完璧主義やインターネットの匿名性よりも「興味」が勝っている状態がこの心理です。嫌いな相手でも、「何故自分と違う考え方を持つのか」「どうしてそういった行動を取るのか」が気になってしまいます。
「アンチ活動を行う人は、実はアンチ対象のファンである」という説もあるほど、色々と調べて研究した挙げ句、アンチ活動を続ける方もいます。
アンチ活動を行っている人同士は非常に仲が良く、結束も強いことが多いようです。
この理由には2つあります。1つは「連帯感が持てる」もう1つは「自分の意見が認められる」からです。
同じ対象に対してアンチ活動をしている人は、やはり同じような批判や意見を持っています。そうすると、自然と気持ちも一緒に盛り上がり、連帯感を持てます。
また、「自分の意見が認められる」のもアンチ同士が仲良くなれる理由です。承認欲求が満たされ、かつ相手と自分の意見が一致すれば一時的にでもわかり合えると感じるでしょう。
さらに自分の意見が評価されれば、アンチ活動の「やり甲斐」が出てきます。評価し合い、認め合う。これができるとアンチの輪からはなかなか離れられません。