数年前のスキャンダルが事実ならば、帰化を阻むアキレス腱になるかも知れない。
カナダ人のミラは帰化申請を却下され、思い当たる理由をいくつか挙げていた。
その一つは日本人男性との早期の離婚の事情を法務省の担当官に納得させることが出来なかったことである。離婚理由を厳しく執拗にミラに問い詰めた担当官は様々な偽装結婚の事例を把握していた筈である。
ミラはその疑いを晴らすことが出来なかったのである。
アシヤが無事に帰化を認められる為には、担当官を納得させる狡知、巧妙な弁舌、臆しない胆力を必要とするだろう。