新型コロナワクチン 本当の「真実」 講談社現代新書

著者の宮坂昌之阪大名誉教授は「ワクチンを打たないというチョイスはない」の
妄言と長男(45歳)がワクチン接種後にクモ膜下出血で急逝したことで知られる
免疫学者です。

免疫学者の本ということで、期待して読みましたが、結論としてはなんの参考にもなりませんでした。
最初から最後まで製薬会社や政府公式発表などの論文をもとにワクチンは安全、効果ありと主張しています。
しかも、イスラエルなどで起こっている感染再拡大について、未接種者が大半などと書いていますが、逆に大半が2回目接種者だということはすでに政府自体が発表しています。
つまり著者は安全だという論文だけを参考に情報の後追いをしているだけです。
薬害や公害は、常に最初は安全だという論文を根拠に広がります。

また「医師が教える新型コロナワクチンの正体」という本を罵倒していますが、
こちらの著者の内海聡さんは薬害の専門家でした。この本も読みましたが、そもそも
製薬会社など利害関係者が作る論文のデータを鵜呑みにする危険性や、常に被害が
広がり、ごまかしようがなくなるまでごまかし続ける背景など書かれていました。
論文ではなく、常に現実を観察する重要性が書かれていて、非常に参考になりました。