市がソ連の方がマシと独立したりロシアと併合したがるけどロシアの工作員なんです
ウクライナは民主主義陣営だから被害者なんでお金ください
(CIAやSASやアゾフに囲まれてる誰か助けてくれ)
ゼレンスキー
2022/05/18(水) 10:57:57.09ID:X/6qIGFx0
■竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像■ (著者)佐々木実 2020年9月出版
第5章 アメリカの友人
◇アメリカの強力な支持を盾に
金融担当大臣就任から「竹中プラン」発表までの一ヵ月間を検証すると、竹中はまるで四面楚歌だったように見える。
だが、この間、一貫して強く彼を支持していた勢力があった。アメリカ政府である。
10月11日、グレン・ハバードCEA委員長はホワイトハウスにわざわざ日本の特派員たちを集め、竹中が遂行しようとしている銀行行政を支持すると宣言した。
国務省ではリチャード・バウチャー報道官が定例記者会見の冒頭で、「日本の構造改革を支持する」と発言した。
財務省もジョン・テイラー財務次官を日本に急遽派遣することを発表、訪日したテイラー財務次官は実際に講演で竹中支持を表明することになる。
一方、銀行業界や与野党から集中砲火を浴びていた竹中は、ブッシュ政権から強い支持があることを誇示するかのように、
ハバードらとの親密な関係を記者たちの前でことさら強調してみせている。
「ハバード委員長とは、経済情勢の意見交換ということで、比較的緊密にいろいろ電話連絡などをしております。
内閣改造のあと、すぐにハバード委員長から連絡がありまして、おめでとう、たいへんだけれどもしっかりやってくれ、というようなことをいっていただきました。
それと、ベーカー大使が一度こちらのほうにご訪問くださって、われわれとしてはこういう方針でしっかりやっていきたいというような現状のご報告等をいたしました」
竹中は、ブッシュ政権をあげて「竹中支持」が打ち出されたことにも触れた。
「アメリカのほうで、あの時点でああいうふうにいろいろ記者会見されたのは、本当に日本のこの不良債権の問題というのが、
日本のみならずやはり世界の経済にとって、いや、世界経済のみならず安全保障の問題にとっても非常に重要な問題であるという認識を意味していると思います。
きわめて大きな責任をわれわれは負っているというふうに感じた次第であります」
竹中は、「安全保障の問題」まで持ち出して、対米関係への影響を懸念してみせたのである。
援護射撃するハバードは、ホワイトハウスで会見を開いただけでなく、『日本経済新聞』に「日本の銀行改革新たな希望」と題する文章まで寄稿した。
もちろん、竹中金融担当大臣を強く支持する内容だ。
ブッシュ政権は総力をあげて、あらゆる機会をとらえて、海の向こうから竹中を支えていたのである。
なぜブッシュ政権はそこまでして竹中を支持したのだろうか。
ニューヨークのコロンビア大学で取材した際、ハバードに率直にたずねてみた。
ハバードはまず、ブッシュ政権の基本姿勢から説きはじめた。
「ブッシュ政権はクリントン政権とは違った態度でほかの国と接しています。
クリントン政権は他国にレクチャーして相手国に政策を教えるような態度をとっていましたが、日本の経済政策についても同じような態度でした。
私はこうした姿勢は間違っていると感じていた。日本は世界で二番目の経済大国です。賢明な方がたくさんいる。
エコノミストや政府高官などは何をしなくてはいけないか自分たちできちんとわかっています」
第5章 アメリカの友人
◇アメリカの強力な支持を盾に
金融担当大臣就任から「竹中プラン」発表までの一ヵ月間を検証すると、竹中はまるで四面楚歌だったように見える。
だが、この間、一貫して強く彼を支持していた勢力があった。アメリカ政府である。
10月11日、グレン・ハバードCEA委員長はホワイトハウスにわざわざ日本の特派員たちを集め、竹中が遂行しようとしている銀行行政を支持すると宣言した。
国務省ではリチャード・バウチャー報道官が定例記者会見の冒頭で、「日本の構造改革を支持する」と発言した。
財務省もジョン・テイラー財務次官を日本に急遽派遣することを発表、訪日したテイラー財務次官は実際に講演で竹中支持を表明することになる。
一方、銀行業界や与野党から集中砲火を浴びていた竹中は、ブッシュ政権から強い支持があることを誇示するかのように、
ハバードらとの親密な関係を記者たちの前でことさら強調してみせている。
「ハバード委員長とは、経済情勢の意見交換ということで、比較的緊密にいろいろ電話連絡などをしております。
内閣改造のあと、すぐにハバード委員長から連絡がありまして、おめでとう、たいへんだけれどもしっかりやってくれ、というようなことをいっていただきました。
それと、ベーカー大使が一度こちらのほうにご訪問くださって、われわれとしてはこういう方針でしっかりやっていきたいというような現状のご報告等をいたしました」
竹中は、ブッシュ政権をあげて「竹中支持」が打ち出されたことにも触れた。
「アメリカのほうで、あの時点でああいうふうにいろいろ記者会見されたのは、本当に日本のこの不良債権の問題というのが、
日本のみならずやはり世界の経済にとって、いや、世界経済のみならず安全保障の問題にとっても非常に重要な問題であるという認識を意味していると思います。
きわめて大きな責任をわれわれは負っているというふうに感じた次第であります」
竹中は、「安全保障の問題」まで持ち出して、対米関係への影響を懸念してみせたのである。
援護射撃するハバードは、ホワイトハウスで会見を開いただけでなく、『日本経済新聞』に「日本の銀行改革新たな希望」と題する文章まで寄稿した。
もちろん、竹中金融担当大臣を強く支持する内容だ。
ブッシュ政権は総力をあげて、あらゆる機会をとらえて、海の向こうから竹中を支えていたのである。
なぜブッシュ政権はそこまでして竹中を支持したのだろうか。
ニューヨークのコロンビア大学で取材した際、ハバードに率直にたずねてみた。
ハバードはまず、ブッシュ政権の基本姿勢から説きはじめた。
「ブッシュ政権はクリントン政権とは違った態度でほかの国と接しています。
クリントン政権は他国にレクチャーして相手国に政策を教えるような態度をとっていましたが、日本の経済政策についても同じような態度でした。
私はこうした姿勢は間違っていると感じていた。日本は世界で二番目の経済大国です。賢明な方がたくさんいる。
エコノミストや政府高官などは何をしなくてはいけないか自分たちできちんとわかっています」
2022/05/18(水) 10:58:57.05ID:X/6qIGFx0
圧力を加えて日本の政策をコントロールしようとしたことなどない、と言いたいのだろう。
ハバードは続けた。 「アメリカ政府がしなくてはいけないのは、彼らがやろうとしていることをサポートすることです。
竹中氏の改革は、アメリカの政府高官が教えたものではなく、彼自身のアイデアです。
彼を十分にサポートし、小泉政権を支持することが、世界が関心をもっている目的、つまり、日本経済の問題を解決することだと考えていました」
私は少し挑発的に質問してみた。
─ ─竹中大臣がしばしばあなたの名前を出して、支持を受けていることを強調したりしていたことは知っていましたか。
「知っていました」
─ ─竹中大臣には「政治的意図」があったと思うが、それでも積極的に協力する考えがあったのですか?
「『政治的意図』があったとしても驚かない。誰かのせいにするのは、政治においてはいい手段。とくに、相手が外国人なら選挙に出ることもありませんから。
私は、助けになるのならなんでもしようと思っていました」
─ ─ 日経新聞に「竹中支持」の記事を寄稿しましたが、これには日本で批判もありました。
「私は日本の政治家ではありません。 私がブッシュ大統領から与えられた任務は、日本の改革のプロセスを支援すること。
もちろん、日経新聞に寄稿することについては事前に竹中氏に相談し、援護射撃になるかどうか確認しました」
謎として残るのは、なぜ「竹中プラン」がまだ発表されてもいない段階で、ブッシュ政権の高官たちが竹中を支援したのか。
『大臣日誌』で竹中は、10月11日には「竹中プラン」の大枠を確定していた、と明かしている。
ハバードらブッシュ政権高官たちがいっせいに「竹中支持」を表明したのも同じ日だ。
私は、竹中プラン発表前にブッシュ政権が竹中支持を打ち出した事実を指摘したあとで、「事前にすでに『竹中プラン』の内容を知っていたと解釈していいですか」
とハバードにたずねた。「はい」とだけ、彼は答えた。
ハバードに確認してわかったことは、竹中が日本の政府与党には徹底した情報管理で何も知らせない一方、
ブッシュ政権にはいちはやく情報を流していた事実である。
ハバードは続けた。 「アメリカ政府がしなくてはいけないのは、彼らがやろうとしていることをサポートすることです。
竹中氏の改革は、アメリカの政府高官が教えたものではなく、彼自身のアイデアです。
彼を十分にサポートし、小泉政権を支持することが、世界が関心をもっている目的、つまり、日本経済の問題を解決することだと考えていました」
私は少し挑発的に質問してみた。
─ ─竹中大臣がしばしばあなたの名前を出して、支持を受けていることを強調したりしていたことは知っていましたか。
「知っていました」
─ ─竹中大臣には「政治的意図」があったと思うが、それでも積極的に協力する考えがあったのですか?
「『政治的意図』があったとしても驚かない。誰かのせいにするのは、政治においてはいい手段。とくに、相手が外国人なら選挙に出ることもありませんから。
私は、助けになるのならなんでもしようと思っていました」
─ ─ 日経新聞に「竹中支持」の記事を寄稿しましたが、これには日本で批判もありました。
「私は日本の政治家ではありません。 私がブッシュ大統領から与えられた任務は、日本の改革のプロセスを支援すること。
もちろん、日経新聞に寄稿することについては事前に竹中氏に相談し、援護射撃になるかどうか確認しました」
謎として残るのは、なぜ「竹中プラン」がまだ発表されてもいない段階で、ブッシュ政権の高官たちが竹中を支援したのか。
『大臣日誌』で竹中は、10月11日には「竹中プラン」の大枠を確定していた、と明かしている。
ハバードらブッシュ政権高官たちがいっせいに「竹中支持」を表明したのも同じ日だ。
私は、竹中プラン発表前にブッシュ政権が竹中支持を打ち出した事実を指摘したあとで、「事前にすでに『竹中プラン』の内容を知っていたと解釈していいですか」
とハバードにたずねた。「はい」とだけ、彼は答えた。
ハバードに確認してわかったことは、竹中が日本の政府与党には徹底した情報管理で何も知らせない一方、
ブッシュ政権にはいちはやく情報を流していた事実である。
2022/05/18(水) 11:00:31.02ID:X/6qIGFx0
■竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像■ (著者)佐々木実 2020年9月出版
堀内は、小泉が自民党の総務会を無視してまで閣議決定を急いだ背景に、訪米が迫っていた事情があったとしている。
「小泉首相は党内で議論を尽くすことより、ブッシュ大統領へのお土産にすることを優先した」と批判しているのだが、
実際、小泉は国連総会出席のために閣議決定の翌々日にアメリカへ発ち、9月21日にブッシュ大統領と会談した。
日米首脳会談では、ブッシュのほうから会談予定になかった郵政民営化の話を持ち出してきたという。『日本経済新聞』が伝えている。
「『郵政民営化の進展ぶりはどうか』。21日の日米首脳会談でブッシュ米大統領が、会談の最後に郵政民営化の話題を突然、持ち出して日本側出席者らを驚かせた。
小泉純一郎首相が『大きな反対はあるが、しっかりやる』と決意を述べると、大統領は『首相の強いリーダーシップに敬意を表したい』。
大統領が郵政民営化への日本国内の反対論を見越して首相を励ました形だ」(2004年9月22日付)
★ブッシュに呼応する小泉★
日米首脳会談の直後、ブッシュ政権は「日米規制改革および競争政策イニシアチブに基づく日本政府へのアメリカ政府要望書」(10月14日付)を提出した。
アメリカ政府が日本政府に毎年出してくる「年次改革要望書」だが、この年は「郵政民営化」への関心をわざわざ強調している。
「本年の要望書においてアメリカは、日本郵政公社の民営化計画が進んでいることを受け、勢いを増している日本における民営化の動きに特段の関心を寄せた。
これに対して、日本経済に最大限の経済効果をもたらすためには、日本郵政公社の民営化は意欲的かつ市場原理に基づくべきだという原則がアメリカの提言の柱になっている」
各論になると、やはりブッシュ政権の関心は金融部門に集中しており、「郵便保険と郵便貯金」という項目を特別に立てて要求してきている。
Ⅱ-A. 郵便保険と郵便貯金
日本郵政公社の民営化が、経済財政諮問会議の求める民間企業とのあいだの「イコールフッティング」を完全に達成し、また日本の保険および銀行分野に公正な競争をもたらすために、
アメリカ政府は日本政府に以下の方策をとるように求める。
Ⅱ-A-1. 民間企業と完全に同一の競争条件を整備する。それには次のものを含む。
Ⅱ-A-1-a. 郵便保険と郵便貯金事業に、民間企業と同様の法律、規制、納税条件、責任準備金条件、基準および規制監督を適用すること。
Ⅱ-A-1-b. 特に郵便保険と郵便貯金事業の政府保有株式の完全売却が完了するまでのあいだ、
新規の郵便保険と郵便貯金商品に暗黙の政府保証があるかのような認識が国民に生じないよう、十分な方策をとる。
Ⅱ-A-1-C. 新規の郵便保険、郵便貯金および他の関連業務とのあいだの取引がアームスレングスであることを保証するため、完全な会計の透明性を含む適切な措置を実施する。
また、日本郵政公社の金融事業と非金融事業のあいだの相互補助の可能性を排除する。
Ⅱ-A-1-d. 新規の郵便保険と郵便貯金が、その市場支配力を行使して競争を歪曲することが無いよう保証するため、独占禁止法の厳格は施行を含む適切な措置を実施する。
ブッシュ政権の要望は竹中が目指す民営化とまったく同じ方向を向いている。
たとえば、「Ⅱ-A-1-a.」は具体的には郵政貯金、簡易保険を営む会社を金融庁の監督下に置くことを求めたもので、
総務省から金融庁に監督省庁を移管させることを最重視した竹中と同じ立場だ。
「Ⅱ-A-1-C.」の、「金融事業と非金融事業のあいだの相互補助の可能性を排除」もまた、竹中にとって原則ともいえる最重要事項である。
金融事業を完全に分離し、市場に売却することを正当化するための理屈なのである。
ブッシュ政権はそもそも経済財政諮問会議の「郵政民営化の基本方針」を高く評価しているわけだから、
ブッシュ政権が要請する内容と竹中の望む民営化の姿が寸分たがわぬほど一致するのも当然といえば当然だった。
堀内は、小泉が自民党の総務会を無視してまで閣議決定を急いだ背景に、訪米が迫っていた事情があったとしている。
「小泉首相は党内で議論を尽くすことより、ブッシュ大統領へのお土産にすることを優先した」と批判しているのだが、
実際、小泉は国連総会出席のために閣議決定の翌々日にアメリカへ発ち、9月21日にブッシュ大統領と会談した。
日米首脳会談では、ブッシュのほうから会談予定になかった郵政民営化の話を持ち出してきたという。『日本経済新聞』が伝えている。
「『郵政民営化の進展ぶりはどうか』。21日の日米首脳会談でブッシュ米大統領が、会談の最後に郵政民営化の話題を突然、持ち出して日本側出席者らを驚かせた。
小泉純一郎首相が『大きな反対はあるが、しっかりやる』と決意を述べると、大統領は『首相の強いリーダーシップに敬意を表したい』。
大統領が郵政民営化への日本国内の反対論を見越して首相を励ました形だ」(2004年9月22日付)
★ブッシュに呼応する小泉★
日米首脳会談の直後、ブッシュ政権は「日米規制改革および競争政策イニシアチブに基づく日本政府へのアメリカ政府要望書」(10月14日付)を提出した。
アメリカ政府が日本政府に毎年出してくる「年次改革要望書」だが、この年は「郵政民営化」への関心をわざわざ強調している。
「本年の要望書においてアメリカは、日本郵政公社の民営化計画が進んでいることを受け、勢いを増している日本における民営化の動きに特段の関心を寄せた。
これに対して、日本経済に最大限の経済効果をもたらすためには、日本郵政公社の民営化は意欲的かつ市場原理に基づくべきだという原則がアメリカの提言の柱になっている」
各論になると、やはりブッシュ政権の関心は金融部門に集中しており、「郵便保険と郵便貯金」という項目を特別に立てて要求してきている。
Ⅱ-A. 郵便保険と郵便貯金
日本郵政公社の民営化が、経済財政諮問会議の求める民間企業とのあいだの「イコールフッティング」を完全に達成し、また日本の保険および銀行分野に公正な競争をもたらすために、
アメリカ政府は日本政府に以下の方策をとるように求める。
Ⅱ-A-1. 民間企業と完全に同一の競争条件を整備する。それには次のものを含む。
Ⅱ-A-1-a. 郵便保険と郵便貯金事業に、民間企業と同様の法律、規制、納税条件、責任準備金条件、基準および規制監督を適用すること。
Ⅱ-A-1-b. 特に郵便保険と郵便貯金事業の政府保有株式の完全売却が完了するまでのあいだ、
新規の郵便保険と郵便貯金商品に暗黙の政府保証があるかのような認識が国民に生じないよう、十分な方策をとる。
Ⅱ-A-1-C. 新規の郵便保険、郵便貯金および他の関連業務とのあいだの取引がアームスレングスであることを保証するため、完全な会計の透明性を含む適切な措置を実施する。
また、日本郵政公社の金融事業と非金融事業のあいだの相互補助の可能性を排除する。
Ⅱ-A-1-d. 新規の郵便保険と郵便貯金が、その市場支配力を行使して競争を歪曲することが無いよう保証するため、独占禁止法の厳格は施行を含む適切な措置を実施する。
ブッシュ政権の要望は竹中が目指す民営化とまったく同じ方向を向いている。
たとえば、「Ⅱ-A-1-a.」は具体的には郵政貯金、簡易保険を営む会社を金融庁の監督下に置くことを求めたもので、
総務省から金融庁に監督省庁を移管させることを最重視した竹中と同じ立場だ。
「Ⅱ-A-1-C.」の、「金融事業と非金融事業のあいだの相互補助の可能性を排除」もまた、竹中にとって原則ともいえる最重要事項である。
金融事業を完全に分離し、市場に売却することを正当化するための理屈なのである。
ブッシュ政権はそもそも経済財政諮問会議の「郵政民営化の基本方針」を高く評価しているわけだから、
ブッシュ政権が要請する内容と竹中の望む民営化の姿が寸分たがわぬほど一致するのも当然といえば当然だった。
2022/05/18(水) 11:01:05.99ID:X/6qIGFx0
自民党は民営化問題を協議する場として、郵政合同部会を設けた。「郵政民営化の基本方針」が閣議決定されたあとの会合では、竹中への不満の声が続出した。
「竹中大臣にたずねると、『経済財政諮問会議には、民営化の是非・意義は問われていない』とのお答えであった。
つまり経済財政諮問会議は『どうして民営化するのか』については答えられないとのことであった。しかし、国民はどうして民営化するのかを知りたがっている」
「なぜ民営化が必要なのか」と問われた際、「経済財政諮問会議は民営化の是非や民営化の意義を話し合う場ではない」と竹中は説明した。
大臣としての任務は「民営化を前提に」、その具体策づくりを進めることだと主張した。「なぜいま民営化か」という根本問題から巧みに身をかわしたわけである。
なぜいま郵政事業の民営化を急がなければならないのか、じつをいうと、竹中自身、ほかの政治課題をすべて押しのけてまで急がなければならない理由などないことを自覚していた。
竹中を支持していたジャーナリストの田原総一郎には率直に胸のうちを打ち明けている。『ジャーナリズムの陥し穴 明治から東日本大震災まで』(ちくま新書)で、
田原が当時のやりとりを再現している。
電話をかけてきた竹中は、「田原さん、困ったことがある」と言う。「実は、小泉さんが郵政の民営化をやると、そして僕に担当大臣になれと言ってきたのです」。
私は「やればいいじゃないですか」と答えた。ところが竹中は、「実ははっきり言うと、今、郵政の民営化をする必要はないんです」と言う。
竹中の説明によると、小泉が郵政民営化を言い出したのは、宮澤内閣で郵政大臣を務めていた時だった(1993年)。当時は民営化をする理由、必然性があった。
郵便貯金、簡易保険などで国民から金を集めるのだが、この金の多くが、財政投融資(財投)というものに使われていた。
財投というのは特殊法人等の財投機関に資金を供給し、財投機関はそれを原資に事業を行い、返済するというもので、つまり官僚が使う金だった。
その財投は、バブルがはじけ、伏魔殿とさえ言われていた。そこで小泉は郵政大臣になって、民営化を打ち出した。民営化して、財投に金が流れないようにしようとしたのだ。
ところが財投は、小泉が首相になった頃からきれいに整理されるようになっていた。あまり問題がなくなっていたのだ。
だから、このタイミングでの民営化は、無駄を省くという構造改革の中での意味はあっても、実のところはそれほど意味がないということだった。
私は竹中に、「それを小泉さんに説明すればいいじゃないですか」と言った。
すると竹中は「それはダメです。言ったとしても、僕に辞めろと言って、別の人間を担当大臣にするだけです」と答えた。
竹中にしてみれば、他の人間では絶対に成功しないという自身もあったに違いない。
竹中は、「1か月時間をください。1か月で、自分が郵政民営化の理屈、必然性を考えるので、1か月後に話を聞いてください」と言った。
その1か月後、私は竹中が用意した理屈を、1時間半かけて聞いた。たくさんのブレーンを集めて作ったのだと思う。
竹中によれば、そうした人間を集めて会議をするのも、ほとんど自腹だったらしい。
ところが、話を聞いても私には民営化の必然性がさっぱりわからなかった。それを正直に告げると、竹中はもう1か月くれと言う。
するとまた1か月後に連絡がある。今度は、私だけで話を聞いたのでは自信がないので、石原伸晃と一緒に行くことにした。
そして話を聞いて、石原に聞くと、やはりさっぱりわからないと言う。
そんなことを繰り返しながら、竹中はどうにか理屈を作り、郵政民営化をスタートさせた。
「今、郵政の民営化をする必要はない」―――内心で竹中はそう考えていたのである。
「竹中大臣にたずねると、『経済財政諮問会議には、民営化の是非・意義は問われていない』とのお答えであった。
つまり経済財政諮問会議は『どうして民営化するのか』については答えられないとのことであった。しかし、国民はどうして民営化するのかを知りたがっている」
「なぜ民営化が必要なのか」と問われた際、「経済財政諮問会議は民営化の是非や民営化の意義を話し合う場ではない」と竹中は説明した。
大臣としての任務は「民営化を前提に」、その具体策づくりを進めることだと主張した。「なぜいま民営化か」という根本問題から巧みに身をかわしたわけである。
なぜいま郵政事業の民営化を急がなければならないのか、じつをいうと、竹中自身、ほかの政治課題をすべて押しのけてまで急がなければならない理由などないことを自覚していた。
竹中を支持していたジャーナリストの田原総一郎には率直に胸のうちを打ち明けている。『ジャーナリズムの陥し穴 明治から東日本大震災まで』(ちくま新書)で、
田原が当時のやりとりを再現している。
電話をかけてきた竹中は、「田原さん、困ったことがある」と言う。「実は、小泉さんが郵政の民営化をやると、そして僕に担当大臣になれと言ってきたのです」。
私は「やればいいじゃないですか」と答えた。ところが竹中は、「実ははっきり言うと、今、郵政の民営化をする必要はないんです」と言う。
竹中の説明によると、小泉が郵政民営化を言い出したのは、宮澤内閣で郵政大臣を務めていた時だった(1993年)。当時は民営化をする理由、必然性があった。
郵便貯金、簡易保険などで国民から金を集めるのだが、この金の多くが、財政投融資(財投)というものに使われていた。
財投というのは特殊法人等の財投機関に資金を供給し、財投機関はそれを原資に事業を行い、返済するというもので、つまり官僚が使う金だった。
その財投は、バブルがはじけ、伏魔殿とさえ言われていた。そこで小泉は郵政大臣になって、民営化を打ち出した。民営化して、財投に金が流れないようにしようとしたのだ。
ところが財投は、小泉が首相になった頃からきれいに整理されるようになっていた。あまり問題がなくなっていたのだ。
だから、このタイミングでの民営化は、無駄を省くという構造改革の中での意味はあっても、実のところはそれほど意味がないということだった。
私は竹中に、「それを小泉さんに説明すればいいじゃないですか」と言った。
すると竹中は「それはダメです。言ったとしても、僕に辞めろと言って、別の人間を担当大臣にするだけです」と答えた。
竹中にしてみれば、他の人間では絶対に成功しないという自身もあったに違いない。
竹中は、「1か月時間をください。1か月で、自分が郵政民営化の理屈、必然性を考えるので、1か月後に話を聞いてください」と言った。
その1か月後、私は竹中が用意した理屈を、1時間半かけて聞いた。たくさんのブレーンを集めて作ったのだと思う。
竹中によれば、そうした人間を集めて会議をするのも、ほとんど自腹だったらしい。
ところが、話を聞いても私には民営化の必然性がさっぱりわからなかった。それを正直に告げると、竹中はもう1か月くれと言う。
するとまた1か月後に連絡がある。今度は、私だけで話を聞いたのでは自信がないので、石原伸晃と一緒に行くことにした。
そして話を聞いて、石原に聞くと、やはりさっぱりわからないと言う。
そんなことを繰り返しながら、竹中はどうにか理屈を作り、郵政民営化をスタートさせた。
「今、郵政の民営化をする必要はない」―――内心で竹中はそう考えていたのである。
2022/05/18(水) 11:02:01.36ID:X/6qIGFx0
■竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像■ (著者)佐々木実 2020年9月出版
★暴かれた私信
だが時代は、そんな辛気臭い政策論を吹き飛ばすほど「改革」ムードに包まれていた。
竹中がまとめあげた民営化案が国家審議にかけられると、「郵政政局」は本格化する。
2005年7月5日に衆議院本会議で可決されたあと、8月8日の参議院本会議では否決。首相の小泉は衆議院を解散するという奇策に打って出て総選挙で圧勝、郵政民営化案はたちまち国会で成立する。
郵便貯金事業、簡易保険事業はそれぞれ分社化されたうえで、10年以内に市場で売却されることが決まった。
郵政選挙の前に、国会では論戦が繰り広げられていた。それは8月2日の参議院での審議で起こった出来事だった。質問に立ったのは民主党の櫻井充である。
櫻井は、竹中が大臣として所管する郵政民営化準備室がアメリカ政府やアメリカ企業側と18回も面談している事実を指摘したあと、竹中に向かって、
「大臣は、アメリカの方とこういう問題について話し合ったことすらないんですか」と質した。
「郵政の問題につきまして、外国の方から直接要望を受けたことは一度もございません」竹中はきっぱり否定した。
大臣の答弁が終わるのを確認すると、櫻井はおもむろにひとつの資料を取り出して質問を続ける。
「それでは、ここにアメリカの通商代表、まあこの間まで、前ですね、ゼーリックさんから竹中大臣に宛てた手紙がございます。
現在は国務副長官でございます。その方から竹中大臣に宛てた手紙の写しがございます」
ロバート・ゼーリックは、ブッシュ政権発足とともに通商代表部(USTR)の代表に就任し、この直前までUSTR代表の職にあった。
USTR代表は郵政民営化問題では竹中のカウンターパートである。ゼーリックはブッシュ政権内で横滑りする形でこのときは国務長官をつとめていた。
櫻井が手にしていたのは、ゼーリックが竹中に送った「私信」のコピーだった。ゼーリックが竹中の「友人」として書いた手紙。
小泉政権が発足する前から、竹中はゼーリックと面識があった。
第4章でも触れたように、森政権時代、東京財団理事長の竹中が九州・沖縄サミット前に「プレ・サミット」という大イベントを開催した際、ゼーリックをゲストとして招聘してもいる。
ゼーリックの手紙は、郵政民営化担当大臣に就任した竹中への祝辞だった。私信を入手した櫻井は、これが郵政民営化を阻止する決定打になると確信したという。
「通常ならこうした資料は質問する前に、委員会の理事会に提出するんです。でも、このときばかりは内容が洩れるのをおそれて出さなかったんです。
だから、竹中さんもこんな質問をされるとははまったく知らなかった。手紙が本物かどうか確認してもらう必要があるので、大臣席まで歩いていって手紙を見せたんです。
これは竹中さんへの手紙ですね。そういったら、彼はもう顔面蒼白になってましたね」
ゼーリックが竹中へとしたためた手紙の内容は、たしかに露骨なものだった。
アメリカ政府の郵政民営化に対する要望が箇条書きで連ねてある。
「野心的かつ市場志向的(market-oriented)な郵政民営化を達成しようとするあなたと、緊密に協力を続けていけることを楽しみにしております
この新しい挑戦に取り組む際、私が手助けできることがあれば、どうぞ遠慮なくおっしゃってください」と締めくくられていた。
ゼーリックは最後に、「takenaka-san」という呼びかけで始まる手書きのメッセージまで添えている。
「あなたは困難な挑戦のなかで着実に歩みを進め、たいへんすばらしい仕事をされてきました。
新たな任務を達成されることを願っております。あなたといっしょに仕事をできることを楽しみにしています」
★暴かれた私信
だが時代は、そんな辛気臭い政策論を吹き飛ばすほど「改革」ムードに包まれていた。
竹中がまとめあげた民営化案が国家審議にかけられると、「郵政政局」は本格化する。
2005年7月5日に衆議院本会議で可決されたあと、8月8日の参議院本会議では否決。首相の小泉は衆議院を解散するという奇策に打って出て総選挙で圧勝、郵政民営化案はたちまち国会で成立する。
郵便貯金事業、簡易保険事業はそれぞれ分社化されたうえで、10年以内に市場で売却されることが決まった。
郵政選挙の前に、国会では論戦が繰り広げられていた。それは8月2日の参議院での審議で起こった出来事だった。質問に立ったのは民主党の櫻井充である。
櫻井は、竹中が大臣として所管する郵政民営化準備室がアメリカ政府やアメリカ企業側と18回も面談している事実を指摘したあと、竹中に向かって、
「大臣は、アメリカの方とこういう問題について話し合ったことすらないんですか」と質した。
「郵政の問題につきまして、外国の方から直接要望を受けたことは一度もございません」竹中はきっぱり否定した。
大臣の答弁が終わるのを確認すると、櫻井はおもむろにひとつの資料を取り出して質問を続ける。
「それでは、ここにアメリカの通商代表、まあこの間まで、前ですね、ゼーリックさんから竹中大臣に宛てた手紙がございます。
現在は国務副長官でございます。その方から竹中大臣に宛てた手紙の写しがございます」
ロバート・ゼーリックは、ブッシュ政権発足とともに通商代表部(USTR)の代表に就任し、この直前までUSTR代表の職にあった。
USTR代表は郵政民営化問題では竹中のカウンターパートである。ゼーリックはブッシュ政権内で横滑りする形でこのときは国務長官をつとめていた。
櫻井が手にしていたのは、ゼーリックが竹中に送った「私信」のコピーだった。ゼーリックが竹中の「友人」として書いた手紙。
小泉政権が発足する前から、竹中はゼーリックと面識があった。
第4章でも触れたように、森政権時代、東京財団理事長の竹中が九州・沖縄サミット前に「プレ・サミット」という大イベントを開催した際、ゼーリックをゲストとして招聘してもいる。
ゼーリックの手紙は、郵政民営化担当大臣に就任した竹中への祝辞だった。私信を入手した櫻井は、これが郵政民営化を阻止する決定打になると確信したという。
「通常ならこうした資料は質問する前に、委員会の理事会に提出するんです。でも、このときばかりは内容が洩れるのをおそれて出さなかったんです。
だから、竹中さんもこんな質問をされるとははまったく知らなかった。手紙が本物かどうか確認してもらう必要があるので、大臣席まで歩いていって手紙を見せたんです。
これは竹中さんへの手紙ですね。そういったら、彼はもう顔面蒼白になってましたね」
ゼーリックが竹中へとしたためた手紙の内容は、たしかに露骨なものだった。
アメリカ政府の郵政民営化に対する要望が箇条書きで連ねてある。
「野心的かつ市場志向的(market-oriented)な郵政民営化を達成しようとするあなたと、緊密に協力を続けていけることを楽しみにしております
この新しい挑戦に取り組む際、私が手助けできることがあれば、どうぞ遠慮なくおっしゃってください」と締めくくられていた。
ゼーリックは最後に、「takenaka-san」という呼びかけで始まる手書きのメッセージまで添えている。
「あなたは困難な挑戦のなかで着実に歩みを進め、たいへんすばらしい仕事をされてきました。
新たな任務を達成されることを願っております。あなたといっしょに仕事をできることを楽しみにしています」
2022/05/18(水) 11:02:20.90ID:X/6qIGFx0
ゼーリックは、ブッシュ政権でUSTR代表、国務副長官をつとめたあと、2006年にゴールドマン・サックスに入る。副会長という要職だ。その後、世界銀行の総裁に就任している。
ブッシュの父親の政権時代にも、ゼーリックは国務長官をつとめていた。
日米構造協議で取り決めた内容を「再活性化」するよう、日本政府に強く求めたアメリカ政府高官が彼だった。日本の「構造問題」に精通した人物なのである。
参議院の郵政民営化審議で櫻井がゼーリックの手紙を読み上げたとき、議場はにわかにどよめいた。ところが結果的には、櫻井が思ったほどの効果はなかった。
大手メディアが黙殺に近い形で無視したからだ、と櫻井は口惜しそう話した。
「ニュースで大きく取り上げられるはずだと思ったけど、テレビ局や大新聞の記者はほとんど取材にもこなかったんです」
竹中が告訴も辞さない強い態度に出たせいもあるのだろう。あとになって櫻井には、いくつか照会があったものの、影響力のある大手メディアがほとんど取り上げなかったため、
ゼーリックの手紙はそれ以上追求されることもなく、うやむやのうちに葬られた。
ブッシュの父親の政権時代にも、ゼーリックは国務長官をつとめていた。
日米構造協議で取り決めた内容を「再活性化」するよう、日本政府に強く求めたアメリカ政府高官が彼だった。日本の「構造問題」に精通した人物なのである。
参議院の郵政民営化審議で櫻井がゼーリックの手紙を読み上げたとき、議場はにわかにどよめいた。ところが結果的には、櫻井が思ったほどの効果はなかった。
大手メディアが黙殺に近い形で無視したからだ、と櫻井は口惜しそう話した。
「ニュースで大きく取り上げられるはずだと思ったけど、テレビ局や大新聞の記者はほとんど取材にもこなかったんです」
竹中が告訴も辞さない強い態度に出たせいもあるのだろう。あとになって櫻井には、いくつか照会があったものの、影響力のある大手メディアがほとんど取り上げなかったため、
ゼーリックの手紙はそれ以上追求されることもなく、うやむやのうちに葬られた。
2022/05/18(水) 11:04:23.72ID:X/6qIGFx0
■竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像 (著者)佐々木実 2020年9月出版
第8章 インサイド・ジョブ
◇経済学的論拠が薄弱だった「構造改革」
経済政策は立案されてから実行に移されるまで時間を要する。
実行された政策が現実の社会に影響を及ぼし、効果をあらわにするまでにはさらに多くの時間がかかる。
政策効果を見極めようと思えば、相当な時間を経た段階でないとむずかしい。
2001年4月26日の発足から2006年9月26日の安倍晋三内閣の発足まで、5年5ヶ月におよんだ小泉純一郎内閣の経済政策のパフォーマンスも、
しばらくの時を置いて、ようやく経済統計のうえで確認できるようになった。
財政出動をできるかぎり抑える一方、金融緩和政策を積極的に行って、財政を再建するとともにデフレーションを解消し、税収を高める。
ひとことでいえば、これが小泉内閣が描いた経済回復のシナリオだった。小泉内閣は当初から、尖鋭的な「緊縮財政路線」を掲げた。
初めての「骨太の方針」(「今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」)を内閣発足の二か月前に発表した際、翌年度予算の国債発行を30兆円以下に抑えること、
さらにその後は「プライマリー・バランス(基礎的財政収支)」を黒字化する、という目標を設定した。きわめて厳しい緊縮路線だ。
このころ、アメリカの著名な経済学者ポール・クルーグマンが来日し、経済財政政策担当大臣の竹中と会談している。
クルーグマンは、日本経済の抱える深刻な問題は「十分な需要がないこと」と確信していた。
需要サイドをおろそかにし、供給サイドの政策ばかりに注目する小泉内閣を疑問視していた。
「構造改革」のイデオローグとなっている経済学出身の大臣は誤りを犯している、と考えていた。
竹中大臣と会談したおり、クルーグマンはその点を率直に質した。
すると竹中は、「構造改革を実施すれば、規制緩和が進み、官業の民営化も実現されていく。
その結果、新しいビジネスチャンスが生まれ、設備投資も促進されるだろう」と説明した。
クルーグマンは、竹中大臣とのやりとりをさっそく『ニューヨーク・タイムズ』(2001年7月8日付)のコラムで紹介した。
コラムの見出しは「暗闇への跳躍(A Leap in the Dark)」。まるで暗闇のなかに飛び込んでいくような無謀なことをやろうとしている、と批判したわけだ。
構造改革による「供給サイド」改革(クルーグマンに対して例示したのは規制緩和や民営化)は、やがては「需要サイド」にも効果を及ぼすはずだというのが竹中の理屈だった。
それはあくまで「長期的」な展望であり、しかも構造改革が実行されれば、企業のリストラにともなう失業者の増加が予想されるから、
「長期的」に見ても逆の効果、つまり、需要サイドにマイナス効果を与えることが十分に考えられる。
むしろ大胆な改革を行うほど後者のシナリオが実現する危険は高くなる。竹中の主張には経済学的論拠が薄弱だった。
竹中が主張する「構造改革」をほんとうに実行するなら、「構造改革か、さもなくば破滅」という二者択一どころか、
「構造改革による破滅」を導くだけだろう、とまでクルーグマンは警告していた。
「小泉内閣は需要サイドを手当てすべき」ということは、ほかのエコノミストたちからも早くから指摘していた。
たとえば、元FRB副議長でプリンストン大学教授のアラン・ブラインダーも「構造改革と同時に需要も喚起する二元戦略が必要だ」とアドバイスしていた。
「構造改革をより有益に進めるためにも、需要の喚起が必要」という忠告だ。
それでも竹中は頑なに「供給サイド」政策、つまり「構造改革」の必要性ばかり強調した。
今度ばかりは「メインストリームの経済学者」たちの声にも耳を貸さなかったのである。
初めての「骨太の方針」を発表した直後のインタビューでは、「われわれの出発点は、日本のサプライドサイド(供給側)を強くしなければ経済再生はないということである」と断言し、
「今、GDPギャップの議論はまったく意味がない」とまで言い放っている。経済学者から見て、竹中の主張は明らかに偏っていた。
第8章 インサイド・ジョブ
◇経済学的論拠が薄弱だった「構造改革」
経済政策は立案されてから実行に移されるまで時間を要する。
実行された政策が現実の社会に影響を及ぼし、効果をあらわにするまでにはさらに多くの時間がかかる。
政策効果を見極めようと思えば、相当な時間を経た段階でないとむずかしい。
2001年4月26日の発足から2006年9月26日の安倍晋三内閣の発足まで、5年5ヶ月におよんだ小泉純一郎内閣の経済政策のパフォーマンスも、
しばらくの時を置いて、ようやく経済統計のうえで確認できるようになった。
財政出動をできるかぎり抑える一方、金融緩和政策を積極的に行って、財政を再建するとともにデフレーションを解消し、税収を高める。
ひとことでいえば、これが小泉内閣が描いた経済回復のシナリオだった。小泉内閣は当初から、尖鋭的な「緊縮財政路線」を掲げた。
初めての「骨太の方針」(「今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」)を内閣発足の二か月前に発表した際、翌年度予算の国債発行を30兆円以下に抑えること、
さらにその後は「プライマリー・バランス(基礎的財政収支)」を黒字化する、という目標を設定した。きわめて厳しい緊縮路線だ。
このころ、アメリカの著名な経済学者ポール・クルーグマンが来日し、経済財政政策担当大臣の竹中と会談している。
クルーグマンは、日本経済の抱える深刻な問題は「十分な需要がないこと」と確信していた。
需要サイドをおろそかにし、供給サイドの政策ばかりに注目する小泉内閣を疑問視していた。
「構造改革」のイデオローグとなっている経済学出身の大臣は誤りを犯している、と考えていた。
竹中大臣と会談したおり、クルーグマンはその点を率直に質した。
すると竹中は、「構造改革を実施すれば、規制緩和が進み、官業の民営化も実現されていく。
その結果、新しいビジネスチャンスが生まれ、設備投資も促進されるだろう」と説明した。
クルーグマンは、竹中大臣とのやりとりをさっそく『ニューヨーク・タイムズ』(2001年7月8日付)のコラムで紹介した。
コラムの見出しは「暗闇への跳躍(A Leap in the Dark)」。まるで暗闇のなかに飛び込んでいくような無謀なことをやろうとしている、と批判したわけだ。
構造改革による「供給サイド」改革(クルーグマンに対して例示したのは規制緩和や民営化)は、やがては「需要サイド」にも効果を及ぼすはずだというのが竹中の理屈だった。
それはあくまで「長期的」な展望であり、しかも構造改革が実行されれば、企業のリストラにともなう失業者の増加が予想されるから、
「長期的」に見ても逆の効果、つまり、需要サイドにマイナス効果を与えることが十分に考えられる。
むしろ大胆な改革を行うほど後者のシナリオが実現する危険は高くなる。竹中の主張には経済学的論拠が薄弱だった。
竹中が主張する「構造改革」をほんとうに実行するなら、「構造改革か、さもなくば破滅」という二者択一どころか、
「構造改革による破滅」を導くだけだろう、とまでクルーグマンは警告していた。
「小泉内閣は需要サイドを手当てすべき」ということは、ほかのエコノミストたちからも早くから指摘していた。
たとえば、元FRB副議長でプリンストン大学教授のアラン・ブラインダーも「構造改革と同時に需要も喚起する二元戦略が必要だ」とアドバイスしていた。
「構造改革をより有益に進めるためにも、需要の喚起が必要」という忠告だ。
それでも竹中は頑なに「供給サイド」政策、つまり「構造改革」の必要性ばかり強調した。
今度ばかりは「メインストリームの経済学者」たちの声にも耳を貸さなかったのである。
初めての「骨太の方針」を発表した直後のインタビューでは、「われわれの出発点は、日本のサプライドサイド(供給側)を強くしなければ経済再生はないということである」と断言し、
「今、GDPギャップの議論はまったく意味がない」とまで言い放っている。経済学者から見て、竹中の主張は明らかに偏っていた。
2022/05/18(水) 11:05:21.55ID:X/6qIGFx0
彼の不自然な態度に対し、専修大学教授の野口旭は「経済学的な根拠によるというよりも、半ば政治的な戦略判断によるものかもしれない」といぶかった。野口は次のような推理を展開した。
「議論の焦点が『景気対策』に向かってしまうと、政権内の保守派=既得権益擁護派が政権中枢に入り込み、構造改革の足を引っ張りはじめるだろうと危惧しているからかもしれない。
あるいは、かねてから対立が伝えられる、景気優先派の領袖である自民党の亀井静香氏らへの牽制なのかもしれない。しかし、こうした『政治力学的根拠による構造改革優先主義』は、
経済学的には何ら根拠を持つものではない。それ自体一つの『政治』的判断である」(『論座』2001年10月号)
野口の指摘は図星だった。
竹中が描く「構造改革」政策は、「政治力学的根拠」はあるにしても、「経済学的」には説明がつかないものだったのである。
しかしながら、「構造改革」の司令塔となった竹中はその後も「政治力学的根拠」から、「需要喚起の必要性」を指摘されても頑なとして受け付けなかった。
経済財政政策担当大臣に加え、金融担当大臣を兼務するようになった竹中は2003年はじめ、堺屋太一と対談している。
小渕内閣時代、経済企画庁長官をつとめた堺屋は、竹中を首相の諮問機関である経済戦略会議の委員に抜擢した。
いわば民間大臣の先輩格で、政治の世界に引き入れてくれた恩人でもある。堺屋は「改革派」の立場から、竹中に忠告した。争点はやはり「需要喚起策」だ。
堺屋:昨年は「改革なくして成長なし」という構造改革で進んできましたが、税収が落ち込み、国債発行額は30兆円枠という公約を守れず、史上最大規模になった。
こんなことになるぐらいなら、昨年のうちに景気対策を打ったほうがよかったんじゃないですか。
私が経済企画庁長官をつとめた小渕内閣は、景気対策と構造改革といっしょにやりました。
だから長銀、日債銀、そごうなどを処理したときも株価は上がった。十分な輸血と麻酔を打った後で手術をするという発想だったからです。そういう発想が途切れた感じがして残念なんですよ。
竹中:おそらく堺屋大臣の当時と今とで一番違うのは、政府が「改革と展望」という形で、財政とマクロを一本化した中期ビジョンを出すようになったことです。
その結果、非常に明確に見えてきたのは、日本の財政は本当に深刻だということです。
どんなシナリオを描いてみても、残念ながら、今後、財政を拡大する余地はほとんどありません。このままでは、財政赤字が無限大にまで拡大するのは目に見えています。
それを食い止めるには、やはり今の政策がぎりぎりの選択だと思うんですね(『週刊朝日』2003年1月24日号)
過去の政策を参照してみれば、財政出動で税収が回復するパターンは十分考えられる。
だが、竹中は、「問題は、財政の拡大で経済を持続的に成長させることができるかどうか」と論点をずらし「私は無理だと思っています」ときっぱり宣言した。
「需要喚起策」を訴える堺屋の忠告を拒んだのだ。堺屋の揶揄を借りれば、麻酔も打たず、輸血の準備もないまま、腹部にメスを入れたのである。
政府が発表する日本の債務総額は、たしかに2001年度に急激に膨らんでいた。特別会計の債務が急増したことがおもな原因だ。
ところが、特別会計の債務の急増は、財政投融資制度の改正が招いたものだった。
前年度までは、郵便貯金などの巨額資金が大蔵省の資金運用部に預託されていた。
だが、橋本内閣時代、財政投融資制度の改革で「預託制度」は廃止されることになっていた。
「議論の焦点が『景気対策』に向かってしまうと、政権内の保守派=既得権益擁護派が政権中枢に入り込み、構造改革の足を引っ張りはじめるだろうと危惧しているからかもしれない。
あるいは、かねてから対立が伝えられる、景気優先派の領袖である自民党の亀井静香氏らへの牽制なのかもしれない。しかし、こうした『政治力学的根拠による構造改革優先主義』は、
経済学的には何ら根拠を持つものではない。それ自体一つの『政治』的判断である」(『論座』2001年10月号)
野口の指摘は図星だった。
竹中が描く「構造改革」政策は、「政治力学的根拠」はあるにしても、「経済学的」には説明がつかないものだったのである。
しかしながら、「構造改革」の司令塔となった竹中はその後も「政治力学的根拠」から、「需要喚起の必要性」を指摘されても頑なとして受け付けなかった。
経済財政政策担当大臣に加え、金融担当大臣を兼務するようになった竹中は2003年はじめ、堺屋太一と対談している。
小渕内閣時代、経済企画庁長官をつとめた堺屋は、竹中を首相の諮問機関である経済戦略会議の委員に抜擢した。
いわば民間大臣の先輩格で、政治の世界に引き入れてくれた恩人でもある。堺屋は「改革派」の立場から、竹中に忠告した。争点はやはり「需要喚起策」だ。
堺屋:昨年は「改革なくして成長なし」という構造改革で進んできましたが、税収が落ち込み、国債発行額は30兆円枠という公約を守れず、史上最大規模になった。
こんなことになるぐらいなら、昨年のうちに景気対策を打ったほうがよかったんじゃないですか。
私が経済企画庁長官をつとめた小渕内閣は、景気対策と構造改革といっしょにやりました。
だから長銀、日債銀、そごうなどを処理したときも株価は上がった。十分な輸血と麻酔を打った後で手術をするという発想だったからです。そういう発想が途切れた感じがして残念なんですよ。
竹中:おそらく堺屋大臣の当時と今とで一番違うのは、政府が「改革と展望」という形で、財政とマクロを一本化した中期ビジョンを出すようになったことです。
その結果、非常に明確に見えてきたのは、日本の財政は本当に深刻だということです。
どんなシナリオを描いてみても、残念ながら、今後、財政を拡大する余地はほとんどありません。このままでは、財政赤字が無限大にまで拡大するのは目に見えています。
それを食い止めるには、やはり今の政策がぎりぎりの選択だと思うんですね(『週刊朝日』2003年1月24日号)
過去の政策を参照してみれば、財政出動で税収が回復するパターンは十分考えられる。
だが、竹中は、「問題は、財政の拡大で経済を持続的に成長させることができるかどうか」と論点をずらし「私は無理だと思っています」ときっぱり宣言した。
「需要喚起策」を訴える堺屋の忠告を拒んだのだ。堺屋の揶揄を借りれば、麻酔も打たず、輸血の準備もないまま、腹部にメスを入れたのである。
政府が発表する日本の債務総額は、たしかに2001年度に急激に膨らんでいた。特別会計の債務が急増したことがおもな原因だ。
ところが、特別会計の債務の急増は、財政投融資制度の改正が招いたものだった。
前年度までは、郵便貯金などの巨額資金が大蔵省の資金運用部に預託されていた。
だが、橋本内閣時代、財政投融資制度の改革で「預託制度」は廃止されることになっていた。
2022/05/18(水) 11:06:44.33ID:X/6qIGFx0
スタートしたのが2001年度で、「預託」がなくなったために、政府は財政投融資債を発行したり、借り入れをして特殊法人などに貸し付けるようになった。
こうした制度改正の影響で、特別会計の債務は一気に膨らんだのである。
政府はこうした特殊事情を丁寧に説明することもなく、国の債務総額が危険水域に入ったとアピールし、「財政再建」を説いてまわった。
緊縮路線は国民に激しい痛みを強いるからだ。
事実、小泉内閣はエコノミストの警告にも耳を貸さず、財政緊縮路線を突き進んだ。
やがて、「プライマリー・バランス(基礎的財政収支)を2010年代はじめまでに均衡させて黒字化する」という大枠をはめる。
基礎的財政収支とは、国債発行分を除いた税収などの「歳入」から、債務の元利払い分を差し引いた収支のことだ。
これを「黒字化する」という財政均衡主義を正式に採用したのである。その結果、「構造改革」は地方交付税交付金や公共事業を大きく削り落とした。
さらに、医療や社会保障といった生活に直接影響を及ぼす分野にまで予算削減で斬り込んでいくいく。
製造業における派遣労働の解禁など相次ぐ大胆な規制緩和政策とあいまって、「痛み」は地方都市や低所得層を襲った。
あまりに急進的な「構造改革」は、人々の生活をあえて疲弊させることで「改革」に目覚めさせようとしているかにさえ映った。ほとんど必然性のない「痛み」だったからである。
小泉内閣が財政緊縮路線に固執したことで、日本銀行への圧力はすさまじいものとなった。財政出動が禁じ手になれば、過度に金融政策に頼らざるをえない。
じつは、5年半におよぶ小泉長期政権の歩みは、異常ともいえる「超低金利」時代と軌を一にしていた。日銀による大量のマネー供給が「構造改革」の通秦低音なのである。
日銀は小泉純一郎内閣が発足する直前にあたる2001年3月、未踏の領域だった「量的緩和政策」に踏み切っている。
政策金利を引き上げたりあるいは引き下げることで市中に出回るマネーの量を調整する。これが通常の金融政策である。
だが、「量的緩和政策」は政策金利を引き下げる通常の金融緩和ではない。
民間金融機関が日銀の口座に預けている日銀当座預金の残高に目安を設けて、ベースマネーを増やしていくことで金融緩和を実施する。ある意味、異形の金融政策である。
日銀は銀行救済の目的もあって90年代から低金利政策を続けてきた。ひとつの節目が2000年8月だった。
90年代末の金融危機に対応するために、日銀は政策金利をゼロとする「ゼロ金利」政策を採用するまでになっていたのだが、このとき「ゼロ金利」解除を決断したのである。
だが、日本の金融危機はおさまったものの、2001年に入ると今度はアメリカでITバブルが崩壊し、日本経済を直撃した。日銀は2001年3月、大胆な金融緩和策に舵を切る。
こうした制度改正の影響で、特別会計の債務は一気に膨らんだのである。
政府はこうした特殊事情を丁寧に説明することもなく、国の債務総額が危険水域に入ったとアピールし、「財政再建」を説いてまわった。
緊縮路線は国民に激しい痛みを強いるからだ。
事実、小泉内閣はエコノミストの警告にも耳を貸さず、財政緊縮路線を突き進んだ。
やがて、「プライマリー・バランス(基礎的財政収支)を2010年代はじめまでに均衡させて黒字化する」という大枠をはめる。
基礎的財政収支とは、国債発行分を除いた税収などの「歳入」から、債務の元利払い分を差し引いた収支のことだ。
これを「黒字化する」という財政均衡主義を正式に採用したのである。その結果、「構造改革」は地方交付税交付金や公共事業を大きく削り落とした。
さらに、医療や社会保障といった生活に直接影響を及ぼす分野にまで予算削減で斬り込んでいくいく。
製造業における派遣労働の解禁など相次ぐ大胆な規制緩和政策とあいまって、「痛み」は地方都市や低所得層を襲った。
あまりに急進的な「構造改革」は、人々の生活をあえて疲弊させることで「改革」に目覚めさせようとしているかにさえ映った。ほとんど必然性のない「痛み」だったからである。
小泉内閣が財政緊縮路線に固執したことで、日本銀行への圧力はすさまじいものとなった。財政出動が禁じ手になれば、過度に金融政策に頼らざるをえない。
じつは、5年半におよぶ小泉長期政権の歩みは、異常ともいえる「超低金利」時代と軌を一にしていた。日銀による大量のマネー供給が「構造改革」の通秦低音なのである。
日銀は小泉純一郎内閣が発足する直前にあたる2001年3月、未踏の領域だった「量的緩和政策」に踏み切っている。
政策金利を引き上げたりあるいは引き下げることで市中に出回るマネーの量を調整する。これが通常の金融政策である。
だが、「量的緩和政策」は政策金利を引き下げる通常の金融緩和ではない。
民間金融機関が日銀の口座に預けている日銀当座預金の残高に目安を設けて、ベースマネーを増やしていくことで金融緩和を実施する。ある意味、異形の金融政策である。
日銀は銀行救済の目的もあって90年代から低金利政策を続けてきた。ひとつの節目が2000年8月だった。
90年代末の金融危機に対応するために、日銀は政策金利をゼロとする「ゼロ金利」政策を採用するまでになっていたのだが、このとき「ゼロ金利」解除を決断したのである。
だが、日本の金融危機はおさまったものの、2001年に入ると今度はアメリカでITバブルが崩壊し、日本経済を直撃した。日銀は2001年3月、大胆な金融緩和策に舵を切る。
2022/05/18(水) 11:07:42.21ID:X/6qIGFx0
◇「日本郵政はアメリカに出費せよ」
アメリカでサブプライムローン問題が深刻化した2008年4月、BS朝日で放映された「竹中平蔵・上田晋也のニッポンの作り方」
という番組で、慶大教授の竹中がサブプライム危機について語っている。
番組タイトルは「サブプライム危機の真実」。「ソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)」と呼ばれる政府系ファンド
について経済学者の立場から簡単に説明したあと、竹中はこんな話を始めた。
「日本にはかつてとんでもなく巨大なSWFがありました。それがいまの日本郵政なんです。資金量でいうと300兆円。
他のSWFとは比べものにはならないほどのSWFがあったんです。民営化したので、いまはSWFではない。
だから、アメリカから見ると安心して受け入れられる、民間の資金なんです。
アメリカに対しても貢献できるし、同時に日本郵政から見ても、アメリカの金融機関に出資することで、いろいろなノウハウを蓄積し、新たなビジネスへの基礎もできる」
「日本郵政はアメリカに出費せよ」――竹中はそう力説した。
サブプライム問題で危機的状況に陥っているウォール街に、竹中の手によって民営化された巨額郵政マネーを投入すればいい。
それがアメリカへの貢献になるのだし、日本郵政だってウォール街から金融技術を学べるだろう。テレビ視聴者に向かって竹中はそう説いた。
日本郵政を経営するのは竹中が抜擢した西川善文なのだから、この提案には重みがあった。
だがまもなくして、「日本郵政はアメリカに出費せよ」という提言が的外れなものだったことが、誰の目にも明らかになる。
5ヶ月とたたないうち、リーマン・ブラザーズが破綻し、ウォール街発の金融危機が世界を襲ったのである。
世界的金融危機に対処するため、ブッシュ政権の財務長官としてウォール街の救済に向けて奔走したのが、
かつてゴールドマン・サックスのCEOだったヘンリー・ポールソンである。
かつて金融担当大臣だった竹中が、日本郵政株式会社CEOとなっている西川とともに
極秘会談で話し合ったポールソンがいま、財務長官として金融バブル崩壊の収拾に追われていた。
リーマン・ショック直後、それでも竹中は同じテレビ番組で、ウォール街救済に全力を傾けるポールソン財務長官に応援歌を送っている。
「日本に必要なのはポールソン財務長官のような人材!」と持ち上げた。「ポールソン氏とはどんな人なんですか」
お笑いタレントの上田晋也がたずねると、竹中は説明した。
「以前、投資銀行第1位のゴールドマン・サックス会長兼CEOだった方で、2年前に財務長官に就任しました。
私の友人たちは、『ポールソンが財務長官でよかった』と口をそろえます。
つまり、『ゴールドマン・サックスの会長をやっていたくらいの人だから、マーケットを一番よくわかっている。
もし彼が財務長官でなければ、アメリカはもっとたいへんになっていたんじゃないだろうか』と」
「私が提言したいのは、『出でよ、ニッポンのポールソン』ということ」と述べると、竹中はさらに続けた。
「じつは、現在日本の金融市場は、アメリカ以上に銀行部門がおカネを貸し渋っているなど、深刻な局面にあります。
ポールソンのような人材は必要不可欠ですが、日本では民間人がいきなり政府の中枢に入るのは、非常にむずかしい」
話題は未曾有の金融危機を素通りし、アメリカのような「リボルビング・ドア」システムがない日本に対する批判へと向かった。
リーマン・ショックが起きても、竹中のポールソンへの信頼、アメリカの政治システムに対する信頼は揺るぐことがなかった。
だがこのころ、ポールソン本人はウォール街の救済活動でまさに血眼になっていたのである。
アメリカでサブプライムローン問題が深刻化した2008年4月、BS朝日で放映された「竹中平蔵・上田晋也のニッポンの作り方」
という番組で、慶大教授の竹中がサブプライム危機について語っている。
番組タイトルは「サブプライム危機の真実」。「ソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)」と呼ばれる政府系ファンド
について経済学者の立場から簡単に説明したあと、竹中はこんな話を始めた。
「日本にはかつてとんでもなく巨大なSWFがありました。それがいまの日本郵政なんです。資金量でいうと300兆円。
他のSWFとは比べものにはならないほどのSWFがあったんです。民営化したので、いまはSWFではない。
だから、アメリカから見ると安心して受け入れられる、民間の資金なんです。
アメリカに対しても貢献できるし、同時に日本郵政から見ても、アメリカの金融機関に出資することで、いろいろなノウハウを蓄積し、新たなビジネスへの基礎もできる」
「日本郵政はアメリカに出費せよ」――竹中はそう力説した。
サブプライム問題で危機的状況に陥っているウォール街に、竹中の手によって民営化された巨額郵政マネーを投入すればいい。
それがアメリカへの貢献になるのだし、日本郵政だってウォール街から金融技術を学べるだろう。テレビ視聴者に向かって竹中はそう説いた。
日本郵政を経営するのは竹中が抜擢した西川善文なのだから、この提案には重みがあった。
だがまもなくして、「日本郵政はアメリカに出費せよ」という提言が的外れなものだったことが、誰の目にも明らかになる。
5ヶ月とたたないうち、リーマン・ブラザーズが破綻し、ウォール街発の金融危機が世界を襲ったのである。
世界的金融危機に対処するため、ブッシュ政権の財務長官としてウォール街の救済に向けて奔走したのが、
かつてゴールドマン・サックスのCEOだったヘンリー・ポールソンである。
かつて金融担当大臣だった竹中が、日本郵政株式会社CEOとなっている西川とともに
極秘会談で話し合ったポールソンがいま、財務長官として金融バブル崩壊の収拾に追われていた。
リーマン・ショック直後、それでも竹中は同じテレビ番組で、ウォール街救済に全力を傾けるポールソン財務長官に応援歌を送っている。
「日本に必要なのはポールソン財務長官のような人材!」と持ち上げた。「ポールソン氏とはどんな人なんですか」
お笑いタレントの上田晋也がたずねると、竹中は説明した。
「以前、投資銀行第1位のゴールドマン・サックス会長兼CEOだった方で、2年前に財務長官に就任しました。
私の友人たちは、『ポールソンが財務長官でよかった』と口をそろえます。
つまり、『ゴールドマン・サックスの会長をやっていたくらいの人だから、マーケットを一番よくわかっている。
もし彼が財務長官でなければ、アメリカはもっとたいへんになっていたんじゃないだろうか』と」
「私が提言したいのは、『出でよ、ニッポンのポールソン』ということ」と述べると、竹中はさらに続けた。
「じつは、現在日本の金融市場は、アメリカ以上に銀行部門がおカネを貸し渋っているなど、深刻な局面にあります。
ポールソンのような人材は必要不可欠ですが、日本では民間人がいきなり政府の中枢に入るのは、非常にむずかしい」
話題は未曾有の金融危機を素通りし、アメリカのような「リボルビング・ドア」システムがない日本に対する批判へと向かった。
リーマン・ショックが起きても、竹中のポールソンへの信頼、アメリカの政治システムに対する信頼は揺るぐことがなかった。
だがこのころ、ポールソン本人はウォール街の救済活動でまさに血眼になっていたのである。
2022/05/18(水) 11:08:20.05ID:X/6qIGFx0
ヘンリー・ポールソンが著した『ポールソン回顧録』(日本経済新聞出版社)の2008年11月20日の日記は印象的だ。
この日、財務長官のポールソンはシティグループの救済に奔走していた。身も心も憔悴しきったポールソンは、南カリフォルニアにあるレーガン図書館を訪れた。
図書館の壁にかかっているロナルド・レーガン元大統領の額入り直筆をじっと見つめる。
「ロナルド・レーガンこそ、わたしがかねてから信奉していた自由主義原理を誰よりも強く体現した大統領である」――ポールソンは苦しい胸のうちを綴っている。
<レーガン流保守主義者を前にスピーチを行おうという段になって、自分が置かれた皮肉な状況に気づいて愕然とした。
わたしは自由企業を柱とした資本主義を守るために財務長官に就任したのだが、後世には政府介入と金融機関の救済を行った実績とともに記憶されるのだろう。
危機が凄まじいスピードで襲ってきたため他に選択肢はなく、いくつもの欠陥を持ちながらも他のどの制度よりも優れた制度を守るというより高次の目的を果たすためには、
厳密なイデオロギーは脇に置くしかなかった。自分の信奉するものを守るために、信奉しない行いをせざるをえなかったのだ>
ゴールドマン・サックスのCEOにまでのぼりつめ、ウォール街の頂点を極めたポールソンは、80年代にレーガン大統領が掲げた市場原理を最大限に尊重する考えを信奉してきた。
だがいま、アメリカ政府の財務長官として、巨額の税金を使ってウォール街を救済することに全力を傾けなければならない。
自由放任であるべき市場に政府を代表して大々的に介入している。ポールソンの挫折感はその矛盾に起因していた。
アメリカでは、レーガン政権以降30年にわたる自由市場システムへの絶対的信奉が揺らいでいた。
リーマン・ショックとその後のウォール街救済劇のあと、激しいウォール街批判が沸き起こった。
巨万の富を手にする「1パーセント」のウォール街関係者は議会でも糾弾された。もちろんポールソンも批判の矢面に立たされた。
財務長官に就任する際、ポールソンは保有するゴールドマン・サックスの株式を売却する申請をした。
時価総額は4億7400万ドル、当時のレートで約545億円と報道された。
これとは別に、財務長官就任直前の半年間のみの報酬が20億円以上になるとも伝えられていた。
リーマン・ショックを機に、日本でも「マネー資本主義」に対する批判や反省の声が沸き起こった。
所得格差の広がりやワーキングプア問題が指摘され、「新自由主義」「市場原理主義」が指弾されるようになった。
当然、矛先は「構造改革」の司令塔役にも向けられる。だが、竹中はひるまなかった。
この日、財務長官のポールソンはシティグループの救済に奔走していた。身も心も憔悴しきったポールソンは、南カリフォルニアにあるレーガン図書館を訪れた。
図書館の壁にかかっているロナルド・レーガン元大統領の額入り直筆をじっと見つめる。
「ロナルド・レーガンこそ、わたしがかねてから信奉していた自由主義原理を誰よりも強く体現した大統領である」――ポールソンは苦しい胸のうちを綴っている。
<レーガン流保守主義者を前にスピーチを行おうという段になって、自分が置かれた皮肉な状況に気づいて愕然とした。
わたしは自由企業を柱とした資本主義を守るために財務長官に就任したのだが、後世には政府介入と金融機関の救済を行った実績とともに記憶されるのだろう。
危機が凄まじいスピードで襲ってきたため他に選択肢はなく、いくつもの欠陥を持ちながらも他のどの制度よりも優れた制度を守るというより高次の目的を果たすためには、
厳密なイデオロギーは脇に置くしかなかった。自分の信奉するものを守るために、信奉しない行いをせざるをえなかったのだ>
ゴールドマン・サックスのCEOにまでのぼりつめ、ウォール街の頂点を極めたポールソンは、80年代にレーガン大統領が掲げた市場原理を最大限に尊重する考えを信奉してきた。
だがいま、アメリカ政府の財務長官として、巨額の税金を使ってウォール街を救済することに全力を傾けなければならない。
自由放任であるべき市場に政府を代表して大々的に介入している。ポールソンの挫折感はその矛盾に起因していた。
アメリカでは、レーガン政権以降30年にわたる自由市場システムへの絶対的信奉が揺らいでいた。
リーマン・ショックとその後のウォール街救済劇のあと、激しいウォール街批判が沸き起こった。
巨万の富を手にする「1パーセント」のウォール街関係者は議会でも糾弾された。もちろんポールソンも批判の矢面に立たされた。
財務長官に就任する際、ポールソンは保有するゴールドマン・サックスの株式を売却する申請をした。
時価総額は4億7400万ドル、当時のレートで約545億円と報道された。
これとは別に、財務長官就任直前の半年間のみの報酬が20億円以上になるとも伝えられていた。
リーマン・ショックを機に、日本でも「マネー資本主義」に対する批判や反省の声が沸き起こった。
所得格差の広がりやワーキングプア問題が指摘され、「新自由主義」「市場原理主義」が指弾されるようになった。
当然、矛先は「構造改革」の司令塔役にも向けられる。だが、竹中はひるまなかった。
2022/05/18(水) 11:08:58.27ID:X/6qIGFx0
「新自由主義か社会民主主義か」――そんなテーマで、北海道大学教授の山口二郎と『中央公論』(2008年11月号)で対談している。リーマン・ショックの直後である。
「新自由主義」陣営を代表する経済学者の竹中と、思想的に対立する政治学者の山口が対決するという企画だ。
山口が、「欧州の中道左派政党を見習うべき」と発言したのに対し、竹中は切り返している。
「私はできるだけ小さな政府にして、任せる部分は民間、市場に開放すべしという立場で、具体的な方策も『骨太の方針』などで提示しました。
もちろん批判は覚悟の上だったし、あえて『対抗するビジョンを示してください』とアピールもした。しかし、対立軸たりうるものは出てこないんですよ」
持論は譲らない一方で、しかし竹中は、自分は「新自由主義者」などではないのだとも強調した。
「その点で一つ誤解を解いていただきたいのは、我々がやったことに対して『新自由主義』というラベリングが横行しているのですが、それは事実ではないということです」
郵政民営化はオランダやドイツでも実施されたがそれをもって「新自由主義」といわれたことはないと海外の例を持ち出し、竹中はこう言い放った。
「私のどこが新自由主義者なのか。『この人はアメリカ一辺倒』というようなレッテルを貼って実質の議論を封殺することの弊害は計りしれないものがある」
マネー資本主義の病理が誰の目にもあきらかになるなかでは守勢に立たざるを得なかった。けれども、主張の内容はあくまで「構造改革」で押し通したのである。
「経済が悪くなったのは構造改革を止めたから アメリカのせいだけではない」――竹中の主張を凝縮したようなタイトルのインタビュー記事が『エコノミスト』(2009年5月19日号)に掲載されている。
インタビューアーがいささか挑戦的だったためなのか、かなり攻撃的な姿勢で竹中が質問に応じている。
――小泉政権が続いていたとしたら、竹中さんは何をやっていましたか。
「いちばんやりたかったのは貧困対策です。貧困調査をやりたかった。日本ではやったことがないんです。ワーキングプアなんて言うけど、本当の貧困者は何人いるのですか」
自分に向けられた批判は現実の問題に根差すものではなく、政敵によるネガティブキャンペーンにすぎないとでもいいたげである。竹中はこんな発言もしている。
「改革を徹底的にしたくない人が、かなり意図的にキャンペーンを張っているということ。なんでもかんでも小泉さんのせいにする。
もう一つは日本全体が極端なワイドショーポリティックスになっている。残念だが、ワイドショーのコメンテーターによる表層的な情緒的な議論が社会の大きな流れになっている」
「みんなアメリカに対してそれ見たことか、と言いたいのでしょう。
しかし今、アメリカ、ヨーロッパ、日本とも経済が悪化していますが、そのなかでいちばんマシなのはアメリカです」
この時期、「小さな政府」「規制緩和」を主張する代表的論客だった経済学者の中谷巌が『資本主義はなぜ自壊したのか』
(集英社インターナショナル)で素直に反省の弁をのべ、「転向宣言」をしたことが話題となっていた。
竹中にとっては先輩格の経済学者で、小渕内閣の経済戦略会議でいっしょに「小さな政府」路線の提言書をまとめた仲でもあった。
インタビューで中谷の著書に対する感想を聞かれ、竹中はそっけなく答えている。
「さーっと読みました。政策の議論ではないですね。政策は非常に細かな行政手続きの積み重ね。だから、難しいんです。
細かいことがだんだん分からなくなってくると、みんな思想と歴史の話をします。大いにされればいいが、それで政策を議論すると間違えます」
ウォール街批判と連動する格好で澎湃として起こった小泉・竹中改革路線を、持ち前の鼻っ柱の強さと弁舌の巧みさで切り抜けたかにみえた。
だが、リーマン・ショックは思わぬところに火をつける。竹中が全力を傾けた
世界最大の民営化プロジェクトにスキャンダルが持ち上がったのである。「かんぽの宿」不正売却疑惑だ。
「新自由主義」陣営を代表する経済学者の竹中と、思想的に対立する政治学者の山口が対決するという企画だ。
山口が、「欧州の中道左派政党を見習うべき」と発言したのに対し、竹中は切り返している。
「私はできるだけ小さな政府にして、任せる部分は民間、市場に開放すべしという立場で、具体的な方策も『骨太の方針』などで提示しました。
もちろん批判は覚悟の上だったし、あえて『対抗するビジョンを示してください』とアピールもした。しかし、対立軸たりうるものは出てこないんですよ」
持論は譲らない一方で、しかし竹中は、自分は「新自由主義者」などではないのだとも強調した。
「その点で一つ誤解を解いていただきたいのは、我々がやったことに対して『新自由主義』というラベリングが横行しているのですが、それは事実ではないということです」
郵政民営化はオランダやドイツでも実施されたがそれをもって「新自由主義」といわれたことはないと海外の例を持ち出し、竹中はこう言い放った。
「私のどこが新自由主義者なのか。『この人はアメリカ一辺倒』というようなレッテルを貼って実質の議論を封殺することの弊害は計りしれないものがある」
マネー資本主義の病理が誰の目にもあきらかになるなかでは守勢に立たざるを得なかった。けれども、主張の内容はあくまで「構造改革」で押し通したのである。
「経済が悪くなったのは構造改革を止めたから アメリカのせいだけではない」――竹中の主張を凝縮したようなタイトルのインタビュー記事が『エコノミスト』(2009年5月19日号)に掲載されている。
インタビューアーがいささか挑戦的だったためなのか、かなり攻撃的な姿勢で竹中が質問に応じている。
――小泉政権が続いていたとしたら、竹中さんは何をやっていましたか。
「いちばんやりたかったのは貧困対策です。貧困調査をやりたかった。日本ではやったことがないんです。ワーキングプアなんて言うけど、本当の貧困者は何人いるのですか」
自分に向けられた批判は現実の問題に根差すものではなく、政敵によるネガティブキャンペーンにすぎないとでもいいたげである。竹中はこんな発言もしている。
「改革を徹底的にしたくない人が、かなり意図的にキャンペーンを張っているということ。なんでもかんでも小泉さんのせいにする。
もう一つは日本全体が極端なワイドショーポリティックスになっている。残念だが、ワイドショーのコメンテーターによる表層的な情緒的な議論が社会の大きな流れになっている」
「みんなアメリカに対してそれ見たことか、と言いたいのでしょう。
しかし今、アメリカ、ヨーロッパ、日本とも経済が悪化していますが、そのなかでいちばんマシなのはアメリカです」
この時期、「小さな政府」「規制緩和」を主張する代表的論客だった経済学者の中谷巌が『資本主義はなぜ自壊したのか』
(集英社インターナショナル)で素直に反省の弁をのべ、「転向宣言」をしたことが話題となっていた。
竹中にとっては先輩格の経済学者で、小渕内閣の経済戦略会議でいっしょに「小さな政府」路線の提言書をまとめた仲でもあった。
インタビューで中谷の著書に対する感想を聞かれ、竹中はそっけなく答えている。
「さーっと読みました。政策の議論ではないですね。政策は非常に細かな行政手続きの積み重ね。だから、難しいんです。
細かいことがだんだん分からなくなってくると、みんな思想と歴史の話をします。大いにされればいいが、それで政策を議論すると間違えます」
ウォール街批判と連動する格好で澎湃として起こった小泉・竹中改革路線を、持ち前の鼻っ柱の強さと弁舌の巧みさで切り抜けたかにみえた。
だが、リーマン・ショックは思わぬところに火をつける。竹中が全力を傾けた
世界最大の民営化プロジェクトにスキャンダルが持ち上がったのである。「かんぽの宿」不正売却疑惑だ。
2022/05/18(水) 11:10:21.87ID:X/6qIGFx0
■竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像 (著者)佐々木実 2020年9月出版
★映画『インサイド・ジョブ』が伝える真実★
リーマン・ショックを契機にしたパラダイムの転換は、それまで見えなかったものを、見えるようにする効果を生んだ。
『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(チャーチル・ファーガソン監督、2010年、アメリカ)というデキュメンタリ―映画も、
そうした効果に促されて制作された作品といえるだろう。
映画は、リーマン・ブラザーズの破綻で世界的な経済危機を招くにいたったアメリカ金融業界のインサイダーたちに迫るインタビュー・ドキュメンタリーである。
長編ドキュメンタリー部門でアカデミー賞を受賞したこの作品に登場するのは、元FRB議長のポール・ボルガ―やアラン・グリーンスパン、投資家のジョージ・ソロス、
ゴールドマン・サックスの幹部やアメリカ政府の元高官などのエリートばかりである。
けれども、綺羅星のような俊秀たちを称える映画ではない。
政界や学界が金融業界と癒着を深めながら金融業界の規制を取り払い、金融バブルを誘発して世界を危機に陥れ、
ウォール街が窮地に陥ると今度はアメリカ政府を動かして莫大な公的資金で金融業界を救済する。その経緯を関係者の証言で検証している。
興味深いのは、経済学者の生態についても光をあてている点だ。たとえば、ハーバード大学教授のマーチン・フェルドシュタイン。
アメリカにおける規制緩和推進の立役者であると紹介されたあと、長きにわたりAIG、AIGフィナンシャル・プロダクツ
の取締役をつとめて高額報酬を受け取っていた事実が明らかにされている。
AIGは世界最大の保険会社を擁する金融グループで、リーマン・ブラザーズが破綻した後、アメリカ政府によって公的資金で救済されている。
映画で取り上げられている「ウォール街インサイダー」の経済学者グループの大物はローレンス・サマーズである。
彼はクリントン政権で財務長官をつとめた後、ハーバード大学の学長へと転身するが、一方で、ヘッジファンドから2000万ドルの顧問料を受け取っていたことが明らかにされている。
財務副長官、財務長官をつとめている際、サマーズはデリバティブ取引など金融業界の規制緩和を推し進めた。
ヘッジファンドにとっては三顧の礼をもって迎え入れるべき功労者である。
映画では、サマーズが銀行から多額の講演料を得ていたことも暴露されている。
ハーバード大学を拠点にフェルドシュタインやサマーズは多くの学術論文を書いてきた。彼らはアメリカ経済学界を代表する「優れた経済学者」である。
しかし、「優れた経済学者」の隠された半身がスポットライトに照らされると、ネガとポジがひっくり返った写真を見せられたときのように、彼らの顔がまるで別人の顔に見えてくる。
『インサイド・ジョブ』というドキュメンタリーは、題名が暗示するように、金融ビジネスと骨がらみになった学者や政治家、企業家を活写している。
じつはこの作品には、グレン・ハバードが登場している。ブッシュ政権で大統領経済諮問会委員長をつとめた、あの経済学者である。
彼は、ブッシュ政権における対日経済交渉の窓口役を担っていた。小泉内閣におけるカウンターパートが竹中平蔵だった。
本書で詳しく取り上げたように、ハバートと竹中の蜜月関係はブッシュ政権と小泉政権の一体化を体現していた。
★映画『インサイド・ジョブ』が伝える真実★
リーマン・ショックを契機にしたパラダイムの転換は、それまで見えなかったものを、見えるようにする効果を生んだ。
『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(チャーチル・ファーガソン監督、2010年、アメリカ)というデキュメンタリ―映画も、
そうした効果に促されて制作された作品といえるだろう。
映画は、リーマン・ブラザーズの破綻で世界的な経済危機を招くにいたったアメリカ金融業界のインサイダーたちに迫るインタビュー・ドキュメンタリーである。
長編ドキュメンタリー部門でアカデミー賞を受賞したこの作品に登場するのは、元FRB議長のポール・ボルガ―やアラン・グリーンスパン、投資家のジョージ・ソロス、
ゴールドマン・サックスの幹部やアメリカ政府の元高官などのエリートばかりである。
けれども、綺羅星のような俊秀たちを称える映画ではない。
政界や学界が金融業界と癒着を深めながら金融業界の規制を取り払い、金融バブルを誘発して世界を危機に陥れ、
ウォール街が窮地に陥ると今度はアメリカ政府を動かして莫大な公的資金で金融業界を救済する。その経緯を関係者の証言で検証している。
興味深いのは、経済学者の生態についても光をあてている点だ。たとえば、ハーバード大学教授のマーチン・フェルドシュタイン。
アメリカにおける規制緩和推進の立役者であると紹介されたあと、長きにわたりAIG、AIGフィナンシャル・プロダクツ
の取締役をつとめて高額報酬を受け取っていた事実が明らかにされている。
AIGは世界最大の保険会社を擁する金融グループで、リーマン・ブラザーズが破綻した後、アメリカ政府によって公的資金で救済されている。
映画で取り上げられている「ウォール街インサイダー」の経済学者グループの大物はローレンス・サマーズである。
彼はクリントン政権で財務長官をつとめた後、ハーバード大学の学長へと転身するが、一方で、ヘッジファンドから2000万ドルの顧問料を受け取っていたことが明らかにされている。
財務副長官、財務長官をつとめている際、サマーズはデリバティブ取引など金融業界の規制緩和を推し進めた。
ヘッジファンドにとっては三顧の礼をもって迎え入れるべき功労者である。
映画では、サマーズが銀行から多額の講演料を得ていたことも暴露されている。
ハーバード大学を拠点にフェルドシュタインやサマーズは多くの学術論文を書いてきた。彼らはアメリカ経済学界を代表する「優れた経済学者」である。
しかし、「優れた経済学者」の隠された半身がスポットライトに照らされると、ネガとポジがひっくり返った写真を見せられたときのように、彼らの顔がまるで別人の顔に見えてくる。
『インサイド・ジョブ』というドキュメンタリーは、題名が暗示するように、金融ビジネスと骨がらみになった学者や政治家、企業家を活写している。
じつはこの作品には、グレン・ハバードが登場している。ブッシュ政権で大統領経済諮問会委員長をつとめた、あの経済学者である。
彼は、ブッシュ政権における対日経済交渉の窓口役を担っていた。小泉内閣におけるカウンターパートが竹中平蔵だった。
本書で詳しく取り上げたように、ハバートと竹中の蜜月関係はブッシュ政権と小泉政権の一体化を体現していた。
2022/05/18(水) 11:11:02.03ID:X/6qIGFx0
ドキュメンタリー映画『インサイド・ジョブ』は、竹中の盟友ハバードの別の顔を、インタビューという手法によって巧みに浮かび上がらせている。
――金融界は強大な力をもっていると思いますか。
「そうは思わない。彼らはしょっちゅう議会側にやり込められているよ」
――経済学界というか、経済学者が金銭的な利害を抱えていることを問題視する声もありますが……。
「いや、それはどうかな。ほとんどの経済学者はそれほど裕福ではないよ。私は研究に付随して利害関係がともなうような場合は、その情報を公表すべきだと思っている」
――でもそういう指針はありませんね。
「利害関係があれば、みんな明記するはずだよ。書かないという人は知らないな。怠った場合はそれなりの制裁がある」
――あなたの履歴書を拝見すると、学外での活動はほとんどが金融機関の顧問や役員という仕事ですね。
「顧問などをしている会社の名前は履歴書には載せていない」
インタビューアーが、顧問をつとめる会社の名前をたずねると、ハバードの顔はにわかに険しくなった。
「あと数分で約束の取材時間は終わりだ」突き放すような口調で、ハバードがはぐらかす。
あなたは顧問や役員をしている企業の名前を忘れたのですか。インタビューアーがなおも食い下がると、ハバードの怒りはついに爆発した。
「これは宣誓証言じゃないんだ。失礼だぞ!こんな取材断るんだった。あと3分だ。まともな質問をしてくれ!」
『インサイド・ジョブ』では、インタビュー場面のあいだにハバードの学外での活動を説明するシーンが挿入されている。
著名な学識者が金融界に利益誘導するような論文を恣意的に書いたり、そのための政策をつくったりしていることが指摘され、
実際にコンサルタント会社が仲介して、学識者が企業に供給されるシステムが存在していることも紹介されている。
実例として、証券会社ベア・スタンダーズのファンドマネージャーふたりが詐欺罪で告訴された際、コンサルタント会社を通じてハバードに弁護を依頼した事実が語られる。
ハーバードはこの弁護活動の報酬として10万ドルを手にしたという。ハバードが学外で関係している企業のリストも登場する。
驚くほどの企業数だ。ほとんどが金融関係で、たとえば、アメリカ最大の生命保険会社メットライフの役員として年収25万ドルを稼いでいる。日本の野村證券の顧問をつとめた時期もある。
――金融界は強大な力をもっていると思いますか。
「そうは思わない。彼らはしょっちゅう議会側にやり込められているよ」
――経済学界というか、経済学者が金銭的な利害を抱えていることを問題視する声もありますが……。
「いや、それはどうかな。ほとんどの経済学者はそれほど裕福ではないよ。私は研究に付随して利害関係がともなうような場合は、その情報を公表すべきだと思っている」
――でもそういう指針はありませんね。
「利害関係があれば、みんな明記するはずだよ。書かないという人は知らないな。怠った場合はそれなりの制裁がある」
――あなたの履歴書を拝見すると、学外での活動はほとんどが金融機関の顧問や役員という仕事ですね。
「顧問などをしている会社の名前は履歴書には載せていない」
インタビューアーが、顧問をつとめる会社の名前をたずねると、ハバードの顔はにわかに険しくなった。
「あと数分で約束の取材時間は終わりだ」突き放すような口調で、ハバードがはぐらかす。
あなたは顧問や役員をしている企業の名前を忘れたのですか。インタビューアーがなおも食い下がると、ハバードの怒りはついに爆発した。
「これは宣誓証言じゃないんだ。失礼だぞ!こんな取材断るんだった。あと3分だ。まともな質問をしてくれ!」
『インサイド・ジョブ』では、インタビュー場面のあいだにハバードの学外での活動を説明するシーンが挿入されている。
著名な学識者が金融界に利益誘導するような論文を恣意的に書いたり、そのための政策をつくったりしていることが指摘され、
実際にコンサルタント会社が仲介して、学識者が企業に供給されるシステムが存在していることも紹介されている。
実例として、証券会社ベア・スタンダーズのファンドマネージャーふたりが詐欺罪で告訴された際、コンサルタント会社を通じてハバードに弁護を依頼した事実が語られる。
ハーバードはこの弁護活動の報酬として10万ドルを手にしたという。ハバードが学外で関係している企業のリストも登場する。
驚くほどの企業数だ。ほとんどが金融関係で、たとえば、アメリカ最大の生命保険会社メットライフの役員として年収25万ドルを稼いでいる。日本の野村證券の顧問をつとめた時期もある。
2022/05/18(水) 11:12:28.44ID:X/6qIGFx0
◇りそな銀行破綻の闇
かつて、ハバードのインタビュー・シーンと似たような場面が、日本の国会で展開されたことがあった。
2005年2月16日の衆議院予算委員会。質問したのは弁護士でもある民主党の辻恵議員で、竹中大臣が所有する資産について質している。
――千葉県の勝浦市の土地を購入して、1999年にこれを返済している。そして、佃にある3棟を、次々マンションを買われている。
これは私の計算によると、結局、99年3月から2000年1月までの10カ月間に1億9000万のキャッシュを用意して支払われているんですよ。
さらに、2002年の1月までにさらに1億2000万。結局、3億近いキャッシュを竹中大臣はいろいろな形で工面して用意されている。これはどこからきているお金なんですか。
竹中:大臣になる前、本もたくさんベストセラーになっておりまして、たいへん所得が今から思うと多かったなと思う時代がございました。
そのなかで、個人としてきちっと対応したんだと思います。
――1997年に勝浦市の土地を購入する以前に、不動産を購入されたようなご経験はおありなんですか、どうなんですか。
竹中:そういうこと、私が私人として活動していたときにどういう家に住んでいたかとか不動産を持っていたか
ということをお答えする必要があるのかどうかちょっとわかりませんけれども、人並みにやっておりました。
――99年3月から、つまり小渕内閣の経済戦略会議の委員に98年8月に就任されている。
それ以降、2001年4月に経済財政担当大臣になられるまでのあいだに2億円のお金が出てきているんですよ。
それ以前に不動産のよういう形をやられているのであればともかく、この時期に突然出てきたというふうになれば、これは疑わしいというふうに国民が思う可能性があるんですよ。
だからそれはやはり説明されたほうがいいと思います。それから最後に1点だけ。
2000年4月4日の佃の4701号室の、これは1億8100万円で購入された物件というふうに私のほうの調査で明らかになっているんですが、
登記簿謄本を見ると、あさひ銀行から1億7000万の融資を受けているんですよ。
1億8100万の物件に1億7000万の融資があさひ銀行からついたというのはどうしてなんですか。
竹中:相当の預金があったんだと思います。だから、それが両建てで、むしろ、たくさん借りてくれというふうに銀行から言われたような記憶がございます。
質問した辻議員は、小渕政権で経済戦略会議の委員をつとめて以降、竹中が多額の収入を得ていたことに疑問を呈した。
だが、実際には、経済戦略会議に参加して表舞台に登場する前から、竹中はすでに高額納税者ランキングの上位に顔を出している。
本の印税だけでそれだけの高額収入を稼いだという弁明には無理がある。
経済学をビジネスに結びつけて多額の収入を稼いできた実績に着目してみると、数々の「改革」にも別の側面があることに気がつく。たとえば、りそな銀行の破綻劇である。
金融担当大臣として竹中は、りそな銀行を経営破綻に追い込んで約2兆円の公的資金を投入した。破綻劇が何をもたらしたのかを少し違った角度から検証してみる。
結果から見れば、りそな破綻劇の最大の成果は、東京株式市場に海外投資家の投資を呼び込んだことにあった。
政府は巨額の資金支援をしたのにもかかわらず、りそな銀行の株主には株主責任を問わなかった。
かつて、ハバードのインタビュー・シーンと似たような場面が、日本の国会で展開されたことがあった。
2005年2月16日の衆議院予算委員会。質問したのは弁護士でもある民主党の辻恵議員で、竹中大臣が所有する資産について質している。
――千葉県の勝浦市の土地を購入して、1999年にこれを返済している。そして、佃にある3棟を、次々マンションを買われている。
これは私の計算によると、結局、99年3月から2000年1月までの10カ月間に1億9000万のキャッシュを用意して支払われているんですよ。
さらに、2002年の1月までにさらに1億2000万。結局、3億近いキャッシュを竹中大臣はいろいろな形で工面して用意されている。これはどこからきているお金なんですか。
竹中:大臣になる前、本もたくさんベストセラーになっておりまして、たいへん所得が今から思うと多かったなと思う時代がございました。
そのなかで、個人としてきちっと対応したんだと思います。
――1997年に勝浦市の土地を購入する以前に、不動産を購入されたようなご経験はおありなんですか、どうなんですか。
竹中:そういうこと、私が私人として活動していたときにどういう家に住んでいたかとか不動産を持っていたか
ということをお答えする必要があるのかどうかちょっとわかりませんけれども、人並みにやっておりました。
――99年3月から、つまり小渕内閣の経済戦略会議の委員に98年8月に就任されている。
それ以降、2001年4月に経済財政担当大臣になられるまでのあいだに2億円のお金が出てきているんですよ。
それ以前に不動産のよういう形をやられているのであればともかく、この時期に突然出てきたというふうになれば、これは疑わしいというふうに国民が思う可能性があるんですよ。
だからそれはやはり説明されたほうがいいと思います。それから最後に1点だけ。
2000年4月4日の佃の4701号室の、これは1億8100万円で購入された物件というふうに私のほうの調査で明らかになっているんですが、
登記簿謄本を見ると、あさひ銀行から1億7000万の融資を受けているんですよ。
1億8100万の物件に1億7000万の融資があさひ銀行からついたというのはどうしてなんですか。
竹中:相当の預金があったんだと思います。だから、それが両建てで、むしろ、たくさん借りてくれというふうに銀行から言われたような記憶がございます。
質問した辻議員は、小渕政権で経済戦略会議の委員をつとめて以降、竹中が多額の収入を得ていたことに疑問を呈した。
だが、実際には、経済戦略会議に参加して表舞台に登場する前から、竹中はすでに高額納税者ランキングの上位に顔を出している。
本の印税だけでそれだけの高額収入を稼いだという弁明には無理がある。
経済学をビジネスに結びつけて多額の収入を稼いできた実績に着目してみると、数々の「改革」にも別の側面があることに気がつく。たとえば、りそな銀行の破綻劇である。
金融担当大臣として竹中は、りそな銀行を経営破綻に追い込んで約2兆円の公的資金を投入した。破綻劇が何をもたらしたのかを少し違った角度から検証してみる。
結果から見れば、りそな破綻劇の最大の成果は、東京株式市場に海外投資家の投資を呼び込んだことにあった。
政府は巨額の資金支援をしたのにもかかわらず、りそな銀行の株主には株主責任を問わなかった。
2022/05/18(水) 11:15:01.51ID:X/6qIGFx0
■知られざる世界権力の仕組み 寄生体シンジケートが富と権力を握る 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
第六章 世界権力の諜報機関CIAの機密活動を暴く
P54
◇もう一度世界大戦を起こすためにヒトラーを育て上げた国際銀行家たち◇
戦争初期に英国の諜報機関が行ったウルトラ〔ドイツのエニグマ暗号機械による無線通信を解読して得た秘匿名称〕作戦によって、
ドイツの暗号機エニグマがすでに英国の手に落ちていた。
ヒトラーおよびドイツ参謀本部の発信する秘密命令は、ことごとく解読されていたのである。
まるで樽のなかの魚を討つようなものだった。
ウルトラ作戦を担当したSISの空軍情報部長F・W・ウィンたーボタムは『ウルトラの秘密』という本を書いた。彼はこういっている。
『8月2日(1944年)だったとわたしは記憶するが、わたしがウルトラ用に使っていた用箋の2ページにわたって、
ヒトラーがクルーゲに対して、アメリカによる突破作戦は気にしなくていいと語っている記述があった。
そして、侵攻全体にどう対処するかヒトラーの基本計画の概略が述べられていた』
もしもヒトラーが連合国側の秘密通信をすべて自由に知りえたとしたら、とても太刀打ちできないほど有利な立場に立ったことだろう。
連合国側はヒトラーの命令のすべてを聴取し、それに従って行動した。
戦争の初期にウルトラからの情報で、ドイツがコヴェントリー市〔英国中部の重工業都市〕の大規模爆撃を計画していることが判明した。
もし市の住民を避難させたら、作戦計画が筒抜けだということがドイツ側にわかってしまう。
そこでチャーチルは、英国がなにも対応策を講じないようにという命令を下した。
こうしてドイツはコヴェントリーを爆撃し、何千人も女性や子供たちが殺されたのである。
ウルトラの秘密は、こうして大勢の英国人の命と引き替えに守られたのであった。
英国は、ウィルヘルム・デ・ロップ男爵という二重スパイも抱えていた。対英国政策に関するヒトラーの腹心となった人物である。
デ・ロップは1910年から英国に住んでおり、英国人女性と結婚していたが、新聞記者としてドイツと英国のあいだを行ったり来たりしていたので、
クアヒュルシュテンダム〔ベルリンの目抜き通り〕にマンションを借りていた。
イングランドでの親友は空軍情報部長のF・W・ウィンターボタムだった。
1934年2月にデ・ロップはウィンターボタムをドイツに案内した。
ドイツで彼はヒトラーとルドルフ・ヘス、そしてドイツ空軍元帥のフォン・ミルヒと協議した。
ウィンターボタムはこう書き記している。
『わたしが1934年までに直接接触できたのは、国家総統のヒトラー、ナチ党の公式哲学者兼外交問題専門家の
アルフレート・ローゼンベルク、そしてヒトラー代行のルドルフ・ヘスだった。
わたしはヒトラーと何回か直接会った経験から、ヒトラーの基本的信念について知ることができた。
つまり、秩序ある世界を創出するために望ましい唯一のことは、超大国すなわち大英帝国、アメリカ、そして新生ドイツ帝国の三ヵ国によって統治することだという信念である。
ヒトラーの平和への必死の願いはけっしてコケおどしなどではないとわたしは感じていた。
(ダンケルクで)ヒトラーは、1943年にわたしに語ったのと寸分ちがわないことを、統合幕僚たちに語った。
つまり、英国が世界にもたらした偉大な文明は存続させる必要があり、ヒトラーが英国に望むことは、
ただ英国が大陸におけるドイツの地位を承認することだけだ、という内容である』
第六章 世界権力の諜報機関CIAの機密活動を暴く
P54
◇もう一度世界大戦を起こすためにヒトラーを育て上げた国際銀行家たち◇
戦争初期に英国の諜報機関が行ったウルトラ〔ドイツのエニグマ暗号機械による無線通信を解読して得た秘匿名称〕作戦によって、
ドイツの暗号機エニグマがすでに英国の手に落ちていた。
ヒトラーおよびドイツ参謀本部の発信する秘密命令は、ことごとく解読されていたのである。
まるで樽のなかの魚を討つようなものだった。
ウルトラ作戦を担当したSISの空軍情報部長F・W・ウィンたーボタムは『ウルトラの秘密』という本を書いた。彼はこういっている。
『8月2日(1944年)だったとわたしは記憶するが、わたしがウルトラ用に使っていた用箋の2ページにわたって、
ヒトラーがクルーゲに対して、アメリカによる突破作戦は気にしなくていいと語っている記述があった。
そして、侵攻全体にどう対処するかヒトラーの基本計画の概略が述べられていた』
もしもヒトラーが連合国側の秘密通信をすべて自由に知りえたとしたら、とても太刀打ちできないほど有利な立場に立ったことだろう。
連合国側はヒトラーの命令のすべてを聴取し、それに従って行動した。
戦争の初期にウルトラからの情報で、ドイツがコヴェントリー市〔英国中部の重工業都市〕の大規模爆撃を計画していることが判明した。
もし市の住民を避難させたら、作戦計画が筒抜けだということがドイツ側にわかってしまう。
そこでチャーチルは、英国がなにも対応策を講じないようにという命令を下した。
こうしてドイツはコヴェントリーを爆撃し、何千人も女性や子供たちが殺されたのである。
ウルトラの秘密は、こうして大勢の英国人の命と引き替えに守られたのであった。
英国は、ウィルヘルム・デ・ロップ男爵という二重スパイも抱えていた。対英国政策に関するヒトラーの腹心となった人物である。
デ・ロップは1910年から英国に住んでおり、英国人女性と結婚していたが、新聞記者としてドイツと英国のあいだを行ったり来たりしていたので、
クアヒュルシュテンダム〔ベルリンの目抜き通り〕にマンションを借りていた。
イングランドでの親友は空軍情報部長のF・W・ウィンターボタムだった。
1934年2月にデ・ロップはウィンターボタムをドイツに案内した。
ドイツで彼はヒトラーとルドルフ・ヘス、そしてドイツ空軍元帥のフォン・ミルヒと協議した。
ウィンターボタムはこう書き記している。
『わたしが1934年までに直接接触できたのは、国家総統のヒトラー、ナチ党の公式哲学者兼外交問題専門家の
アルフレート・ローゼンベルク、そしてヒトラー代行のルドルフ・ヘスだった。
わたしはヒトラーと何回か直接会った経験から、ヒトラーの基本的信念について知ることができた。
つまり、秩序ある世界を創出するために望ましい唯一のことは、超大国すなわち大英帝国、アメリカ、そして新生ドイツ帝国の三ヵ国によって統治することだという信念である。
ヒトラーの平和への必死の願いはけっしてコケおどしなどではないとわたしは感じていた。
(ダンケルクで)ヒトラーは、1943年にわたしに語ったのと寸分ちがわないことを、統合幕僚たちに語った。
つまり、英国が世界にもたらした偉大な文明は存続させる必要があり、ヒトラーが英国に望むことは、
ただ英国が大陸におけるドイツの地位を承認することだけだ、という内容である』
2022/05/18(水) 11:15:25.89ID:X/6qIGFx0
ヒトラーが理解しそこねたのは、大英帝国の支配権を握った世界権力の陰の人物たちの腐った根性であった。
彼らはボーア戦争で獲得した南アフリカの富によって大英帝国の支配権を手中にしたのだが、この金とダイヤモンドの宝庫は、
スペインのガレオン船がインカの黄金をヨーロッパにもたらしたとき以来最大の新しい購買力がヨーロッパに流れ込んでくることを意味した。
計画立案者たちは、ボーア戦争で思いがけなく頑強な抵抗に遭って手こずった経験から、将来は戦争も事業経営とまったく同じように管理しようと決めたのである。
彼らの信奉するヘーゲル流決定論によれば、まず二つの相対立する勢力、すなわち「措定」と「反措定」をでっち上げることが必要で、
しかるのちに両者をたがいに闘わせることによって、一つの結果すなわち「綜合」が生み出されるというのである。
両次大戦のあいだにドイツを再武装させるとともに、ドイツ政府を支援して次なる戦争に国民を駆り立てられるだけの強固な体制を整えさせる必要があった。
第一次世界大戦を引き延ばすため、1916年から18年あいだドイツに食糧を供給したのと同じ連中が、
今度は第二次世界大戦を仕掛けるためにナチを支援したのである。
シュローダーとロスチャイルドはハーバード・フーヴァーを起用して、まずベルギー救済委員会を任せ、
このときは「コンゴの野獣」と呼ばれたエミール・フランクと共同で運営させたが、のちの合衆国食糧庁の運営に際しては、
他の献身的な男たちにも手伝わせて、砂糖や穀物、海運などで一財産つくらせてやったことがある。
食糧庁に関係した男たちのうち、プレンティス・グレイとジュリアス・H・バーンズの二人は、その後シュローダー商会の共同経営者に納まった。
1940年12月11日のニューヨーク・タイムズ紙は次のように報じている。
『ブルーノ・フォン・シュローダー男爵が、ここサレー州〔英国南東部〕エングルスフィールドのデルバークの自宅で亡くなった。
1900年にイングランドに渡ってきて、1914年に帰化した。
J・ヘンリー・シュローダー商会を1904年にロンドンで、1923年にニューヨークで設立した。
現在は息子のヘルムート・W・B・シュローダーが同社の会長を務めている。
共同経営者のフランクリン・シリル・ティアクスは、1912年以来イングランド銀行の理事である。
1923年フォン・シュローダー男爵はバグダード鉄道を買収した。
この取引はトルコにドイツが持っていた利権の処理にあたったローザンヌ会議〔1922~23年〕という隠れ蓑のもとで行われた最大の取引だった。
ロスチャイルドとロイズ銀行がシュローダー男爵とともに買収団に参加し、まず2500万ドルを払い込んで路線の再建に着手した』
彼らはボーア戦争で獲得した南アフリカの富によって大英帝国の支配権を手中にしたのだが、この金とダイヤモンドの宝庫は、
スペインのガレオン船がインカの黄金をヨーロッパにもたらしたとき以来最大の新しい購買力がヨーロッパに流れ込んでくることを意味した。
計画立案者たちは、ボーア戦争で思いがけなく頑強な抵抗に遭って手こずった経験から、将来は戦争も事業経営とまったく同じように管理しようと決めたのである。
彼らの信奉するヘーゲル流決定論によれば、まず二つの相対立する勢力、すなわち「措定」と「反措定」をでっち上げることが必要で、
しかるのちに両者をたがいに闘わせることによって、一つの結果すなわち「綜合」が生み出されるというのである。
両次大戦のあいだにドイツを再武装させるとともに、ドイツ政府を支援して次なる戦争に国民を駆り立てられるだけの強固な体制を整えさせる必要があった。
第一次世界大戦を引き延ばすため、1916年から18年あいだドイツに食糧を供給したのと同じ連中が、
今度は第二次世界大戦を仕掛けるためにナチを支援したのである。
シュローダーとロスチャイルドはハーバード・フーヴァーを起用して、まずベルギー救済委員会を任せ、
このときは「コンゴの野獣」と呼ばれたエミール・フランクと共同で運営させたが、のちの合衆国食糧庁の運営に際しては、
他の献身的な男たちにも手伝わせて、砂糖や穀物、海運などで一財産つくらせてやったことがある。
食糧庁に関係した男たちのうち、プレンティス・グレイとジュリアス・H・バーンズの二人は、その後シュローダー商会の共同経営者に納まった。
1940年12月11日のニューヨーク・タイムズ紙は次のように報じている。
『ブルーノ・フォン・シュローダー男爵が、ここサレー州〔英国南東部〕エングルスフィールドのデルバークの自宅で亡くなった。
1900年にイングランドに渡ってきて、1914年に帰化した。
J・ヘンリー・シュローダー商会を1904年にロンドンで、1923年にニューヨークで設立した。
現在は息子のヘルムート・W・B・シュローダーが同社の会長を務めている。
共同経営者のフランクリン・シリル・ティアクスは、1912年以来イングランド銀行の理事である。
1923年フォン・シュローダー男爵はバグダード鉄道を買収した。
この取引はトルコにドイツが持っていた利権の処理にあたったローザンヌ会議〔1922~23年〕という隠れ蓑のもとで行われた最大の取引だった。
ロスチャイルドとロイズ銀行がシュローダー男爵とともに買収団に参加し、まず2500万ドルを払い込んで路線の再建に着手した』
2022/05/18(水) 11:16:13.20ID:X/6qIGFx0
★P59
◇ニューヨーク・タイムズ紙が示すJ・ヘンリー・シュローダーの数々の証拠◇
両次大戦にJ・ヘンリー・シュローダー商会がいかに重要な役割を果たしたか、それはニューヨーク・タイムズ紙の次の記事が示している。
『ドイツ・レンテン銀行〔1923年創立、旧一兆マルク=新一レンテンマルクの割合で新紙幣を発行してインフレを鎮めた〕
から生まれる新発券銀行のための第一回資本金払込みが、本日ベルリンにて、額面2500万金貨マルク(625万ドル)相当のポンド小切手で
ロンドンの銀行シュローダー商会によって行われてきた。
同商会の資本金融資持ち分は一億金貨マルク(2500万ドル)である。
同商会の会長ヘンリー・シュローダー男爵は長いあいだドイツ金融界と国際的に密接につながりをもってきた。(1923年12月3日付)』
『J・ヘンリー・シュローダー商会はブラウン・ブラザーズ・ハリマンと共同でプロシア電力に年利6%で1000万ドル融資する。(1928年11月2日付)』
『J・ヘンリー・シュローダー銀行商会の『金融貿易批評』誌に「もし、来たる賠償会議でドイツの対外債務が妥当な数字で決着すれば、
ドイツの全面的経済復興に向けての重要な第一歩となるであろう」という記事が出ている。(1928年11月25日付)』
『プロシア州はシュティーン〔現ポーランドのシチュチン、オーデル河口の港市〕港の拡張工事のために
J・ヘンリー・シュローダー商会から500万ドルの融資を取り続けた。(1929年11月14日付)』
『ニューヨーク・シティ社とJ・ヘンリー・シュローダー・トラスト社は、ベルリンの金割引銀行によってドイツ国債仮証券の発行代理店に指名された。
アメリカの仮証券発行銀行の代表が昨日語ったところによれば、ベルリンから直接の指示はまだ届いていないとのこと。
ベルリンでドイツ側と他の債権者代表が目下のところ協議中。
同地でアメリカの銀行を代表するのはサリヴァン&クロムウェル法律事務所のジョン・フォレスター・ダレスである。(1933年1月27日)』
『J・ヘンリー・シュローダー銀行商会はベルリン市発行の1950年償還予定の6.5%利付25年金公債の
財務および支払代理店の地位をシュパイアー商会から引き継いだ。(1940年4月19日)』
指導的な経済学者のフォン・ヴィーガント教授は、筆者のJ・ヘンリー・シュローダー商会についての見解を公然と批判してきた。
この会社はドイツとほとんど、あるいはまったく関係がなかったと彼は主張するのだが、
ニューヨーク・タイムズ紙を調査したことがないから、そんなことが言えるのである。
J・ヘンリー・シュローダーの社長自身も、1944年にドイツで商売などしていなかったという否認声明を出していたが……。
◇ニューヨーク・タイムズ紙が示すJ・ヘンリー・シュローダーの数々の証拠◇
両次大戦にJ・ヘンリー・シュローダー商会がいかに重要な役割を果たしたか、それはニューヨーク・タイムズ紙の次の記事が示している。
『ドイツ・レンテン銀行〔1923年創立、旧一兆マルク=新一レンテンマルクの割合で新紙幣を発行してインフレを鎮めた〕
から生まれる新発券銀行のための第一回資本金払込みが、本日ベルリンにて、額面2500万金貨マルク(625万ドル)相当のポンド小切手で
ロンドンの銀行シュローダー商会によって行われてきた。
同商会の資本金融資持ち分は一億金貨マルク(2500万ドル)である。
同商会の会長ヘンリー・シュローダー男爵は長いあいだドイツ金融界と国際的に密接につながりをもってきた。(1923年12月3日付)』
『J・ヘンリー・シュローダー商会はブラウン・ブラザーズ・ハリマンと共同でプロシア電力に年利6%で1000万ドル融資する。(1928年11月2日付)』
『J・ヘンリー・シュローダー銀行商会の『金融貿易批評』誌に「もし、来たる賠償会議でドイツの対外債務が妥当な数字で決着すれば、
ドイツの全面的経済復興に向けての重要な第一歩となるであろう」という記事が出ている。(1928年11月25日付)』
『プロシア州はシュティーン〔現ポーランドのシチュチン、オーデル河口の港市〕港の拡張工事のために
J・ヘンリー・シュローダー商会から500万ドルの融資を取り続けた。(1929年11月14日付)』
『ニューヨーク・シティ社とJ・ヘンリー・シュローダー・トラスト社は、ベルリンの金割引銀行によってドイツ国債仮証券の発行代理店に指名された。
アメリカの仮証券発行銀行の代表が昨日語ったところによれば、ベルリンから直接の指示はまだ届いていないとのこと。
ベルリンでドイツ側と他の債権者代表が目下のところ協議中。
同地でアメリカの銀行を代表するのはサリヴァン&クロムウェル法律事務所のジョン・フォレスター・ダレスである。(1933年1月27日)』
『J・ヘンリー・シュローダー銀行商会はベルリン市発行の1950年償還予定の6.5%利付25年金公債の
財務および支払代理店の地位をシュパイアー商会から引き継いだ。(1940年4月19日)』
指導的な経済学者のフォン・ヴィーガント教授は、筆者のJ・ヘンリー・シュローダー商会についての見解を公然と批判してきた。
この会社はドイツとほとんど、あるいはまったく関係がなかったと彼は主張するのだが、
ニューヨーク・タイムズ紙を調査したことがないから、そんなことが言えるのである。
J・ヘンリー・シュローダーの社長自身も、1944年にドイツで商売などしていなかったという否認声明を出していたが……。
2022/05/18(水) 11:16:40.36ID:X/6qIGFx0
★P62
◇ヒトラーの経済相シャハト博士とイングランド銀行総裁の奇妙な友情◇
アドルフ・ヒトラーが1919年にドイツ労働者党に加入したのは、トゥーレ協会がこの党を支持していたからである。
トゥーレ協会は貴族や財界人からなるドイツの有力な結社だった。
1921年にヒトラーはドイツ海軍司令官シュローダー提督に会った。
1931年12月、ナチ党に定期的に寄付することを約束したドイツの著名な実業家12人をメンバーとして、友愛団が結成された。
ケルンの銀行J・H・シュタイン商会の共同経営者クルト・フォン・シュローダー男爵がこの会の中心人物だった。
その後J・H・シュタイン商会はヒトラーの個人取引銀行となった。
ヒトラーの補佐官ヴァルター・フンク〔1890~1960。1939~45年ドイツ国立銀行総裁〕がシュローダーに会って、
国際銀行に関する問題についてヒトラーのほんとうの見解を討議した。
フンクがシュローダーを納得させることができ、ナチ党への財政支援は引き続き行われた。
ウィンターボタム少佐の指摘によれば、20年以上イングランド銀行総裁〔在任1920~44年〕を務めた
モンタギュー・ノーマン卿はヤルマール・シャハト〔1877年~1970〕の親友であった。
ヒトラーの経済相〔在任1934~37年〕だったシャハトは二人の友情を重んじて、孫の名前をノーマンと付けたほどだ。
パウル・アインツィッヒは『戦前戦中戦後の宥和政策』のなかで、こう書いている。
『1933年5月29日、英国銀行使節団のF・C・ティアクス氏はシャハト博士と会見し、博士の態度が全面的に満足できるとの印象を得た』
ティアクス氏は長年にわたりJ・ヘンリー・シュローダーの共同経営者であり、1921年以来イングランド銀行の理事であった。
その孫娘は現在のベッドフォード公爵と結婚した。同じ本の78ページでアインツィッヒはこう言っている。
『1936年の終わりごろ、ある会社が補償斡旋株式会社という名前でロンドンで登記された。
この会社を支配したのは、J・ヘンリー・シュローダー商会とハンブローズ銀行で、
定款にうたわれた目的はドイツと大英帝国諸地域のあいだのバーター取引を支援することであった。』
◇ヒトラーの経済相シャハト博士とイングランド銀行総裁の奇妙な友情◇
アドルフ・ヒトラーが1919年にドイツ労働者党に加入したのは、トゥーレ協会がこの党を支持していたからである。
トゥーレ協会は貴族や財界人からなるドイツの有力な結社だった。
1921年にヒトラーはドイツ海軍司令官シュローダー提督に会った。
1931年12月、ナチ党に定期的に寄付することを約束したドイツの著名な実業家12人をメンバーとして、友愛団が結成された。
ケルンの銀行J・H・シュタイン商会の共同経営者クルト・フォン・シュローダー男爵がこの会の中心人物だった。
その後J・H・シュタイン商会はヒトラーの個人取引銀行となった。
ヒトラーの補佐官ヴァルター・フンク〔1890~1960。1939~45年ドイツ国立銀行総裁〕がシュローダーに会って、
国際銀行に関する問題についてヒトラーのほんとうの見解を討議した。
フンクがシュローダーを納得させることができ、ナチ党への財政支援は引き続き行われた。
ウィンターボタム少佐の指摘によれば、20年以上イングランド銀行総裁〔在任1920~44年〕を務めた
モンタギュー・ノーマン卿はヤルマール・シャハト〔1877年~1970〕の親友であった。
ヒトラーの経済相〔在任1934~37年〕だったシャハトは二人の友情を重んじて、孫の名前をノーマンと付けたほどだ。
パウル・アインツィッヒは『戦前戦中戦後の宥和政策』のなかで、こう書いている。
『1933年5月29日、英国銀行使節団のF・C・ティアクス氏はシャハト博士と会見し、博士の態度が全面的に満足できるとの印象を得た』
ティアクス氏は長年にわたりJ・ヘンリー・シュローダーの共同経営者であり、1921年以来イングランド銀行の理事であった。
その孫娘は現在のベッドフォード公爵と結婚した。同じ本の78ページでアインツィッヒはこう言っている。
『1936年の終わりごろ、ある会社が補償斡旋株式会社という名前でロンドンで登記された。
この会社を支配したのは、J・ヘンリー・シュローダー商会とハンブローズ銀行で、
定款にうたわれた目的はドイツと大英帝国諸地域のあいだのバーター取引を支援することであった。』
2022/05/18(水) 11:17:27.55ID:X/6qIGFx0
■知られざる世界権力の仕組み 寄生体シンジケートが富と権力を握る 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
第六章 世界権力の諜報機関CIAの機密活動を暴く
P83
◇財団にまるごと乗っ取られたアメリカの立法・司法・行政部門◇
アレン・W・ダレスが新しい情報機関の長官〔在任1953~61年〕になった。副長官はフランク・ウィズナーが務めた。
当初の職員5000名から、1955年までに1万5000名に膨張した。
1974年には、1万6500名の職員と7億5000万ドルの予算を有していた。
国家安全保障局(NSA)あ全体で「情報」のための費用に60億ドルの予算を割り当てられた。
CIAは中央投資局といわれることがしばしばあるが、その理由はドノヴァンやダレスなどの幹部連中がウォール街出身だからではなく、
CIAが数多くの商業工作に携わってきたからである。CIAが内部関係者に「会社」と呼ばれるのは偶然ではない。
株の取引のかなりの部分が、CIAの内部情報にもとづいている。
つまり、世界中でCIAが集めた秘密情報を基礎にして売ったり買ったりするのである。
CIAは、また何十万ドルもの資金を費やして外国の選挙に影響をおよぼしてきたが、援助の対象となる候補者は
常に合衆国国民の利害に反し、世界権力の計画に献身する者たちばかりだった。
だが、CIAの主な影響力は、財団や大学をとおして行使されてきた。
なんともお目出たい話だが、立法・司法・行政の三部門を有する憲法に立脚したみずからの政府が、
三部門すべての基本政策を作成する財団によって全面的に乗っ取られたままであることに、アメリカ国民は気づいていない。
通貨政策は、通貨制度を規制する憲法上の権限を有する合衆国議会に関係なく、ブルッキングズ研究所で作成され、連邦準備制度をとおして実施に移される。
社会政策はフォード財団とロックフェラー財団で作成され、議会で立法化されて、あらゆる異議申し立てをしりぞけ最高裁判所によって支持される。
外交政策は行政部門の特権であるが、財団の「研究」と推薦に全面的にもとづいている。
三部門すべての職員のなかに、財団の工作員たちが大幅に浸透しているのだ。
CIAは財団と政府部門のあいだの調整機関として機能する。
ワシントン・ポスト紙の1984年12月8日付に掲載されたドン・ハリスの死亡記事がこのことを実証している。
この記事によれば、ハリスは1950年にワシントンにやってきて、経済専門家としてブルッキングズ研究所に勤務し、
その後CIAに移って極東部門と西ヨーロッパ部門を3年間にわたって統括した。
それから国防情報局(DIA)の計画制作部門に参加し、1983年まで勤務した。
マクジョージ・バンディが1964年に刊行した『外交の諸次元』では、このように述べられている。
「戦後のアメリカの大学での地域研究計画のすべては、OSS経験者たちが担当し、指導し、促進した。
地域研究講座のある大学と合衆国政府の情報収集諸機関とのあいだには、人員の相互浸透がかなり行われている」
バンディはフォード財団の理事長として人員の相互浸透をよく知る立場にあった。1984年4月21日のワシントン・ポスト紙はこう報じている。
CIAは空軍情報助成金などの「防衛」工作を通して資金を数多くの大学に注ぎ込んでいたが、
そうした大学はデューク大学、スタンフォード大学、テキサス大学など多数あった。
ピッツバーグ大学の学長ウェズレー・ポスヴァーは、自身が退役空軍情報部大佐だった関係から、
空軍情報部長ジェームズ・F・プファウツから回されてくる多額の空軍情報助成金を受け取った。
ポスヴァーはドイツ・マーシャル基金のメンバーでもある。
第六章 世界権力の諜報機関CIAの機密活動を暴く
P83
◇財団にまるごと乗っ取られたアメリカの立法・司法・行政部門◇
アレン・W・ダレスが新しい情報機関の長官〔在任1953~61年〕になった。副長官はフランク・ウィズナーが務めた。
当初の職員5000名から、1955年までに1万5000名に膨張した。
1974年には、1万6500名の職員と7億5000万ドルの予算を有していた。
国家安全保障局(NSA)あ全体で「情報」のための費用に60億ドルの予算を割り当てられた。
CIAは中央投資局といわれることがしばしばあるが、その理由はドノヴァンやダレスなどの幹部連中がウォール街出身だからではなく、
CIAが数多くの商業工作に携わってきたからである。CIAが内部関係者に「会社」と呼ばれるのは偶然ではない。
株の取引のかなりの部分が、CIAの内部情報にもとづいている。
つまり、世界中でCIAが集めた秘密情報を基礎にして売ったり買ったりするのである。
CIAは、また何十万ドルもの資金を費やして外国の選挙に影響をおよぼしてきたが、援助の対象となる候補者は
常に合衆国国民の利害に反し、世界権力の計画に献身する者たちばかりだった。
だが、CIAの主な影響力は、財団や大学をとおして行使されてきた。
なんともお目出たい話だが、立法・司法・行政の三部門を有する憲法に立脚したみずからの政府が、
三部門すべての基本政策を作成する財団によって全面的に乗っ取られたままであることに、アメリカ国民は気づいていない。
通貨政策は、通貨制度を規制する憲法上の権限を有する合衆国議会に関係なく、ブルッキングズ研究所で作成され、連邦準備制度をとおして実施に移される。
社会政策はフォード財団とロックフェラー財団で作成され、議会で立法化されて、あらゆる異議申し立てをしりぞけ最高裁判所によって支持される。
外交政策は行政部門の特権であるが、財団の「研究」と推薦に全面的にもとづいている。
三部門すべての職員のなかに、財団の工作員たちが大幅に浸透しているのだ。
CIAは財団と政府部門のあいだの調整機関として機能する。
ワシントン・ポスト紙の1984年12月8日付に掲載されたドン・ハリスの死亡記事がこのことを実証している。
この記事によれば、ハリスは1950年にワシントンにやってきて、経済専門家としてブルッキングズ研究所に勤務し、
その後CIAに移って極東部門と西ヨーロッパ部門を3年間にわたって統括した。
それから国防情報局(DIA)の計画制作部門に参加し、1983年まで勤務した。
マクジョージ・バンディが1964年に刊行した『外交の諸次元』では、このように述べられている。
「戦後のアメリカの大学での地域研究計画のすべては、OSS経験者たちが担当し、指導し、促進した。
地域研究講座のある大学と合衆国政府の情報収集諸機関とのあいだには、人員の相互浸透がかなり行われている」
バンディはフォード財団の理事長として人員の相互浸透をよく知る立場にあった。1984年4月21日のワシントン・ポスト紙はこう報じている。
CIAは空軍情報助成金などの「防衛」工作を通して資金を数多くの大学に注ぎ込んでいたが、
そうした大学はデューク大学、スタンフォード大学、テキサス大学など多数あった。
ピッツバーグ大学の学長ウェズレー・ポスヴァーは、自身が退役空軍情報部大佐だった関係から、
空軍情報部長ジェームズ・F・プファウツから回されてくる多額の空軍情報助成金を受け取った。
ポスヴァーはドイツ・マーシャル基金のメンバーでもある。
2022/05/18(水) 11:18:52.14ID:X/6qIGFx0
■知られざる世界権力の仕組み 寄生体シンジケートが富と権力を握る 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
P99
◇「ヴェトナム建国の父」ホー・チ・ミンはOSS(GHQの前身のアメリカ情報調整局)の工作員だった
R・ハリス・スミスは『OSSの裏面史』のなかで次のような話を書いている。
ホー・チ・ミンは、第二次世界大戦中に昆明にいたOSS大佐ポール・ヘリウェルに接触してきて、スパイとして徴用された。
まもなくホーの報告書はワシントンのOSS本部で最優先扱いとなり、ドノヴァン将軍の机に直接回されるようになった。
のちにマイアミでタイ政府の領事を務めたヘリウェルとソコニー石油役員のオースティン・グラス少佐が、ホーの革命闘争のために武器を送った。
OSSから初期のホーを支援したもう一人の人物が、パリの大銀行家の甥ティボー・ド・サンファル中尉だった。
のちにジャーナリストのロバート・シャプレンはこういう話を聞いた。
チェース・マンハッタン銀行の役員の一人がホーの人里離れた司令部にパラシュートで降りたったとき、
ゲリラの指導者はマラリアと赤痢でいまにも死にそうだった。
しかし、余命数時間しかないところに、OSSの医師ポール・ホーグランドが舞い込んできてくれたので、命拾いした。
新薬のサルファ剤とキニーネを投与してホーの命を救ったのである。
ホーグランドは、その後1970年代までCIA本部に勤めたが、常に「ホーの命を救った男」として有名であった。
ホーが危機を脱すると、1945年11月にOSSの特殊分遺隊ディアチームがホーの司令部に派遣された。
このディアチームの隊員たちは全員こぞって、フランスの「帝国主義者」つまり植民地政府を弾劾していた。
ワシントンの最上層部で、フランス撤退すべしとの決定が出ていたことが彼らの誇りだった。
このチームの優秀な隊員の一人にニコラス・ディーク大尉がいた。ハンガリー人で、現在はディーク・ペレイラの社長である。
彼はスイスとオーストリアの銀行数行の支配株を握り、合衆国やカナダ、極東で外国為替取引を操作している。
フランスは「同盟国アメリカ」がホーのヴェトミン〔ヴェトナム独立同盟〕軍の訓練と武器供給を行っていることを知って困惑した。
ホーが知らされていたのは、ドノヴァン将軍は大きな経済権益(世界商業社)を代表していて、この会社がインドシナにおける「経済特権」と引き換えに
ヴェトナムの鉄道・道路を再建する計画だ、ということだった。
1945年10月、OSSは「ヴェトナム親善協会」を設立・後援した。会長はOSSのカールトン・H・スウィフト中佐だった。
OSSはホー・チ・ミンの軍勢を最新兵器で武装させ、ザップ将軍の率いる軍隊の精鋭200名に高度の浸透破壊工作訓練をほどこした。
のちにヴェトナム戦争でアメリカ部隊に対する攻撃を指揮したのは、これらの精鋭たちだった。
OSSがヴェトミンやそのほか世界中のテロリスト集団を支援していることを知り、ロバート・ウェルチ〔1899~1985。ジョン・バーチ協会の創立者〕は次のように告発した。
「OSSは、ヨーロッパとアジアの共産主義テロ組織の背後にアメリカの補給品や武器、資金そして威信をどっさり投げ捨ててきたのだ」
P99
◇「ヴェトナム建国の父」ホー・チ・ミンはOSS(GHQの前身のアメリカ情報調整局)の工作員だった
R・ハリス・スミスは『OSSの裏面史』のなかで次のような話を書いている。
ホー・チ・ミンは、第二次世界大戦中に昆明にいたOSS大佐ポール・ヘリウェルに接触してきて、スパイとして徴用された。
まもなくホーの報告書はワシントンのOSS本部で最優先扱いとなり、ドノヴァン将軍の机に直接回されるようになった。
のちにマイアミでタイ政府の領事を務めたヘリウェルとソコニー石油役員のオースティン・グラス少佐が、ホーの革命闘争のために武器を送った。
OSSから初期のホーを支援したもう一人の人物が、パリの大銀行家の甥ティボー・ド・サンファル中尉だった。
のちにジャーナリストのロバート・シャプレンはこういう話を聞いた。
チェース・マンハッタン銀行の役員の一人がホーの人里離れた司令部にパラシュートで降りたったとき、
ゲリラの指導者はマラリアと赤痢でいまにも死にそうだった。
しかし、余命数時間しかないところに、OSSの医師ポール・ホーグランドが舞い込んできてくれたので、命拾いした。
新薬のサルファ剤とキニーネを投与してホーの命を救ったのである。
ホーグランドは、その後1970年代までCIA本部に勤めたが、常に「ホーの命を救った男」として有名であった。
ホーが危機を脱すると、1945年11月にOSSの特殊分遺隊ディアチームがホーの司令部に派遣された。
このディアチームの隊員たちは全員こぞって、フランスの「帝国主義者」つまり植民地政府を弾劾していた。
ワシントンの最上層部で、フランス撤退すべしとの決定が出ていたことが彼らの誇りだった。
このチームの優秀な隊員の一人にニコラス・ディーク大尉がいた。ハンガリー人で、現在はディーク・ペレイラの社長である。
彼はスイスとオーストリアの銀行数行の支配株を握り、合衆国やカナダ、極東で外国為替取引を操作している。
フランスは「同盟国アメリカ」がホーのヴェトミン〔ヴェトナム独立同盟〕軍の訓練と武器供給を行っていることを知って困惑した。
ホーが知らされていたのは、ドノヴァン将軍は大きな経済権益(世界商業社)を代表していて、この会社がインドシナにおける「経済特権」と引き換えに
ヴェトナムの鉄道・道路を再建する計画だ、ということだった。
1945年10月、OSSは「ヴェトナム親善協会」を設立・後援した。会長はOSSのカールトン・H・スウィフト中佐だった。
OSSはホー・チ・ミンの軍勢を最新兵器で武装させ、ザップ将軍の率いる軍隊の精鋭200名に高度の浸透破壊工作訓練をほどこした。
のちにヴェトナム戦争でアメリカ部隊に対する攻撃を指揮したのは、これらの精鋭たちだった。
OSSがヴェトミンやそのほか世界中のテロリスト集団を支援していることを知り、ロバート・ウェルチ〔1899~1985。ジョン・バーチ協会の創立者〕は次のように告発した。
「OSSは、ヨーロッパとアジアの共産主義テロ組織の背後にアメリカの補給品や武器、資金そして威信をどっさり投げ捨ててきたのだ」
2022/05/18(水) 11:20:04.18ID:X/6qIGFx0
ディアチームの連中は、ホーが共産主義への忠誠心よりもはるかに勝る民族愛国心を持つ偉大な政治家だと主張した。
1953年8月12日、国務長官ジョン・フォレスター・ダレスは、東南アジアの進展する政治情勢を監督するため、ドノヴァンをタイ大使〔~54年〕に任命した。
ドノヴァンの補佐官はウィリアム・J・ファン・デン・ヒューヴェルだった。
ドノヴァンは合衆国に帰国後、1956年に脳卒中にやられた。
サットンプレイスのマンションに引きこもり、法律事務所にもめったに出向かなかった。
1957年には二度目の脳卒中に見舞われ、脳委縮症の後遺症が残った。
なんとか2、3年はもちこたえたが、結局ウォルターリード病院に入院して、ここで1959年2月に死亡した。
OSSの訓練を受けたホー・チ・ミンの軍勢は、フランス植民地政府に対して着実に猛攻撃を続けた。
ジョン・フォスター・ダレスは裏表の役割を演じ分け、ジョルジュ・ビドー〔1899~1983。フランスの政治家、外相・首相を歴任〕と会談し、
フランスが精いっぱい頑張るようにハッパをかけた。「アメリカは支援する」とダレスは約束した。
フランス勢がディエンビエンフーで包囲されると、ビドーは自分の戦略を説明するために、ダレスの約束をフランス議会で読み上げた。
ディエンビエンフーは77日間におよぶ攻防戦のあと陥落した〔1954年5月〕。そしてフランス政府は敗北した。
フィガロ紙は、アメリカ国務省とホワイトハウスとクレムリンには裏取引があって、ちょうど朝鮮半島でやったように、
仏領インドシナを合衆国地域とソ連地域に分割するつもりなのだと論じた。
裏取引でどのような合意が達成されていたにせよ、リンドン・B・ジョンソンの財政支援者ブラウン&ルート社によって建造された
10億ドルのダナン空港や巨大な海軍施設を現在、ロシアの陸海軍が自由に使用しているのはまぎれもない事実である。
1953年8月12日、国務長官ジョン・フォレスター・ダレスは、東南アジアの進展する政治情勢を監督するため、ドノヴァンをタイ大使〔~54年〕に任命した。
ドノヴァンの補佐官はウィリアム・J・ファン・デン・ヒューヴェルだった。
ドノヴァンは合衆国に帰国後、1956年に脳卒中にやられた。
サットンプレイスのマンションに引きこもり、法律事務所にもめったに出向かなかった。
1957年には二度目の脳卒中に見舞われ、脳委縮症の後遺症が残った。
なんとか2、3年はもちこたえたが、結局ウォルターリード病院に入院して、ここで1959年2月に死亡した。
OSSの訓練を受けたホー・チ・ミンの軍勢は、フランス植民地政府に対して着実に猛攻撃を続けた。
ジョン・フォスター・ダレスは裏表の役割を演じ分け、ジョルジュ・ビドー〔1899~1983。フランスの政治家、外相・首相を歴任〕と会談し、
フランスが精いっぱい頑張るようにハッパをかけた。「アメリカは支援する」とダレスは約束した。
フランス勢がディエンビエンフーで包囲されると、ビドーは自分の戦略を説明するために、ダレスの約束をフランス議会で読み上げた。
ディエンビエンフーは77日間におよぶ攻防戦のあと陥落した〔1954年5月〕。そしてフランス政府は敗北した。
フィガロ紙は、アメリカ国務省とホワイトハウスとクレムリンには裏取引があって、ちょうど朝鮮半島でやったように、
仏領インドシナを合衆国地域とソ連地域に分割するつもりなのだと論じた。
裏取引でどのような合意が達成されていたにせよ、リンドン・B・ジョンソンの財政支援者ブラウン&ルート社によって建造された
10億ドルのダナン空港や巨大な海軍施設を現在、ロシアの陸海軍が自由に使用しているのはまぎれもない事実である。
2022/05/18(水) 11:21:45.41ID:X/6qIGFx0
■知られざる世界権力の仕組み 寄生体シンジケートが富と権力を握る 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
第七章 「財団」とは世界権力の犯罪シンジケートである
P191
◇ロックフェラーと密接なカーネギー財団◇
アンドルー・カーネギー〔1835~1919。スコットランドに生まれ米国に移住、製鉄業で大成功し、鉄鋼王と称される〕の名前は、
アメリカの財団の一覧表のうえで重要な地位を占めているが、カーネギーの五つの財団〔1904年カーネギー英雄基金、
1908年カーネギー教育振興基金、1909年ワシントン・カーネギー研究所、1911年カーネギー財団、1921年カーネギー国際平和基金〕
は長年にわたってロックフェラー財団の単なる付録にすぎなかった。
カーネギーは自分が創設した鉄鋼会社の株をJ・P・モルガンとロスチャイルドに10億ドルで売却したが、
その金を持ったまま「サヨナラ」することは許されなかった。
セシル・ローズやロックフェラーなどと同じくカーネギーも、その金を注ぎ込んで世界権力の計画の実行を旨とする財団をつくるように命令されたのである。
1909年に「ワシントン・カーネギー研究所」が法人登記されたときの設立発起人は次の7名であった。
●ダニエル・コイト・ギルマン ●クリーヴランド・H・ドッジ ●フレデリック・A・デラノ
●アンドルー・ディクソン・ホワイト ●エリフ・ルート ●ダリウス・オグデン・ミルズ ●ウィリアム・E・モロー
もともとの設立発起人のなかに、ラッセル信託の3人の設立発起人のうち2人、つまりギルマンとホワイトが含まれていることに注目してほしい。
1921年に「カーネギー国際平和基金」を法人組織にしたのは、次の6人である。
●フレデリック・A・デラノ ●ロバート・S・ブルッキングズ ●エリフ・ルート(初代理事長)
●ジョン・W・デーヴィス ●ドワイト・モロー ●ジェームズ・T・ショットウェル
以上に見られるように、主要な財団はすべて世界権力の隠れ蓑の役目を果たす一握りの同じ連中、銀行家や弁護士たちによって組織されたのである。
ジェームズ・T・ショットウェル〔1874~1965年〕は、60年以上のあいだ世界権力の目標を見事に体現した。
1874年にカナダに生まれ、1900年に歴史学教授としてコロンビア大学の教授陣に加わった。
1916年にハウス大佐に招かれて、ウォルターリップマンとともに研究集団「インクワイアリー」を結成し、
「戦後の政治的・経済的・歴史的および法律的な発展を研究する」ことになった。
ところがなんと、合衆国は戦争に参加してさえいなかったのだ!
この研究集団がヴェルサイユの平和交渉アメリカ委員会の中核となり、講和条約を起草したのである。
1917年、ショットウェルはウッドロー・ウィルソン大統領の顧問になった。
そして平和交渉アメリカ委員会の公式歴史家に任命され、実際にヴェルサイユ条約の社会補償条項を起草した。
また、150巻におよぶ第一次世界大戦の歴史〔『世界大戦経済社会史』1919~29年、カーネギー国際平和基金後援〕を著わし、コロンビア大学から出版した。
戦時中ハーバート・フーヴァーの親友となり、フーヴァー研究所の設立をすすめた。
ショットウェルは国際労働会議を組織し、1924年にはカーネギー国際平和基金に加わった。
1941年、ショットウェルは共産党指導者のアール・ブローダーの釈放を要求する委員会の中心人物となった。
その前年の1940年に国務省に入り、44年まで在職した。
フランクリン・D・ルーズヴェルトが、国務省のアルジャー・ヒスやヘンリー・ウォレス、サムナー・ウェルズたちのチームに参加して
国際連合の創設にあたってほしいと頼んだとき、ショットウェルはすでに平和機構研究委員会の議長だった。
彼は、この委員会を手回しよく戦争がはじまる前の1939年に設立していたのだ。1916年にやったのと同じだった!
国際連合創設のためのサンフランシスコ会議〔1945年4~6月〕ではアルジャー・ヒスとともに名誉議長を務めた。
ヒスが逮捕されると、ヒスの跡を継いでカーネギー国際平和基金の理事長になった。
1948年度のカーネギー国際平和基金の理事の名簿には、アメリカの支配閥の名前がゾロゾロと出てくる。
●ジョン・W・デーヴィス ●フレデリック・A・デラノ ●ジョン・フォレスター・ダレス
●ドワイト・デイヴィッド・アイゼンハワー ●ダグラス・S・フリーマン
●フランシス・P・ゲインズ(ワシントン&リー大学総長) ●アルジャー・ヒス ●フィリップ・C・ジェサップ
●デイヴィッド・ロックフェラー ●エリオット・ワッズワース
第七章 「財団」とは世界権力の犯罪シンジケートである
P191
◇ロックフェラーと密接なカーネギー財団◇
アンドルー・カーネギー〔1835~1919。スコットランドに生まれ米国に移住、製鉄業で大成功し、鉄鋼王と称される〕の名前は、
アメリカの財団の一覧表のうえで重要な地位を占めているが、カーネギーの五つの財団〔1904年カーネギー英雄基金、
1908年カーネギー教育振興基金、1909年ワシントン・カーネギー研究所、1911年カーネギー財団、1921年カーネギー国際平和基金〕
は長年にわたってロックフェラー財団の単なる付録にすぎなかった。
カーネギーは自分が創設した鉄鋼会社の株をJ・P・モルガンとロスチャイルドに10億ドルで売却したが、
その金を持ったまま「サヨナラ」することは許されなかった。
セシル・ローズやロックフェラーなどと同じくカーネギーも、その金を注ぎ込んで世界権力の計画の実行を旨とする財団をつくるように命令されたのである。
1909年に「ワシントン・カーネギー研究所」が法人登記されたときの設立発起人は次の7名であった。
●ダニエル・コイト・ギルマン ●クリーヴランド・H・ドッジ ●フレデリック・A・デラノ
●アンドルー・ディクソン・ホワイト ●エリフ・ルート ●ダリウス・オグデン・ミルズ ●ウィリアム・E・モロー
もともとの設立発起人のなかに、ラッセル信託の3人の設立発起人のうち2人、つまりギルマンとホワイトが含まれていることに注目してほしい。
1921年に「カーネギー国際平和基金」を法人組織にしたのは、次の6人である。
●フレデリック・A・デラノ ●ロバート・S・ブルッキングズ ●エリフ・ルート(初代理事長)
●ジョン・W・デーヴィス ●ドワイト・モロー ●ジェームズ・T・ショットウェル
以上に見られるように、主要な財団はすべて世界権力の隠れ蓑の役目を果たす一握りの同じ連中、銀行家や弁護士たちによって組織されたのである。
ジェームズ・T・ショットウェル〔1874~1965年〕は、60年以上のあいだ世界権力の目標を見事に体現した。
1874年にカナダに生まれ、1900年に歴史学教授としてコロンビア大学の教授陣に加わった。
1916年にハウス大佐に招かれて、ウォルターリップマンとともに研究集団「インクワイアリー」を結成し、
「戦後の政治的・経済的・歴史的および法律的な発展を研究する」ことになった。
ところがなんと、合衆国は戦争に参加してさえいなかったのだ!
この研究集団がヴェルサイユの平和交渉アメリカ委員会の中核となり、講和条約を起草したのである。
1917年、ショットウェルはウッドロー・ウィルソン大統領の顧問になった。
そして平和交渉アメリカ委員会の公式歴史家に任命され、実際にヴェルサイユ条約の社会補償条項を起草した。
また、150巻におよぶ第一次世界大戦の歴史〔『世界大戦経済社会史』1919~29年、カーネギー国際平和基金後援〕を著わし、コロンビア大学から出版した。
戦時中ハーバート・フーヴァーの親友となり、フーヴァー研究所の設立をすすめた。
ショットウェルは国際労働会議を組織し、1924年にはカーネギー国際平和基金に加わった。
1941年、ショットウェルは共産党指導者のアール・ブローダーの釈放を要求する委員会の中心人物となった。
その前年の1940年に国務省に入り、44年まで在職した。
フランクリン・D・ルーズヴェルトが、国務省のアルジャー・ヒスやヘンリー・ウォレス、サムナー・ウェルズたちのチームに参加して
国際連合の創設にあたってほしいと頼んだとき、ショットウェルはすでに平和機構研究委員会の議長だった。
彼は、この委員会を手回しよく戦争がはじまる前の1939年に設立していたのだ。1916年にやったのと同じだった!
国際連合創設のためのサンフランシスコ会議〔1945年4~6月〕ではアルジャー・ヒスとともに名誉議長を務めた。
ヒスが逮捕されると、ヒスの跡を継いでカーネギー国際平和基金の理事長になった。
1948年度のカーネギー国際平和基金の理事の名簿には、アメリカの支配閥の名前がゾロゾロと出てくる。
●ジョン・W・デーヴィス ●フレデリック・A・デラノ ●ジョン・フォレスター・ダレス
●ドワイト・デイヴィッド・アイゼンハワー ●ダグラス・S・フリーマン
●フランシス・P・ゲインズ(ワシントン&リー大学総長) ●アルジャー・ヒス ●フィリップ・C・ジェサップ
●デイヴィッド・ロックフェラー ●エリオット・ワッズワース
2022/05/18(水) 11:22:28.94ID:X/6qIGFx0
P195
◇ゾルゲに資金を提供したフィリップ・ジェサップの太平洋問題調査会◇
このうち、重要メンバーのフィリップ・C・ジェサップは共産党の偽装グループと幾重にもつながっていて、
1951年10月の合衆国国連代表にジェサップを認証することにあえて反対投票する上院議員はただの一人もいなかったほどである。
トルーマン大統領はジェサップの名前を取り下げることを頑として拒んだものの、結局は代表「代理」として派遣した。
ジェサップはハーグの国際司法裁判所でエリフ・ルートの補佐官を務めた。
国際救済復興機関(UNPRA)ではハーバート・リーマン事務局長の次官補だった。
リーマンの次官はローレンス・ダガンで、のちに窓から身を投げた人物である。
ジェサップはかつてブレトンウッズ会議で合衆国代表となり、国連創設サンフランシスコ会議ではヒスの司法機関担当補佐官を務めた。
ジェサップは太平洋問題調査会(IPR)太平洋会議の議長を務めた。この調査会は共産主義者による諜略と諜報活動の温床となった。
ソ連のスパイだったリヒャルト・ゾルゲが日本で自分の諜報網をつくったとき、太平洋問題調査会がゾルゲに資金を出していたのである。
IPRの会合では、ローレンス・ロックフェラーが事務局長を務めた。
マッカラン委員会は太平洋問題調査会について次のように報告している。
「太平洋問題調査会はアメリカ共産党およびソ連政府高官によって共産主義の政策・煽動・軍事諜報活動のための道具と見なされてきた」
1945年6月、FBIはIPRのアメラシア誌の事務所を襲撃し、1800点におよぶ盗まれた政府機密書類を押収して、共産主義者スパイを数名逮捕した。
その翌年、ロックフェラー財団は23万3000ドルをIPRに寄付した。
ジェサップはJ・P・モルガン商会の共同経営者である裕福なストーツベリー家の一員だった。
兄弟のジョン・ジェサップは大金持ちの銀行家で、エクイタブル・トラストの会長であり、コカ・コーラとダイヤモンド・ステート電話会社の役員だった。
◇ゾルゲに資金を提供したフィリップ・ジェサップの太平洋問題調査会◇
このうち、重要メンバーのフィリップ・C・ジェサップは共産党の偽装グループと幾重にもつながっていて、
1951年10月の合衆国国連代表にジェサップを認証することにあえて反対投票する上院議員はただの一人もいなかったほどである。
トルーマン大統領はジェサップの名前を取り下げることを頑として拒んだものの、結局は代表「代理」として派遣した。
ジェサップはハーグの国際司法裁判所でエリフ・ルートの補佐官を務めた。
国際救済復興機関(UNPRA)ではハーバート・リーマン事務局長の次官補だった。
リーマンの次官はローレンス・ダガンで、のちに窓から身を投げた人物である。
ジェサップはかつてブレトンウッズ会議で合衆国代表となり、国連創設サンフランシスコ会議ではヒスの司法機関担当補佐官を務めた。
ジェサップは太平洋問題調査会(IPR)太平洋会議の議長を務めた。この調査会は共産主義者による諜略と諜報活動の温床となった。
ソ連のスパイだったリヒャルト・ゾルゲが日本で自分の諜報網をつくったとき、太平洋問題調査会がゾルゲに資金を出していたのである。
IPRの会合では、ローレンス・ロックフェラーが事務局長を務めた。
マッカラン委員会は太平洋問題調査会について次のように報告している。
「太平洋問題調査会はアメリカ共産党およびソ連政府高官によって共産主義の政策・煽動・軍事諜報活動のための道具と見なされてきた」
1945年6月、FBIはIPRのアメラシア誌の事務所を襲撃し、1800点におよぶ盗まれた政府機密書類を押収して、共産主義者スパイを数名逮捕した。
その翌年、ロックフェラー財団は23万3000ドルをIPRに寄付した。
ジェサップはJ・P・モルガン商会の共同経営者である裕福なストーツベリー家の一員だった。
兄弟のジョン・ジェサップは大金持ちの銀行家で、エクイタブル・トラストの会長であり、コカ・コーラとダイヤモンド・ステート電話会社の役員だった。
2022/05/18(水) 11:23:50.55ID:X/6qIGFx0
■知られざる世界権力の仕組み 寄生体シンジケートが富と権力を握る 1992年出版(著者)ユースタス・マリンズ■
P204
◇世界権力傘下の報道関係者に金をバラまくジョン&メアリー・マークル財団◇
カーネギーの五つの財団の役員たちは、ジョン&メアリー・マークル財団とも役員を兼任している。
ジョン&メアリー・マークル財団は1927年に基金5000万ドルで設立された。
この財団の支出は、世界権力の目標を支持する報道関係者たちに金をバラまくために使われる。
マークルは合衆国最大の石炭相場師で、ロックフェラー家、デラノ家とともにケンタニア石炭会社の共同経営者だった。
このケンタニア石炭会社が、ほんの数セントと引き替えにケンタッキーやテネシーの貧しい住民たちから何百万エーカーという土地を手に入れ、
保有した鉱区から何十億ドルもの石炭を搬出したのである。
1933年にルーズヴェルトはマークルを訪ねて、石炭ストライキを収めるのに手を貸してくれるよう依頼した。
ジョン&メアリー・マークル財団の初代の理事長は、1910年に連邦準備法の草案を作成したジキル島チーム
〔ジョージア州にある保養地ジキル島で準備会合を開いた8人の政治家・銀行家〕の一員のフランク・C・ヴァンダーリップであった。
ジョン&メアリー・マークル財団の現在の役員は、以下の人びとから構成されている。
●ロイド・N・モリセット(現理事長、1967年以来カーネギー財団の副理事長、かつてランド研究所会長、アメリカ・ドイツ会議理事)
●ダニエル・ポメロイ・デーヴィソン(F・トルービー・デーヴィソンとドロシー・ピーボディの息子、USトラスト会長、J・P・モルガン、
モルガン・ギャランティ・トラストおよびスコヴィルの役員)
●ジョエル・L・フライシュマン(フライシュマン財団、フォード財団およびアルフレッド・P・スローン財団の理事を兼任)
●バーバラ・ハウプトヒューラー(サン石油副社長ロバート・P・〔シェーンフート〕・ハウブトヒューラーの妻)
●F・ウォレン・ヒルマン(1959年以来リーマン・ブラザーズ勤務、ピーボディ・インターナショナル社社長)
●マクシミリアン・ケンプナー(弁護士、ドイツ生まれ、歴史のあるフォン・メンデルスゾーン銀行商会のメンバー、アメリカ・ドイツ会議の理事)
●ガートルード・マイケルソン(1947年以来メーシー百貨店の副社長、チャッブ社〔米国大手損保会社〕クエーカー・オーツ、
ハーパー&ロー、ニューヨーク連邦準備銀行の役員、スペルマン大学理事)
●リチャード・M・スチュアート(アナコンダ社長)
P204
◇世界権力傘下の報道関係者に金をバラまくジョン&メアリー・マークル財団◇
カーネギーの五つの財団の役員たちは、ジョン&メアリー・マークル財団とも役員を兼任している。
ジョン&メアリー・マークル財団は1927年に基金5000万ドルで設立された。
この財団の支出は、世界権力の目標を支持する報道関係者たちに金をバラまくために使われる。
マークルは合衆国最大の石炭相場師で、ロックフェラー家、デラノ家とともにケンタニア石炭会社の共同経営者だった。
このケンタニア石炭会社が、ほんの数セントと引き替えにケンタッキーやテネシーの貧しい住民たちから何百万エーカーという土地を手に入れ、
保有した鉱区から何十億ドルもの石炭を搬出したのである。
1933年にルーズヴェルトはマークルを訪ねて、石炭ストライキを収めるのに手を貸してくれるよう依頼した。
ジョン&メアリー・マークル財団の初代の理事長は、1910年に連邦準備法の草案を作成したジキル島チーム
〔ジョージア州にある保養地ジキル島で準備会合を開いた8人の政治家・銀行家〕の一員のフランク・C・ヴァンダーリップであった。
ジョン&メアリー・マークル財団の現在の役員は、以下の人びとから構成されている。
●ロイド・N・モリセット(現理事長、1967年以来カーネギー財団の副理事長、かつてランド研究所会長、アメリカ・ドイツ会議理事)
●ダニエル・ポメロイ・デーヴィソン(F・トルービー・デーヴィソンとドロシー・ピーボディの息子、USトラスト会長、J・P・モルガン、
モルガン・ギャランティ・トラストおよびスコヴィルの役員)
●ジョエル・L・フライシュマン(フライシュマン財団、フォード財団およびアルフレッド・P・スローン財団の理事を兼任)
●バーバラ・ハウプトヒューラー(サン石油副社長ロバート・P・〔シェーンフート〕・ハウブトヒューラーの妻)
●F・ウォレン・ヒルマン(1959年以来リーマン・ブラザーズ勤務、ピーボディ・インターナショナル社社長)
●マクシミリアン・ケンプナー(弁護士、ドイツ生まれ、歴史のあるフォン・メンデルスゾーン銀行商会のメンバー、アメリカ・ドイツ会議の理事)
●ガートルード・マイケルソン(1947年以来メーシー百貨店の副社長、チャッブ社〔米国大手損保会社〕クエーカー・オーツ、
ハーパー&ロー、ニューヨーク連邦準備銀行の役員、スペルマン大学理事)
●リチャード・M・スチュアート(アナコンダ社長)
2022/05/18(水) 11:24:12.62ID:X/6qIGFx0
P206
◇ドイツ支配用の財団組織、アメリカ・ドイツ会議とドイツ・マーシャル基金◇
カーネギーの財団およびジョン&メアリー・マークル財団の理事は、アメリカ・ドイツ会議の理事を兼任している。
アメリカ・ドイツ会議は1952年に設立された。「自由」国家西ドイツを支配する組織である。
デイヴィッド・クラインはアメリカ・ドイツ会議の理事で、次のような経歴の持ち主である。
●デイヴィッド・クライン(1947年以来合衆国外交部門に勤務、1950んrンから国務省のロシア専門家、
1952~54年モスクワ勤務、1957~60年ボン駐在政治担当官、1971~74年ベルリン駐在公使)
アメリカ・ドイツ会議はドイツ・マーシャル基金とともに軍事被占領国ドイツの政府・学界・通信をガッチリと支配し続けている。
2100万ドルの基金をもつドイツ・マーシャル基金はCIAの一部門であり、ワシントンに本部を置き、ドイツの諸問題を監督するために年間500万ドルを使っている。
ドイツ・マーシャル基金の理事には以下のような人々がいる。
●フランク・ロイ(理事長、ニュルンベルク生まれ、父親の名前はレーヴィだったが、彼は英語風の現在の綴り〔ロイ〕に変えた。1939年渡米、ハーバード大学に学ぶ。
1954~65年西海岸の有力なオメルヴェニー&マイヤーズ法律事務所に参加、1965~70年AID〔国際開発庁、国務省の一庁〕の政治部門兼特別経済専門家、
1970年~73年パンナム航空副社長、1967~79年ペンシルベニア社社長、アーディダ社〔ペン・セントラル社子会社〕バックアイ・パイプライン社、エッジウォーター石油会社の各役員)
●ユージーン・B・スコルニコフ(理事会議長、ローズ奨学生、カーネギー国際平和基金、フォード財団の理事、1963~65年ロックフェラー財団理事、国際研究センター議長、
1958~63年および1977年~81年大統領特別補佐官、ユダヤ機関連盟理事長、ヘブライ・ユニオン大学学長)
●アーヴィング・ブルーストーン
●ハーヴェイ・ブルックス(1950年以来ハーバード大学物理学教授、レイセオン〔1928年創立の米国の航空機・防衛機器メーカー〕役員)
以下略
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上のドイツに関連した財団組織の発端は、第二次世界大戦後ドイツの荒廃化を決定したモーゲンソープランにあった。
こうした組織がドイツで厳重な検閲制度を維持し、ソ連の国境線の保護(これが第一関心事)を目指した。
同時に世界権力のおかげでドイツ国民は冷酷な経済的搾取にさらされ、ドイツの労働者は莫大な賠償金の支払いを無理強いされて、
これまで300億ドル以上の金を支払ってきたのである。
◇ドイツ支配用の財団組織、アメリカ・ドイツ会議とドイツ・マーシャル基金◇
カーネギーの財団およびジョン&メアリー・マークル財団の理事は、アメリカ・ドイツ会議の理事を兼任している。
アメリカ・ドイツ会議は1952年に設立された。「自由」国家西ドイツを支配する組織である。
デイヴィッド・クラインはアメリカ・ドイツ会議の理事で、次のような経歴の持ち主である。
●デイヴィッド・クライン(1947年以来合衆国外交部門に勤務、1950んrンから国務省のロシア専門家、
1952~54年モスクワ勤務、1957~60年ボン駐在政治担当官、1971~74年ベルリン駐在公使)
アメリカ・ドイツ会議はドイツ・マーシャル基金とともに軍事被占領国ドイツの政府・学界・通信をガッチリと支配し続けている。
2100万ドルの基金をもつドイツ・マーシャル基金はCIAの一部門であり、ワシントンに本部を置き、ドイツの諸問題を監督するために年間500万ドルを使っている。
ドイツ・マーシャル基金の理事には以下のような人々がいる。
●フランク・ロイ(理事長、ニュルンベルク生まれ、父親の名前はレーヴィだったが、彼は英語風の現在の綴り〔ロイ〕に変えた。1939年渡米、ハーバード大学に学ぶ。
1954~65年西海岸の有力なオメルヴェニー&マイヤーズ法律事務所に参加、1965~70年AID〔国際開発庁、国務省の一庁〕の政治部門兼特別経済専門家、
1970年~73年パンナム航空副社長、1967~79年ペンシルベニア社社長、アーディダ社〔ペン・セントラル社子会社〕バックアイ・パイプライン社、エッジウォーター石油会社の各役員)
●ユージーン・B・スコルニコフ(理事会議長、ローズ奨学生、カーネギー国際平和基金、フォード財団の理事、1963~65年ロックフェラー財団理事、国際研究センター議長、
1958~63年および1977年~81年大統領特別補佐官、ユダヤ機関連盟理事長、ヘブライ・ユニオン大学学長)
●アーヴィング・ブルーストーン
●ハーヴェイ・ブルックス(1950年以来ハーバード大学物理学教授、レイセオン〔1928年創立の米国の航空機・防衛機器メーカー〕役員)
以下略
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上のドイツに関連した財団組織の発端は、第二次世界大戦後ドイツの荒廃化を決定したモーゲンソープランにあった。
こうした組織がドイツで厳重な検閲制度を維持し、ソ連の国境線の保護(これが第一関心事)を目指した。
同時に世界権力のおかげでドイツ国民は冷酷な経済的搾取にさらされ、ドイツの労働者は莫大な賠償金の支払いを無理強いされて、
これまで300億ドル以上の金を支払ってきたのである。
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
ニュース
- 【日中】ニトリ会長「レアアースはあらゆる部品に」 中国の輸出規制に日本の経済界からも懸念の声 政府には「早く手を打ってほしい」★7 [煮卵★]
- 【大分】生徒による暴行動画が拡散 約1分間、執拗な暴行…大分市内の中学校か 市教委が事実関係を調査 [ぐれ★]
- 【カーリング】ロコ・ソラーレに相手が注意「それはダメでしょ!」 試合中にチクリ「二度とやらないで」 [muffin★]
- 【日中】中国依存7割「レアアース」が輸出規制されたら…自動車や家電など生産への影響懸念 新車の製造遅れで中古車値上がりも ★3 [煮卵★]
- 「銀歯治療するほど赤字」貴金属高騰で歯医者ピンチ 1本あたり3000円自腹 [煮卵★]
- 「結婚しておけばよかった」月収100万円・53 歳独身男性、タワマンから東京の喧騒を見下ろす最高の自由を手にしたはずが…深い後悔 ★3 [ぐれ★]
- 【悲報】高市早苗さんの対中カード、あまりにも少なすぎる [834922174]
- 【悲報】ネトウヨ、ト ン キ ン湾事件を知らない😨 [343591364]
- 中国、困惑「高市から殴りかかってきたのにノープランで対抗策で日本が出せるカードもない…」 [931948549]
- 小泉進次郎「政府高官が核兵器保有発言をしたことを、私は確認していません」 [256556981]
- 女子「男がロキソニン持っていたら浮気。男はロキソニン飲まない」 こマ? [592058334]
- 【高市悲報】日銀、国債買いオペ9000億円 [115996789]
