「流儀があった」「学びがあった」40〜50代が「2ちゃんねる」を懐かしがる理由
元祖「2ちゃんねる」は1999年に登場し、その後10年ほど全盛を誇った伝説の巨大匿名掲示板だ。バスジャック事件犯人の投稿などが大きく報道されたことで、当時テレビなどでは「便所の落書き」「悪名高き匿名掲示板」と呼ばれ、「まっとうな人が見るサイトではない」などと酷評された。実際に殺人予告や個人情報晒しなど問題のある書き込みもあり、裏の側面も持っていた。
細分化した「お気に入り板」で楽しむ深〜い会話

高校1年の息子に「5ちゃんって、見る?」と聞くと「わけわからん言葉だらけで、煽りがダラダラ続くし、文章が長いから、偶然見てもダルくてすぐ閉じる」とつれない返事が返ってきた。
今の若者にとって「2ちゃんねる」は、オワコンなのだろう

ネットで必要な知恵は「2ちゃんねる」で学んだ!?
「2ちゃんねる」と聞くと「犯罪予告が行われるような危険な場所」「ひきこもりのオタクが口汚く喧嘩したり、ふざけた騒動を巻き起こす場所」などと、よくないイメージを持っていて嫌悪する人は少なくない。
実際、過去には他のサイトを荒らしたり、話題になった人物の個人情報を詳細に晒し上げるなど、数々の悪行もあり、こうした行為は決して正当化できるものではない。しかし昔、利用していた人たちの多くは「ちょうどインターネット黎明期に現れたこともあり、ネットコミュニケーションの基本を叩き込まれた場所だった」と懐かしげに語る。
「細分化された掲示板・スレッドごとに独特なローカルルールがあるから、最初は勝手がわからなくて書き込みするには慣れと勇気が必要(笑)。ルールを破ると『半年ロムれ(「半年は読むだけにしてルールを学び、書き込みするな」の意味)!』と叱られたなあ」(Aさん・50歳)