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【ニコ生】まがりまりかちゃんを応援するスレ♪★34【雑談配信者】
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1名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/23(火) 01:00:25.73前スレ
【ニコ生】アンチが少ない、まがりまりかちゃんを応援するスレ♪★2【雑談配信者】
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1636693850/
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:: EXT was configured
2021/11/24(水) 17:17:15.49
スレ分断されて自演キチガイ効いとるなww
2021/11/24(水) 17:17:21.44
今までQumaがストーカーとか言ってるやつを鼻で笑ってたけど
今日の配信見てさすがに背筋がゾワッとしたわw
今日の配信見てさすがに背筋がゾワッとしたわw
2021/11/24(水) 17:17:46.29
遠距離の彼女が誕生日だったんで、俺はとっておきのワイン飲みながら、
良い気分でお祝いメールの文面考えてた。
どうせなら、感激して泣いちゃう様な内容が良い。
声を聞くと会いたくなるから禁止の方向でって約束した電話、
思わずかけたくなっちゃう様な内容が良い。
文才ゼロの俺が、さてどうしようかと考えてた時、届いたメールは彼女からだった
『問題でーす。今私が友達と飲んでるお酒は何でしょうか?』
わざわざこの日に、それも敢えて俺に出す問題なんだから、ちょっと考えれば解る。
たぶん、彼女の二十歳の誕生日の夜、お祝いに初めて二人で乾杯したヤツだ。
俺はメールを打って、ついでに半分空になった目の前のボトルも撮って送った。
そう、お祝いのつもりでついさっきまで飲んでたそのボトルだ
『楽勝過ぎ!ディディエ・ダギュノー シレックスだろ?誕生日おめでとう』
でも、得意満面な良い気分でいつまで待っても、彼女からの返事が来ない。
外しちゃいないとは思うけど、実際のところどうなんだろって不安になった頃、
彼女のアドレスから届いたメールは、でも彼女からじゃなかった
『友人代表です。会いたいって泣いちゃってますよ、フォローしっかり頼みますね』
結局、電話禁止の約束破ったのは、俺の方だったよ
良い気分でお祝いメールの文面考えてた。
どうせなら、感激して泣いちゃう様な内容が良い。
声を聞くと会いたくなるから禁止の方向でって約束した電話、
思わずかけたくなっちゃう様な内容が良い。
文才ゼロの俺が、さてどうしようかと考えてた時、届いたメールは彼女からだった
『問題でーす。今私が友達と飲んでるお酒は何でしょうか?』
わざわざこの日に、それも敢えて俺に出す問題なんだから、ちょっと考えれば解る。
たぶん、彼女の二十歳の誕生日の夜、お祝いに初めて二人で乾杯したヤツだ。
俺はメールを打って、ついでに半分空になった目の前のボトルも撮って送った。
そう、お祝いのつもりでついさっきまで飲んでたそのボトルだ
『楽勝過ぎ!ディディエ・ダギュノー シレックスだろ?誕生日おめでとう』
でも、得意満面な良い気分でいつまで待っても、彼女からの返事が来ない。
外しちゃいないとは思うけど、実際のところどうなんだろって不安になった頃、
彼女のアドレスから届いたメールは、でも彼女からじゃなかった
『友人代表です。会いたいって泣いちゃってますよ、フォローしっかり頼みますね』
結局、電話禁止の約束破ったのは、俺の方だったよ
2021/11/24(水) 17:18:24.82
学生時代、貧乏旅行をした。帰途、寝台列車の切符を買ったら、残金が80円!
もう丸一日以上何も食べていない。家に着くのは約36時間後…。
空腹をどうやり過ごすか考えつつ、駅のホームでしょんぼりしていた。
すると、見知らぬお婆さんが心配そうな表情で声を掛けてくれた。わけを話すと、持っていた
茹で卵を2個分けてくれた。さらに、私のポケットに千円札をねじ込もうとする。
さすがにそれは遠慮しようと思ったが、お婆さん曰く、
「あなたが大人になって、同じ境遇の若者を見たら手を差し伸べてあげなさい。社会ってそういうものよ」
私は感極まって泣いてしまった。
お婆さんと別れて列車に乗り込むと、同じボックスにはお爺さんが。最近産まれた初孫のことを詠った
自作の和歌集を携えて遊びに行くという。ホチキスで留めただけの冊子だったので、あり合わせの
糸を撚って紐を作り、和綴じにしてあげた。ただそれだけなんだが、お爺さんは座席の上に正座して
ぴったりと手をつき、まだ21歳(当時)の私に深々と頭を下げた。
「あなたの心づくしは生涯忘れない。孫も果報者だ。物でお礼に代えられるとは思わないが、気は心だ。
せめて弁当くらいは出させて欲しい。どうか無礼と思わんで下さい」
恐縮したが、こちらの心まで温かくなった。
結局、車中で2度も最上級の弁当をご馳走になり、駅でお婆さんに貰ったお金は遣わずじまいだった。
何か有意義なことに遣おうと思いつつ、その千円札は14年後の今もまだ手元にある。
腹立たしい老人を見ることも少なくないけれど、こういう人たちと触れ合うことができた私は物凄く幸運だ。
もう丸一日以上何も食べていない。家に着くのは約36時間後…。
空腹をどうやり過ごすか考えつつ、駅のホームでしょんぼりしていた。
すると、見知らぬお婆さんが心配そうな表情で声を掛けてくれた。わけを話すと、持っていた
茹で卵を2個分けてくれた。さらに、私のポケットに千円札をねじ込もうとする。
さすがにそれは遠慮しようと思ったが、お婆さん曰く、
「あなたが大人になって、同じ境遇の若者を見たら手を差し伸べてあげなさい。社会ってそういうものよ」
私は感極まって泣いてしまった。
お婆さんと別れて列車に乗り込むと、同じボックスにはお爺さんが。最近産まれた初孫のことを詠った
自作の和歌集を携えて遊びに行くという。ホチキスで留めただけの冊子だったので、あり合わせの
糸を撚って紐を作り、和綴じにしてあげた。ただそれだけなんだが、お爺さんは座席の上に正座して
ぴったりと手をつき、まだ21歳(当時)の私に深々と頭を下げた。
「あなたの心づくしは生涯忘れない。孫も果報者だ。物でお礼に代えられるとは思わないが、気は心だ。
せめて弁当くらいは出させて欲しい。どうか無礼と思わんで下さい」
恐縮したが、こちらの心まで温かくなった。
結局、車中で2度も最上級の弁当をご馳走になり、駅でお婆さんに貰ったお金は遣わずじまいだった。
何か有意義なことに遣おうと思いつつ、その千円札は14年後の今もまだ手元にある。
腹立たしい老人を見ることも少なくないけれど、こういう人たちと触れ合うことができた私は物凄く幸運だ。
2021/11/24(水) 17:19:00.84
両親は、仲が悪いのだと思っていた。
冷たく見えるぐらい素っ気なかったから。
両親の兄弟姉妹などから、幼なじみで大恋愛だったとか、
周りの反対を押しきって結婚したんだとか聞かされても、到底信じられなかった。
母が子宮癌で手術を受けた。
手術の終わる時刻を見計らって病院へ行くと、父が母のベッドの傍に座り、好きな歴史小説を読んでいた。
麻酔から覚醒したのか、母が痛い痛いと呻きだした。
父は即座に小説を閉じ、母の右手を両手で包み込んだ。
『ユミ、大丈夫だよユミ…』
まだ意識が戻りきっていないながらも、父の声に母が反応して答えた。
「タカちゃん…痛いよ…タカちゃん…」
父と母が名前で呼び合うのを聞いたのは、それが初めてで、最後だった。
母の通夜の後、棺の中の母の頬を何度も何度も父は撫でていた。
黙って撫でていた。
ユミ、ユミ…って母に呼びかける父の声が聞こえてくるようで、切なかった。
冷たく見えるぐらい素っ気なかったから。
両親の兄弟姉妹などから、幼なじみで大恋愛だったとか、
周りの反対を押しきって結婚したんだとか聞かされても、到底信じられなかった。
母が子宮癌で手術を受けた。
手術の終わる時刻を見計らって病院へ行くと、父が母のベッドの傍に座り、好きな歴史小説を読んでいた。
麻酔から覚醒したのか、母が痛い痛いと呻きだした。
父は即座に小説を閉じ、母の右手を両手で包み込んだ。
『ユミ、大丈夫だよユミ…』
まだ意識が戻りきっていないながらも、父の声に母が反応して答えた。
「タカちゃん…痛いよ…タカちゃん…」
父と母が名前で呼び合うのを聞いたのは、それが初めてで、最後だった。
母の通夜の後、棺の中の母の頬を何度も何度も父は撫でていた。
黙って撫でていた。
ユミ、ユミ…って母に呼びかける父の声が聞こえてくるようで、切なかった。
2021/11/24(水) 17:19:11.78
2021/11/24(水) 17:19:39.57
「気温が・・・℃の時、フィンランド人はどんなふうにふるまうか、そのとき他国では何が起きているか」
15℃。スペイン人は毛糸の帽子をかぶり、手袋とコートを着用。フィンランド人は日光浴をする。
10℃。フランス人は集中暖房をつけようとむなしい努力をする。フィンランド人は花壇に花を植える。
+5℃。イタリアでは車のエンジンがかからなくなる。フィンランド人はオープンカーでドライブする。
0℃。蒸留水が凍る。フィンランドのヴァンターヨキ川の水は、ほんの少し凝固する。
−5℃。カリフォルニアでは住民が凍死寸前。フィンランド人は庭で、夏の最後のソーセージをグリルする。
−10℃。イギリスでは暖房を使い始める。フィンランド人はシャツを長袖にする。
−20℃。オーストラリア人はマヨルカ島から逃げ出す。フィンランド人は夏至祭りをおしまいにする。秋の到来である。
−30℃。ギリシャ人は寒さで死亡。フィンランド人は、洗濯物を屋内に干し始める。
−40℃。パリは凍えてガチガチ音を立てる。フィンランド人は屋台に行列する。
−50℃。シロクマが北極から退避しはじめる。フィンランド軍は、本格的な冬の到来までサバイバル技術の訓練を延期する。
−60℃。コルヴァトゥントゥリが凍結。フィンランド人はビデオを借りて家の中で過ごすことにする。
(コルヴァトゥントゥリはフィンランド北部・ラップランドにある山でサンタクロースが住むとされる)
−70℃。サンタクロースが南方へ引っ越す。フィンランド人は、
コスケンコルヴァを屋外に保管しておけなくなり、いらいらする。フィンランド軍がサバイバルの訓練を開始。
(コスケンコルヴァはフィンランドの蒸留酒でアルコール度数が非常に高い。通常、飲む前にビンごと冷凍庫に入れて冷やす)
−183℃。食品の微生物が死滅。フィンランドの牛は、乳しぼりに来る人間の手が冷たいと文句を言う。
−273℃。絶対零度。あらゆる原子の運動が停止。フィンランド人は「くそっ、今日はずいぶん寒いじゃないか」と言い始める。
−300℃。地獄が凍結。フィンランドがユーロヴィジョンで優勝する。
15℃。スペイン人は毛糸の帽子をかぶり、手袋とコートを着用。フィンランド人は日光浴をする。
10℃。フランス人は集中暖房をつけようとむなしい努力をする。フィンランド人は花壇に花を植える。
+5℃。イタリアでは車のエンジンがかからなくなる。フィンランド人はオープンカーでドライブする。
0℃。蒸留水が凍る。フィンランドのヴァンターヨキ川の水は、ほんの少し凝固する。
−5℃。カリフォルニアでは住民が凍死寸前。フィンランド人は庭で、夏の最後のソーセージをグリルする。
−10℃。イギリスでは暖房を使い始める。フィンランド人はシャツを長袖にする。
−20℃。オーストラリア人はマヨルカ島から逃げ出す。フィンランド人は夏至祭りをおしまいにする。秋の到来である。
−30℃。ギリシャ人は寒さで死亡。フィンランド人は、洗濯物を屋内に干し始める。
−40℃。パリは凍えてガチガチ音を立てる。フィンランド人は屋台に行列する。
−50℃。シロクマが北極から退避しはじめる。フィンランド軍は、本格的な冬の到来までサバイバル技術の訓練を延期する。
−60℃。コルヴァトゥントゥリが凍結。フィンランド人はビデオを借りて家の中で過ごすことにする。
(コルヴァトゥントゥリはフィンランド北部・ラップランドにある山でサンタクロースが住むとされる)
−70℃。サンタクロースが南方へ引っ越す。フィンランド人は、
コスケンコルヴァを屋外に保管しておけなくなり、いらいらする。フィンランド軍がサバイバルの訓練を開始。
(コスケンコルヴァはフィンランドの蒸留酒でアルコール度数が非常に高い。通常、飲む前にビンごと冷凍庫に入れて冷やす)
−183℃。食品の微生物が死滅。フィンランドの牛は、乳しぼりに来る人間の手が冷たいと文句を言う。
−273℃。絶対零度。あらゆる原子の運動が停止。フィンランド人は「くそっ、今日はずいぶん寒いじゃないか」と言い始める。
−300℃。地獄が凍結。フィンランドがユーロヴィジョンで優勝する。
2021/11/24(水) 17:20:06.19
オプチャから来たけど面白い事なってるやんw
囲い発狂しすぎw
囲い発狂しすぎw
2021/11/24(水) 17:20:28.82
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
2021/11/24(水) 17:21:19.70
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
2021/11/24(水) 17:21:47.01
前から思ってたんだけど、まりかのツイート写真
いつも白い余白が有るの何で??
いつも白い余白が有るの何で??
288名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:21:47.49 QUMAがストーカーなら外配信の場所を絶対に探し当てるんだから凄いことだよ
ストーカーじゃないなら裏方だろうね
ストーカーじゃないなら裏方だろうね
2021/11/24(水) 17:22:26.49
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
2021/11/24(水) 17:22:43.27
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
2021/11/24(水) 17:22:53.00
2021/11/24(水) 17:22:57.93
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
293名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:23:10.89 応援スレに名称変更してからは完全にアンチスレと化した。
それまではさまざまな意見があって5ちゃんの割にはまともだった。
それまではさまざまな意見があって5ちゃんの割にはまともだった。
294名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:24:22.98295名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:24:35.762021/11/24(水) 17:25:09.74
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
2021/11/24(水) 17:25:24.75
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
2021/11/24(水) 17:25:43.28
>>294
荒々しい男ってやつ当ててたね
荒々しい男ってやつ当ててたね
2021/11/24(水) 17:25:46.73
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
300名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:26:48.94 オプチャは1ヶ月以上誰も発言してないんだよなぁ
そもそも成立してから会話らしい会話が一度も成立してない
そもそも成立してから会話らしい会話が一度も成立してない
2021/11/24(水) 17:26:54.79
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
302名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:26:59.50 QUMA以外にも外配信の場所を特定してる輩がいるのか
まがりまりかのリスナーってすごいヤバい奴らが多いんだな
まがりまりかのリスナーってすごいヤバい奴らが多いんだな
2021/11/24(水) 17:27:18.73
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
304名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:27:53.25 潰していいよ支持します
2021/11/24(水) 17:28:33.38
2021/11/24(水) 17:28:34.03
自演してるアスペのコメントどこにあるん埋もれて見えんけどwww
2021/11/24(水) 17:28:52.12
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
2021/11/24(水) 17:29:12.68
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた
2021/11/24(水) 17:30:40.04
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えて
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えて
2021/11/24(水) 17:31:01.49
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
2021/11/24(水) 17:31:28.77
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
312名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:32:33.33 >>291
むらまこだったら警察呼んじゃうね
むらまこだったら警察呼んじゃうね
313名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:34:37.90 だいぶ前にしょーけんのオプチャに忍び込んで、QUMAに5chの存在認知してるか聞いたけど、知ってるけど怖くてみてないとか言ってたから、このスレ住民の事考えてすらいなんだよな
314名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:36:20.12 流石に5ちゃん見てると言う人は普通いないだろ
2021/11/24(水) 17:38:35.86
家の鍵、紛失届出したってよw
2021/11/24(水) 17:39:02.66
>>291
その狂気にいち早く気づいてた人すげえわ
その狂気にいち早く気づいてた人すげえわ
317名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:40:12.05 俺も他人に聞かれたら5ちゃんなんて見てないって言うけどなw
2021/11/24(水) 17:41:27.32
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー
2021/11/24(水) 17:41:42.07
俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。
いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。
それをおばあちゃんに見せては
「ここでモンスターが出るんだよ」
「ここに止まったら三回休み〜」
おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。
それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。
やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃
家の事情も解消され、自分の家に戻った。
おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて
「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」
と喜んでくれた。
先日そのおばあちゃんが死んだ。
89歳の大往生だった。
遺品を整理していた母から「あんたに」と一冊のノートをもらった。
開いてみみるとそこにはおばあちゃんの作ったスゴロクが書かれてあった。
モンスターの絵らしきものが書かれてあったり、なぜかぬらりひょんとか
妖怪も混じっていた。
「おばあちゃんよく作ったな」とちょっと苦笑していた。
最後のあがりのページを見た。
「あがり」と達筆な字で書かれていた、その下に
「義弘(俺)くんに友達がいっぱいできますように」
人前で、親の前で号泣したのはあれが初めてでした。
おばあちゃん、死に目にあえなくてごめんよ。
285名無しさん@実況は禁止ですよ2021/11/24(水) 17:20:50.10
熱が40度あった朝、上司は風邪ひとつひいたことなくて、「会社で倒れろ」という人だった。
片道1時間で二回乗り換えの通勤は、とてもじゃないけど無理だった。
ものすごく贅沢というか、薄給にはとんでもない無駄遣いなんだけど、駅に向かう途中でタクシー停めた。
行き先指定するも、既に意識朦朧。
「すみません、実は今日、とても体調が悪くて、会社に着くまでシートに横になってもいいでしょうか」
って聞いたんだ。
無口で眉毛の濃い、白髪混じりのスポーツ刈りの運転手さんは、バックミラー越しにこちらを見て、
「着いたら起こしますから、どうぞ」とだけ云った。
そうはいってもさ、眠れるわけもないんだけどさ。
でも気分的に少しはラクだったな。こうしてるだけで会社に着けるんだな、って。
で、気づいたんだ。
運転手さんは、もの凄く気をつけて、アクセルとブレーキを踏んで、シフト換えるにも、
できるだけショックのないように、そーっとそーっと操作してくれていた。
バックミラー越しに様子を確認してくれているのも、感じ取れた。(吐かれたら困るとかそういう感じじゃなくて)
頭は朦朧としてたけど、なんか、そこだけはすごくよく分かったんだ。
そろそろ着きますよ、と声を掛けられて、そっと運転してくださってありがとうございました、って云ったら、
いいえ、なんにもしてませんよ、って、やっぱり笑わないで云う。
自分、その時はホテルのレストラン勤務業だったんだけど、
そういう、なんでもかんでも儀礼的に用意された言葉やマニュアルで片づけられるもんじゃない、
なんていうかな、その時24才くらいだったけど、とても大事で渋いことを教わった気がした。
それから半年くらいたって、別の場所でまた同じ運転手さんのタクシーに乗れたとき、びっくりしたよ。
あのときは、って御礼云ったら「そんなこと、ありましたかねぇ」って、やっぱり笑わないで、
バックミラー越しに答えてた。
2021/11/24(水) 17:42:30.01
>>314
このスレも5人も見てないよ
このスレも5人も見てないよ
2021/11/24(水) 17:44:22.47
自民党もテレビ局も2ちゃんで自演してた
ま、そういう事だわな
ま、そういう事だわな
322名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:44:32.59 またお前かよ
2021/11/24(水) 17:44:59.14
>>320
だったら荒らすなよ…
だったら荒らすなよ…
324名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:46:54.92 QUMAがカキコしてるか不明だけど、5chをみてない訳がない。まりかを抱くため、常にライバル行動を監視するために注視してると思うぞ。なぁQUMA?
325名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:48:32.17 QUMA、まりかじゃないとダメか?
326名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:50:40.67 真実に気づいてしまった囲いが発狂してるやん
327名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:50:48.10 仕事休んでまで、まりかに会いたい何かをもってるのかもね
328名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:52:59.82 閲覧も書き込み人数も以前はそれなり多かったと思うが(スレの勢い、画像の閲覧数、ID有り時の書き込み、書き込みの時間帯、などを総合的に考慮して)現時点ではアンチの自演が横行してると判断せざるを得ない
329名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:53:11.14 たまにみる「まりか愛してるよ」カキコこれQUMAだろ。好きになるのはいいけど一線は越えるなよ
330名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:54:19.48 つぶせつぶせさっさとつぶせ
2021/11/24(水) 17:54:29.97
それここで書く必要ないだろw
もし2人で示し合わせてここを見てるなんてなったら妄想だし
もし2人で示し合わせてここを見てるなんてなったら妄想だし
332名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:56:09.25 今日の収穫はQumaがヤベー奴だと周知されたこと
333名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:57:00.47 「君たちは向日葵に彼氏がいてなんでゆのんや十六夜に彼氏がいないと思うんだ?みんな彼氏がいてセックスしてるんです
セックスなんて日常的にみんなしてるんですよ、女生主もみんなしてる
なのにしてないと考えるのは何故か、あなただけがしてないからです
月一回やるような特別な儀式かなにかだと思い込んでいる
あなたがしてないから●●もしてないと思うんですよ
ネットでDT話書いてるやつは実は娘を抱きながらネタで書いてる
こんな時代でも7割以上が結婚してる
あなただけですよ、セックスしてないのは
そういうやつが女生主に貢いでる
十六夜は騙してないですよ、あなたが勝手に信じただけです」
セックスなんて日常的にみんなしてるんですよ、女生主もみんなしてる
なのにしてないと考えるのは何故か、あなただけがしてないからです
月一回やるような特別な儀式かなにかだと思い込んでいる
あなたがしてないから●●もしてないと思うんですよ
ネットでDT話書いてるやつは実は娘を抱きながらネタで書いてる
こんな時代でも7割以上が結婚してる
あなただけですよ、セックスしてないのは
そういうやつが女生主に貢いでる
十六夜は騙してないですよ、あなたが勝手に信じただけです」
2021/11/24(水) 17:57:05.50
自演も多いだろうけどIDありの時からあんまりスタンスは変わってないよ
ためしにパート1見てみ
今よりしっかりと疑われてるで
ためしにパート1見てみ
今よりしっかりと疑われてるで
335名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:58:02.04 俺はパート1から見てるよ
2021/11/24(水) 17:58:58.67
クマちゃんフリーターかな?
337名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 17:59:58.25 むしろIDあり時代は疑うやつの方が多かった
胡散臭い匂いを感じたやつが集まったスレで囲いスレではなかった
胡散臭い匂いを感じたやつが集まったスレで囲いスレではなかった
338名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:00:34.50 脅威の特定能力。花火も渋谷も立川も必ず現れる、土地感とか云々の話じゃないと思うが気のせいか?
339名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:01:01.79 結局まりかのコミュニティはここしかないからみんな集まるんだよ
340名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:02:34.08 クマちゃんの年収聞きたい
2021/11/24(水) 18:03:39.49
都内でも熊の目撃情報が多発しています、ご注意ください。
342名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:03:57.68 まりかスレは長い間平和スレだったから荒れると余計に目立つ
2021/11/24(水) 18:05:02.81
>>338
全部Qumaが「この場所いいんじゃない?」って送ったのを採用したんじゃない?
何なら許可申請とか下見とか送迎もやってそうな感じ。
QumaはスタッフというかPもどきぐらいの関係?じゃなきゃ皆さんご推察の関係?
全部Qumaが「この場所いいんじゃない?」って送ったのを採用したんじゃない?
何なら許可申請とか下見とか送迎もやってそうな感じ。
QumaはスタッフというかPもどきぐらいの関係?じゃなきゃ皆さんご推察の関係?
344名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:05:51.69 QUMAが噂され続けて4ヶ月
2021/11/24(水) 18:07:00.53
妄想に妄想を重ねてる感じがある
2021/11/24(水) 18:07:21.45
>>338
他にも特定してるやついるし脅威ではない
他にも特定してるやついるし脅威ではない
347名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:07:23.49 しょーけんオプチャに上がってた消えたQUMA写真もってるんだけどimagrに上げようかな?マズいかな?
2021/11/24(水) 18:07:48.92
2021/11/24(水) 18:08:18.06
妄想の連鎖
2021/11/24(水) 18:08:53.59
>>347
大丈夫やろ
大丈夫やろ
2021/11/24(水) 18:09:01.72
誰も騒いでない
騒いでるのはこのスレの糖質だけ
騒いでるのはこのスレの糖質だけ
2021/11/24(水) 18:13:38.42
353名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:17:14.75 >>347
みたい!
みたい!
2021/11/24(水) 18:19:20.24
花火で出会って飲み行くようになって9月位に付き合ったんじゃねーの?まぁガチ恋さん達お疲れさんやな
355名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:19:22.42 無秩序に荒れるようになったのは応援スレぐらいからだと思ってる
なぜなら今、常駐してる1人のアンチはライスのことを知らないから古参アンチではない
こいつが際限なくスレを自演で荒らしてる
なぜなら今、常駐してる1人のアンチはライスのことを知らないから古参アンチではない
こいつが際限なくスレを自演で荒らしてる
356名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:23:15.07 twitterでやり取りしただけで彼氏認定されてたのは呆れたわw
でも今回は致し方なし
リア凸禁止の中、場所も非公開なのに何度も凸されて笑顔で対応してんだもの
でも今回は致し方なし
リア凸禁止の中、場所も非公開なのに何度も凸されて笑顔で対応してんだもの
2021/11/24(水) 18:26:34.86
前日の匂わせ
ギフトで接近中
リア凸の反応
完全にカップルだろ最近付き合ったな
ギフトで接近中
リア凸の反応
完全にカップルだろ最近付き合ったな
358名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:29:37.53 あいがみと同じパターンか
通報すべきストーカーに恋しちゃったか
通報すべきストーカーに恋しちゃったか
2021/11/24(水) 18:31:29.07
2021/11/24(水) 18:33:35.10
台本説
業者説
Qumaストーカー説
Quma彼氏説
Qumaスタッフ説
いろんな主張があって訳わかめ
業者説
Qumaストーカー説
Quma彼氏説
Qumaスタッフ説
いろんな主張があって訳わかめ
361名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:34:30.16 アンチさんアンチさん。
あなたはいつからまりかリスナーになったんですか?
アンチになったきっかけも教えてほしいです。
あなたはいつからまりかリスナーになったんですか?
アンチになったきっかけも教えてほしいです。
2021/11/24(水) 18:36:05.62
>>360
ストーカーを除けばすべてつながる可能性もあるな
ストーカーを除けばすべてつながる可能性もあるな
2021/11/24(水) 18:38:45.82
Qumaちゃんが家の鍵持ってんじゃね?ww
2021/11/24(水) 18:43:45.96
>>361
君から見たらアンチみたいな書き込みしたかもしれないけどぼちぼちだけど合計約10万ptくらいは軽く投げてる囲いの部類の人間だよ
君ギフト手数料何%か言えるの?
ツイキャスとかウォッチパーティーとかいった?インスタにTikTok登録してる?
君から見たらアンチみたいな書き込みしたかもしれないけどぼちぼちだけど合計約10万ptくらいは軽く投げてる囲いの部類の人間だよ
君ギフト手数料何%か言えるの?
ツイキャスとかウォッチパーティーとかいった?インスタにTikTok登録してる?
2021/11/24(水) 18:44:10.79
Qumaちゃん恐ろしいわなんか
366名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:48:10.82367名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:49:34.45 質問に全く答えてなくて草
2021/11/24(水) 18:50:26.63
Qumaの車の中に(略
2021/11/24(水) 18:52:24.45
もう消してるけどクマがツイートした昭和記念公園の象のオブジェと同じオブジェ、まりかはインスタにあげてるな。匂わせはもうわかったから公表しろよw
2021/11/24(水) 18:52:44.19
タマライも色鉛筆もiPadニキも悔しがってそうだなw
色鉛筆とかiPadは軽い感覚かもしれないけどタマライはまだまだ未練ありそう
あの人が100万近く使ってしたかったけど出来なかった事だろw
色鉛筆とかiPadは軽い感覚かもしれないけどタマライはまだまだ未練ありそう
あの人が100万近く使ってしたかったけど出来なかった事だろw
371名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 18:55:27.602021/11/24(水) 18:58:17.81
>>177
どれだけ無敵の人を抱え込んでるんや・・・っ
どれだけ無敵の人を抱え込んでるんや・・・っ
2021/11/24(水) 18:59:18.08
最後の砦まりか陥落!
2021/11/24(水) 18:59:29.59
ツイッターでpovo勧めてる人いるけど
電波いいのかな?
電波いいのかな?
2021/11/24(水) 19:03:00.92
まりか感謝いつもありがとね!
376名無しさん@実況は禁止ですよ
2021/11/24(水) 19:06:43.29 誰かTSうpして
平日の昼間はさすがに見れないわw
平日の昼間はさすがに見れないわw
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