徹夜が危ない!? 認知症のリスクにも
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180619-OYTET50022/

アルツハイマー病の患者の多くは脳内にアミロイドβが蓄積されており、アルツハイマー病の発症にはアミロイドβが大きく関わっていると考えられている。
このほど、米国立アルコール乱用・依存症研究所などの研究グループは、たった一晩の徹夜であっても、睡眠不足により脳内のアミロイドβが増加することが分かったと報告した。
軽度認知障害とアルツハイマー病を有する人は、健康な高齢者と比較して、脳内のアミロイドβ量がそれぞれ21%、43%増加しているとの報告がある。
しかし、今回観察された一晩の徹夜によるアミロイドβ量の増加は5%だった。
また、アミロイドβ量が多いと、疲れや不安、いらいら感が強まり、反対に友好的な感情や幸福感などが弱まる傾向が示された。
研究グループは「たった一晩徹夜しただけでも、脳内のアミロイドβ量が局所的に増加することが示された。このアミロイドβの蓄積は、睡眠中に活発化する老廃物排出機能の欠如によるものと解釈している」とコメント。