【競合他社へのネガティブ投稿も発覚  武田塾「やらせ口コミ」問題、FC企業が内部調査報告】

2021年03月13日13時01分


予備校「武田塾」の一部校舎の社員が、口コミサイトで塾生を装い好意的な書き込みをしていた問題で、
同業他社の信用を傷つけるような投稿もしていたことが分かった。運営会社が2021年3月12日、明らかにした。

同社は、第三者委員会による調査を実施するなど再発防止に努めるとする。


Googleマップに五つ星レビュー
武田塾は「日本初!授業をしない」のキャッチコピーを掲げ、「A.ver」(東京都文京区)が2006年に設立。
全国で300校舎以上を展開し、「フランチャイズ方式」で急拡大している。


「やらせ」口コミが発覚したのは、千葉県柏市の校舎。
運営する「アカデミー・オブ・ファースト・パシフィック(AFP)」(東京都目黒区)の社員が、講師に対し、「Googleマップ」上に五つ星の評価とともに塾生を装った書き込みをするよう指示していた。



A.ver社の林尚弘社長は3日、公式サイトで「武田塾本部はこの事実を重く受け止め、再発防止の為に他にも該当校舎がないかを今後時間をかけて徹底調査し、全校舎へ注意喚起を行うことで、武田塾グループとしての信頼回復に努めて参ります」とコメントしている。



エリア長、他校舎長の関与も発覚 AFPは12日、日野洋一社長名義で社内調査の結果を公表した。

一部地域を統括するエリア長や校舎長数人が、武田塾の評価を上げたり、他塾の評価を下げたりする口コミを自ら投稿・管理し、
従業員へも宣伝目的の投稿を推奨していたことが分かったという。


同社は「関係各所の皆様にご迷惑・ご心配をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。再発防止として
(1)第三者委員会による調査(2)全正社員を対象としたコンプライアンス研修
(3)内部通報窓口の設置――を予定し、「コンプライアンスを重視した事業運営をこれからも行っていく所存であり、本件のような事象が発生することが今後二度とないように適切な対策をとってまいります」と誓った。